お話伺うに、ネパール現地に暮らす者としてもかなり不条理に感じます。恋愛は世間の常識を越えることがある...とは云え、25歳のネパール人男性が「自分の母親」世代の外国人女性、しかも既婚者で子どももあるのに、夫と離婚させて結婚しようとするのは普通ではあり得ないです。しかも、日本とネパールの国境を越えた遠距離で、メール等でのやりとりだけのようですね。
もしかするとこの男性、以前日本で暮らしていて、日本で知り合った。その後ネパールに帰国した...と云うような状況はありませんか?それにしても、不思議ですけれど。ネパール側の家族・親族は反対していないのでしょうか?
普通に考えると、ネパール男性が「日本人の配偶者として来日、長期滞在、就労」するための偽装恋愛・結婚のアプローチと見えます。このような場合、数ヶ月~数年で関係が破綻することが多いと聞きます。今は恋愛に舞い上がっている状況でも、近い将来深く後悔する結果になる可能性が高いですね。ただ、恋愛中は、反対すればするほど聞く耳塞いでしまいますからね。
可能性のひとつとしては、このネパール男性の「ネパールでの現実」を目の当たりにすることで、恋愛熱が冷めるかもしれません。メイルやネットでは取り繕えますが、普通の日本人にとってネパール現実はかなりハードル高いですから。「彼に日本に来てもらって暮らす」と云っているにしても、その人がどんなものを背負っているか?これは無視出来ませんから。
一般論として、周りが激しく否定すると本人は「意固地」になってしまうことがあります。自分では「間違った、失敗した」と思っても、意地が原因で引き返せない。自分の間違いを認められない。親身になってくれた家族、友人に謝れない。というケースもあります。ご夫婦・家族としての情で受け入れるのであれば、否定し過ぎず、見守って上げること。間違いに気づいたら戻って来られることを感じさせること。が大切でしょう。
ただし、これは夫婦間の信頼を壊す不貞行為であるとも見えます。ご家族を傷つける、罪深い行為ですよね。言葉がありません...