Agile Japan 2019 サテライト<名古屋>
https://nagoyaagile.connpass.com/event/142603/を開催しました。簡単にご報告します。
参加者は7名でした。ご参加いただいたみなさまありがとうございました。
今回は基調講演のビデオ聴講とサテライト名古屋独自ワークショップを行いました。
GROOVE X株式会社の林要氏、SOMPOシステムズ株式会社の浦川伸一氏の基調講演では、
ITをアジャイルに活用してDXを推進されてるビジネス側から見える世界、
ITエンジニアへの要望を語っていただきました。ビジネス側からIT側への
熱いメッセージだったと思います。大変に刺激を受けました。
続くサテライト独自プログラムでは、「アジャイルの本質」と題して、
ウォーターフォールからアジャイルに至る開発プロセスの変化、
スクラムの公式ガイドブック再読、インクリメントとして小さく素早く
何度も成果を出していく方法の背景にあるアジャイルの本質的なねらいについて、
ディスカッションやワークを交えて学びました。
半日ほどのプログラムのなかで、多くの学びを得られたと思います。
参加していただいたみなさん、講演者のみなさん、
Agile Japan事務局はじめ関係者のみなさん、ありがとうございました。
名古屋アジャイル勉強会は、Agile Japan、アジャイルなITとビジネスの融合発展に
これからも参加協力してきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いします。
当日の資料、会場の様子へのリンクは、上述のconnpassページにあります。
以下、基調講演感想ふりかえりと、イベント全体のふりかえりまとめです。
# 基調講演感想ふりかえり
## Keep(よかったこと、続けたいこと)
人材育成、機会は与えられるが、変わらない人はあきらめる(合う仕事をしてもらう)●●●
何とかペイの社長と違って(講演者の社長さんたちは自社が)何を作っているか把握している●●●
出資者はフラット組織、アジャイル開発に不信感を持っている●●
相手によってはウォーターフォール的に説明する●●
メンバーの不安と戦うために「見える化」が重要●●
アジャイルについて充実した内容だった●●
サイロ化を感じることは多い●●
日本でも内製開発が進みつつある…?●
片足を落とした状態になれるのがスクラム●
「飽きること」をポジティブに捉える●
スペシャリストの制度●
仕事のタイプにより、ウォーターフォールとアジャイルを使い分ける●
服従の心理、なんとなくわかる
スクラムでやるとめちゃくちゃ疲れるらしい●
## Problem(問題点、課題)
ロボット開発では、メカやエレキを含めてアジャイルなのか?●●
スペシャリティ制度、管理職層は勉強してる時間あるのかな?
(宗教上の理由で)LINEはやってないない…
有無を言わさずアジャイルへシフトでうまくいくのか?
フラット型ではネガティブな二割が少ないのはなぜ?
ドライブ?スクワッド?機能軸と製品軸のマトリックス型と何が違うのか
事業の採算がとれるかいつ判断してGoするのか?いつ止めるのか?
大部屋に集める→サービス部門が海外にある。どうしよう
CREATIVE?どういう部門?企画とか営業?
自治体は超ウォーターフォール?
## Try(アイデア、試してみたいこと)
早く試して早く学ぶ●●●●●
360度フィードバック(有効そうだけどコワイな…)●●●
360度フィードバック広がって欲しい●●
出資者にはウォーターフォールっぽく説明する(バッファを入れて)●
浦川さんの話を当社の役員に訊かせたい●
プロセスのパターンがいくつか用意されているのがいい●
意見を出すことの練習●
飽きると向き合う
アジャイルで動くことへの不安を取り除くには?
# サテライトイベント全体ふりかえり
## Keep(よかったこと、続けたいこと)
スクラムガイドを読めてよかった●●
やってみて失敗しないと分からない●●
アジャイルへの理解が深まった●●
基調講演が聞けた●●
深い議論ができてよかった●
時間に余裕がある(とよい)
今回は台風の影響がなくてよかった
## Problem(問題点、課題)
ゴール、スコープ、プロダクトのドメイン 理解できずに作業していることがある●●
いつもの部屋の方がいいですね
長時間だと疲れますね
## Try(アイデア、試してみたいこと)
アジャイルでは兼務NG!●●
経験主義が大事だと伝えたい●●
スクラムガイドを読む●
よく話し合いプロセスについて理解する●
対話が大事●
書類より対話
# 名古屋アジャイル勉強会について
アジャイルとは俊敏でチーム中心のソフトウェア開発手法。
名古屋アジャイル勉強会は東海地方でのアジャイル開発についての
情報の共有、発信を目的とするどなたでも参加できるグループです。
名古屋アジャイル勉強会ポータルサイト :
https://sites.google.com/site/nagoyaagile/