なでしこ３：単項演算子「-」が正しく処理されない

[うぇいく]

なでしこ３：単項演算子「-」が正しく処理されない件です。
forkしたリポジトリでは対策してみたのですが、以下の３つのmethodの役割分担が良くわからないため、
実装箇所・実装方法がどうもあってない感じがしているため、Requestは出していません（新しいJSも初見で良くわからないという理由も）

yGetArg
yCalc
yValue

これらは、必要に応じてかなり相互に呼び出しているようなのですが、数式の演算がGetArgにあるのが良くわかりませんでした。

なお、当方で試した対策は、単純に、yGetArgの数式の処理を、単項演算子にも対応して逆ポーランド変換を経由してASTに変換する方法です。ASTのnodeとして新たに「op1」(右結合の単項演算子)という種類に割り当てました。
優先順位を正しく設定すれば、AND(&&)、OR(||)、NOT(!)も、この枠組み内で扱えるはずですが、「not」はどこかに処理があるっぽいのでAND/OR含めて設定していません。

[酒徳峰章]

うぇいくさん

クジラ飛行机です。いろいろ確認してくださりありがとうございます。

ご指摘の通り、現状では、「5 * -1を表示」などはうまくいくのですが、

「A=5。5 * -Aを表示」などがうまく通りませんね。

たぶん、-の後の処理で、数字だけを認めているのかもしれませんので、確認してみます。

あと、ご指摘の通り、三つの関数の呼び出しが複雑になっています。

yGetArg

yCalc
yValue

 これは、「(計算式)を表示」のように、関数の引数を取得する際に、計算を認めているため、yGetArgから、yCalcを呼びだすという感じになっており、yCalcの中でも、関数呼び出しに対応するために、yGetArgを呼ぶ・・・という複雑な感じになっています。なでしこの構文で、文脈の自由度を優先すると、複雑になりますね。

ちなみに、notは、"-"と同じくyValueの中で判定していますが、うぇいくさんの言うとおり、逆ポーランド変換の際に、-を考慮する方がスマートでしょうか。

ちょっと調べてみます。

ありがとうございます。

2017年8月28日月曜日 22時03分50秒 UTC+9 うぇいく:

[酒徳峰章]

うぇいくさん

クジラ飛行机です。追伸です。

なでしこ３：単項演算子「-」が正しく処理されない件ですが・・・

nako_parser3.js のメソッド yValue ()で、マイナスの処理をしていたのですが、

この中で、yCalc()を呼びだすようになっていたため、

「5 * -aを表示」が、「5*と(-aを表示)」となってしまい、*が計算できないというエラーが出ていました。

yValue()を再帰的に呼びだすように修正したら、問題なく動くようになりました。

- 修正内容

-- https://github.com/kujirahand/nadesiko3/commit/13823bf8ebeef5262ba67fc7b2716e41c777ff52

ありがとうございました。

2017年8月28日月曜日 22時03分50秒 UTC+9 うぇいく: