マンチェスター・ユナイテッドのMF右サイドのベッカムが一番のお目当てだった
ことは勿論ですが、いやはや、フォワード左サイドのギグスがすばらしかった。最
初の得点を演出したのも彼で、あっという速さでデフェンス3人を突破して左奥に
切り込んだかと思うと絵に描いたようなクロスのパスをゴールポスト逆サイドへ。
そこに中央ないし右側から走り込んでいたのがMFのキーンとベッカムで、キーパ
ーがジャンプして後方にはじいたボールに合わせたのはキーンでしたが、これはも
う、ディフェンスを置き去りにしたギグスが結果的に作ったスペースに二人のMF
が攻め上がってフリーでいられれたための結果という感じで、MVPにギグスが選
ばれたのは当然のような気がします。
ギグスって、イングランドじゃなくて確かウェールズの選手だったかな。だから、
ワールドカップというヒノキ舞台での活躍は見ようが無いわけですが、このゴール
のシーンだけじゃなくて、ボールを持ったときのスピードの緩急、ギアチェンジの
素早さというのがすごい。ギアがニュートラルからいきなりトップへ変わるという
イメージ。漫然と自分へのパスをぺナルティーエリアで待つというようなスタイル
ではない。前半はベッカムの動きに注目だったけれど、後半、サイドが変わってか
らはスタンドの近くで見られたこともあってギグスに目が釘付けでした。
全体的にパスが両軍とも強くて速く、パスが緩いために相手方にインターセプトさ
れるという場面が少ない。意図されたところにパスが出ていてそれを受ける選手が
またちゃんといるという感じ。中田が志向するサッカーはこのレベルのサッカーな
んだなと言うことをあらためて実感しました。
それにしてもみんなデカイし、とにかく速い。パスを受けてからのボールコントロ
ールや動きのテンポがいい。いつもの国立競技場での試合よりもピッチ(フィール
ド)が狭く感じられました。
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