BCC各位(拡散希望)
from 藤原節男(脱原発公益通報者原子力ドンキホーテ)
件名:【森友学園事件】「お付きの旅費は昭恵夫人の自腹」に疑惑。「アッキー財布」は官房機密費だ。
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【森友学園事件】【シェア拡散待望】
「アッキー財布」は官房機密費、“お付きの旅費は自腹”に疑惑
デイリー新潮 3/30(木)⇒
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170330-00519275-shincho-pol
昭恵夫人の“出張”には、政府職員が同行することが多い。だから「公人」ではないかと問えば「その旅費は夫人が私費で負担している」と、政府はそういう見解だ
が、年間数十回も、本当に私費で賄っているのか。そこで疑惑浮上。官房機密費ではないのか。
昭恵夫人について、政府はご丁寧にも「公人ではなく私人であると認識している」という答弁書を閣議決定したが、その「私人」のもとには政府職員のサポート役が経
産省と外務省から5人も配置されている。ちなみに、歴代の総理夫人で常勤職員が付くのも、2人以上が配置されたのも初めてなのである。
それを聞いて、歴代の総理夫人はともかく、昭恵夫人にかぎって「私人」だと思う人は、よほど偏屈だと言っても差支えあるまい。
しかも彼らは夫人の出張にも頻繁に連れ添っている。このところ国会で明らかになっただけでも、森友学園運営の塚本幼稚園での講演や山形でのスキーイベントに数
回ずつ。さらには「疑惑の本丸」とされる加計学園に絡むものも、神戸の保育園での講演や、岡山での弁論大会まで複数回にのぼる。
政府は職員の帯同を、当初は「私的活動」としながら一転、「公務」だったと認めたが、一方、菅官房長官は「職員の旅費は夫人が私費で支出した」と説明した。だ
が、昭恵夫人は頻繁な出張のたびに、職員の旅費にポケットマネーを投じるだろうか。職員はそれをよしとするだろうか。
■1人に290万円
本誌(「週刊新潮」)は昨(2016)年4月から1年間の昭恵夫人の足跡を追ってみた。すると講演、イベントへの参加、組織や施設の訪問や見学……と、実によ
く出かけている。その回数たるや、選挙応援や総理も参加した式典、総理の外遊同行を除いても、北海道2回、東北8回、東京を除く関東5回、中部9回、関
西10回、中国15回、四国1回、九州・沖縄2回、そして海外4回にもおよぶ。
ちなみに、それぞれに職員が1人同行したと仮定すると、新幹線は普通車、飛行機はエコノミークラスを利用し、ビジネスホテルに宿泊したとして見積もって
も、290万円ほどかかる計算になるのである。
「公務員は出張命令がないかぎり勝手に出かけられず、出張命令には予算措置がつきます。予算措置がついているなら、なぜ私人の活動に公金を拠出するのかという批
判は免れませんし、職員の旅費は昭恵夫人が出した、という説明との間にも齟齬が生じます」
霞が関のさる高級官僚は、そう言って、こう継いだ。
「官房機密費という語を用いると、すべてに説明がつくのです。これは総理とその周辺にいる人間に関わる事柄なら何にでも使える、使い勝手のいいお金で、その額はか
なり減ったと言われますが、それでも月に1億円以上あるとされます。職員の日当も予算をつけなくても金一封で済むし、切符などをいちいち精算する必要もありませ
ん」
疑惑の目を向けられたくなければ、きちんと説明するほかなかろう。
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以下は、2010年12月の古い記事です。
国民の税金「官房機密費」私の知るすべてを明かす。
[鈴木宗男の収監直前手記]
官房機密費の実態 新潮45(2010年12月号)⇒
http://new22nozawa.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/nozawa22-new--1.html
官房機密費の実態を語る人は少ない。収監前の鈴木宗男には、もう怖いものはなかったのだろう。かなり、自分も傷つくが相手も切る手法で書いていた。ただ、まとま
りは悪いが、個人名も出ているから、本物の事実だろう。
自民党が瓦解して民主党政権になったとき、麻生内閣の官房長官だった河村建夫は、最後に残った2億5000万円を持ち出し、すっかりカラッポにして民主党に渡し
た、と新聞テレビで報道され、一時は「真相を究明せよ」と民主党から出ていたが、それが民主党政権になると、この官房機密費が領収書なしに使えるから、すっか
り静かになってしまった。ゼニの威力はすごい。
官房機密費は、年間14億6000万円で、一月に1億4000万円が金庫に運びこまれる。月ハジメに7000万円、月なかばに7000万円が入ってくるとい
う。これだけでなく、上納金というのが、外務省から年間20億円が納められる。コレをあわせると、34億円以上が官房機密費として、自由に使えるということだ。収
入に決まっているが、これをどう配るか、真相を誰も言わない理由は、この資金に群がって恩恵をこうむっているから、言えばその火の粉をかぶる。
収監前の鈴木宗男のような立場に立たないと、普通の議員関係者は言えるものではない。カレは、野中広務官房長官で、その下で副官房長官であった。野中さん
の下で実務にタッチ・・・。金庫番は(江利川)内閣参事が現金を封筒に入れて、一袋100万円で二袋を鈴木宗男が事務所に一人でいる時を見はからって持ってきて、
「領収書はいりませんから、自由にお使いください」と置いていく、のだそうだ。
官房機密費の出費先は、内閣が交代すると、前任者のメモは見せてもらえるが、ソレをコピーすることは禁じられており、書き写して配布先を押さえておく。
前例踏襲で支払われていたのは、たとえば、中曽根康弘、竹下登、橋本龍太郎、宮沢喜一など総理大臣経験者には、盆暮れには1000万円を官房長官が持っていく。
また、各党の国会対策委員長には、年ではなく月に、100万円ではなく1000万円が渡されていた、という。もう、これでは、もうカネは、印刷された「おもちゃ
の札」としか思っていないのではないか。
総理大臣の外遊には、一回につき、自由に使えるカネを1000万円が渡されていた。随行する事務官にも、こういう(宿舎管理、資材調達、経費管理)人をロジス
ティックと呼ぶらしいが、一人2万円が配られる。
内閣官房報償費は、国政の運営上必要な場合、内閣官房長官の判断で支出され、官房機密費と呼ばれる。会計処理は内閣総務官が管理する。1947年度から予算計
上され、支出には領収書が不要、会計検査院による監査も免除される。原則、使途が公開されることはない。
2002年度予算以来、14億6165万円になって、2009年現在まで同額が毎年計上される。そのうち12億3021万円が内閣官房長官に一任され、残りは内
閣情報調査室の費用にあてられている。
この官房機密費は、野党や批判勢力にも配られ、言論の自由を束縛する力を持つ。多くの政治評論家がもらっていると騒然とした時期もあった。故三宅久之(みやけひ
さゆき)さんが受け取った、受け取らないといろいろ言われた。もらっていないのは、三宅だけ・・・といわれるほど、官房機密費の浸透力がある。
革新系の大田昌秀モト琉球大学教授が沖縄県知事が三期続いた。平成10年知事選二ヶ月前、稲峰恵一を自民党が支持して、小渕総理、野中官房長官、鈴木宗男が官邸
地下の食堂で食事しながら、小渕総理、野中官房長官に「おいおい、沖縄はずいぶんカネがかかるのだな。三億円いるのだからな」といい、「官邸の機密費だけでたりな
いなら、外務省の分(上納金)もあるから、ソレも使っていいんだぞ」と話していた。
当時、どんな激戦区でも、5000万円が上限であった。平成10年、毎月1000万円の資金が自民党から沖縄県連に送られていた。それでも足りないから、さら
に3億円が官房機密費から捻出されたのだった。
新潮45の編集部では、この事実の裏をとるために、野中さんに聞きに行っている。「鈴木氏の発言の意図が何であるか私にはわかりませんが、小渕内閣の官房長
官が私、野中であり、鈴木氏の発言はすべて事実ではありません」と内容を否定している。
鈴木氏は、内閣官房の当事者の一員として、小食堂でのやりとりは、体験にもとづく、まぎれもない事実であり、3億円の実際の支出は関係者に確認していると断言し
ている。
国内での使用だけではなく、平成11(1999)年、キルギスの人質事件で、身代金を犯人側が要求に応えるために、300万ドル(当時の3億円)を外交行李に
か隠して現地に運び、・・・、キルギス大統領に仲介を頼み、カネを預けて交渉を頼んだが、犯人側にわたることなく終わって、結局、大統領の懐に入ってしまった。秘
密裏に行った行動で、結局、取られ損になったようだ。闇から闇に流れたカネは、他にもある。
それを公に書いたり、発言する人がいないので、国民にはほとんどわからないのが事実である。獄中に入ることが決まった人でないと、言えない。
https://blogs.yahoo.co.jp/abc5def6/62283945.html
鈴木宗男元議員が次のように語っている。
1.1998年(平成10年)小渕内閣の時(官房長官は野中広務)の時に官房副長官に就任。当時に内閣参事官から毎月200万円のカネを『領収書も何もいらないカ
ネです。ご自由にお使い下さい』と言って受け取った。このカネを政治活動に使うのであれば、収支報告書に届ける必要があり、個人として使うのなら、個人の所得とし
て確定申告をしなくてはならないという。
2.当時は前例踏襲として、歴代の内閣総理大臣(中曽根、竹下、橋本、宮沢)に盆暮れに1000万円。国対委員長に月1000万円が支払われた。
3.年4回の自民党の役員会、年2回の閣僚懇談会に額面50万円の背広の仕立券を配布。1回の会合で約1000万円、年間で合計6000万円を使った。
4.1998年(平成10年)11月の沖縄県の知事選に3億円を官房報償費から捻出して選挙に投入。
5.1999年(平成11年)キルギスで日本人技師が4名武装勢力に拉致された。現地から300万ドル(約3億円)が要求され『外交機密費』から支出した。しか
し、このカネは当時の大統領のフトコロに入り、ゲリラには入っていないと言う。同時に、現地でこの交渉に当たったキャリヤ外交官は、連日宴会を行い、この20日
間で80万円の「小遣い」を貯めた外交官もいたという。
6.中東の某国高官からイランが保有していた北朝鮮のノドン弾道ミサイルの詳細な構造図が入った。鈴木氏はこの入取に官房報償費を支払ったと書いてあるがいく
ら払ったかは書いていない。官房報償費が国益になる場合として例示している。
7.官僚達が「機密」の名のもとに、食い散らかした宴会費もあると指摘している。
鈴木氏の手記で、当時の自民党時代の、官房機密費の実態の一部が明らかになった。しかしこの手記ではおよそ、月1億4千万円にはならない。未だ隠された実態はあ
ると思われる。
安倍官房長官時代の大阪地裁の官房報償費の裁判で、国会議員、元内閣総理大臣への支出はあるのかとシツコク尋問したが、千代総務官は全て証言拒絶した。このよう
な実態では総務官レベルの官僚では正直に証言できない理由がやっと判った。
≪このカネを政治活動に使うのであれば、収支報告書に届ける必要があり、個人として使うのなら、個人の所得として確定申告をしなくてはならないという≫
当然、そうなると思い、大阪地裁での、千代証人に尋問したがこれも証言拒絶であった。自民党河村長官の2.5億円食い逃げ事件を大阪の市民団体が背任、横
領で告発しているが、このカネを貰った国会議員を政治資金規正法違反か、脱税で告発する道もありそうだ。時効は未だ完成していない。
仙谷官房長官は「機密費の話題を意図的に避けている」と鈴木氏が批判している。仙谷長官は、今でも月1億円の官房報償費を使っている。就任してから約5億
円も使った計算になるが、ダンマリを決め込んでいる。近いうちに仙谷官房長官の官房報償費の情報公開裁判を提訴予定。
マスコミも仙谷長官の≪暴力装置≫発言を鬼の首を取ったかの如く報道しているが、ダンマリを決め込んでいる仙谷長官に官房報償費の支出について、シツコク報道す
る方が重要であろう。
自分達の先輩記者が自民党時代に官房報償費を貰っているので、追及が鈍る気持ちが判らないでもないが、それでは、記者魂が泣くというものだ。
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藤原 節男(Fujiwara Setsuo、脱原発公益通報者原子力ドンキホーテ)
元原子力安全基盤機構検査員
元三菱重工業(株)原発設計技術者
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