BCC各位(拡散希望)
from 藤原節男(脱原発公益通報者原子力ドンキホーテ)
件名:【緊急事態】福島原発事故刑事裁判冒頭陳述で「東電のウソ:福島3号水素爆発」を、そのまま採用
お世話になっています。頭書の件、E-mail(1)~(6)を受発信しました。連絡申し上げます。
追伸)
室田武さんE-mail(6)にて「この米澤(仲四郎)という人、どんな人かご存知でしたら教えてください」とのこと、室田武さんからご紹介あった以下の論文URL(pdf)末尾に、著者紹介、E-mailアドレスが記載ありました。連絡申し上げます。
米沢仲四郎:
(財)日本国際問題研究所軍縮・不拡散促進センター(〒100-6011 東京都千代田区霞が関 3-8-1 虎ノ門三井ビル 3 階)。茨城大学工業短期大学部卒。理学博士。≪現在の研究テーマ≫放射能分析による核爆発の検知。≪主な著書≫“実用ガンマ線測定ハンドブック”(共訳)(日刊工業新聞社)。≪趣味≫テニスの練習,歩くこと,ピアノの練習。
E-mail :
Chushiro...@cpdnp.jp
山本洋一:
(独) 日本原子力研究開発機構(〒319-1195茨城県那珂郡東海村白方白根 2-4)。東北大学大学院電気及び通信工学系修士課程修了。≪現在の研究テーマ≫包括的核実験禁止条約(CTBT)検証技術の開発。≪趣味≫読書,プログラミング。
E-mail :
yamamot...@jaea.go.jp
論文URL⇒
http://www.cpdnp.jp/pdf/002-07-yone002.pdf
「核実験監視用放射性核種観測網による大気中の人工放射性核種の測定」ぶんせき2011年8月号451~458ページ、著者:米沢仲四郎、山本洋一
参考1)
http://www.cpdnp.jp/pdf/120521Takasaki_report_May11.pdf
「CTBT 高崎放射性核種観測所の粒子状放射性核種の観測結果」2012 年 5 月 21 日
参考2)
file:///C:/Users/setsuo/Downloads/480313a-15+december+2011.pdf
https://www.nature.com/nature/journal/v480/n7377/full/480313a.html
英国科学雑誌「Nature」での平智行、鳩山由紀夫の記事
「Nationalize the Fukushima Daiichi atomic plant」
Tomoyuki Taira& Yukio Hatoyama
Nature 480, 313–314 (15 December 2011) doi:10.1038/480313a
Published online 14 December 2011
------E-mail(6)-------
From: Murota [mailto:
tmu...@kcn.jp]
Sent: Monday, July 17, 2017 9:06 AM
To: fujiwara_setsuo
Subject: 追記
米澤論文、以下で読めます。
http://www.cpdnp.jp/pdf/002-07-002.pdf
この米澤という人、どんな人かご存知でしたら教えてください。
------E-mail(5)-------
From: Murota [mailto:
tmu...@kcn.jp]
Sent: Monday, July 17, 2017 8:57 AM
To: fujiwara_setsuo
Subject: 米澤仲四郎論文
藤原さん
数日前、インターネット情報を見ていて、日本国際問題研究所軍縮・不拡散促進センターの主任研究員・米澤仲四郎という人が、福島原発事故発生に2年先行する2009年、「CTBT 検証制度における放射性希ガスの探知と意義」という論文を著していることに気づきました。その冒頭で彼は、
「核爆発によって作られるキセノン(Xe)及びアルゴン(Ar)等の放射性希ガスは、核実験と疑われる爆発事象を核爆発と断定するための最終手段である」(米澤2009、1頁)
と述べています。
2011年3月、米リッチランドでは、7,000km離れた福島からの数種類のキセノン同位体が検知されました。日本の原発推進諸当局が、福島での爆発事象のすべてが水素爆発だった、といって真相を永久に闇に葬ろうとしているのは、ある意味で理解できます。しかし、反原発・脱原発の人たちまで同じことを言っていて大丈夫なのでしょうか。自分の頭で考えず、東電首脳部の主張を鵜呑みにする、、、、、。こんなことでは、まともに裁判など戦えないでしょうね。
室田
------E-mail(4)-------
From: Murota [mailto:
tmu...@kcn.jp]
Sent: Saturday, July 15, 2017 6:57 PM
To: fujiwara_setsuo
Subject: 平・鳩山コメント
藤原さん
2011年12月15日のNatureに載った平智之・鳩山由紀夫共著のComment、コピーを先日郵送しましたが、受け取っていただけましたか?
刊行の数か月後、平さんと面識を得て、以後何度もお会いして話を聞きましたが、このコメントについては、Nature編集長自身がイギリスから来日し、共著者と議論を重ねた結果の掲載だったとのことでした。言い換えれば、編集長を含む人々の慎重な検討を経てのコメントとしての掲載だったようです。編集長が読んで、よしこれで行こう、となったわけでしょうから、3号機プール核爆発説には説得力があるのです。
しかしながら、ご承知の通り、これは日本ではほとんど話題になりませんでした。日本の科学界、政界の鈍感さは恐るべきものです。Articleとしてではなく、Commentとして載っただけで、科学的なものではない、などと論評した人もいたようです。鳩山・元首相の夫人はぶっ飛んでいる人だから、その旦那のいうことなど信用するに足らない、というような感想もあったようです。
まあこんなわけで、藤原さんの論考を傾聴しようという人は数少ないと思いますが、めげずに行きましょう。
明日7月16日は、人類初の原爆が、米ニューメキシコ州ロスアラモス近郊の砂漠で炸裂してから72周年ですね。
室田
------E-mail(3)-------
From: fujiwara_setsuo [mailto:
fujiwara_...@yahoo.co.jp]
Sent: Saturday, July 15, 2017 9:48 PM
To:
m...@ccnejapan.sakura.ne.jp;
gkk...@freeml.com
Subject: [ccne:05218] Re: [ccne:05210] 【緊急事態】福島原発事故刑事裁判冒頭陳述で「東電のウソ:福島3号水素爆発」を、そのまま採用
原子力市民委員会各位 (CC:GKK MLメンバー各位)
from 規制部会員藤原節男(脱原発公益通報者原子力ドンキホーテ)
件名:【緊急事態】福島原発事故刑事裁判冒頭陳述で「東電のウソ:福島3号水素爆発」を、そのまま採用
お世話になっています。頭書の件、菅波完さんから「原子力市民委員会の規制部会としての立場を説明する」とのことでE-mail(2)を受信しました。
本件につきましては、反論済事項がありますが、改めて「規制部会員藤原節男説明」を連絡申し上げます。
規制部会説明1.
藤原さんがメールで書かれた内容は、藤原さん個人の独自の見解であり、東京電力経営陣に対する刑事裁判の指定代理人、福島原発告訴団の弁護団と原子力市民委員会は、言うまでもなく、それぞれ独立した存在で、それぞれが得た情報の分析にもとづいて、独自に判断をしつつ問題の究明等に取り組んでいるものです。原子力市民委員会が、福島原発告訴団の弁護団の「実質的なブレーンである」といった事実はなく、そのことは、すでに藤原さんにも具体的に指摘してあります。
藤原節男説明1.
当然、原子力市民委員会が、組織として、弁護団のブレーンであるという書面とか、契約書とかは、ありません。私(藤原節男)の言っているのは、実質的に、事実上、弁護団(海渡雄一弁護士、河合弘之弁護士など)のブレーンになっているということです。特に、特に、工学的なことがら、原子力規制部会の第一活動内容「事故の実態把握、原因分析」については、弁護団には、技術的専門知識が少ないため、技術的専門知識が豊富な原子力規制部会に頼る他ないのです。原子力規制部会をそのまま信じています。原子力市民委員会のみなさんも、その自覚が必要です。脱原子力政策大綱2017 報告書は、その意味で非常に重要です。
(注) 本件、【添付資料2】のE-mail(13)にて連絡済のことです。
規制部会説明2.
補足するならば、藤原さんは、7月7日. 21:41に発信されたメールで、「私(藤原節男)の言っているのは、実質的に、事実上、弁護団のブレーンになっているということです。」「特に、工学的なことがら、原子力規制部会の第一活動内容「事故の実態把握、原因分析」については、弁護団は、原子力規制部会をそのまま信じています」と書かれていましたが、なぜ、そのような断定ができるのでしょうか。藤原さんは、いくつかの脱原発裁判において、原子力市民委員会の規制部会が果たしている役割について、短絡的なとらえ方をしています。原子力市民委員会の規制部会は、原子力規制のあり方や福島原発事故の原因・後始末などについて技術的検討を行い、いくつかの原発差止訴訟などに協力していますが、それは「(弁護団が)そのまま信じている」というような関係ではありません。まして、規制部会から福島原告訴団に対して、具体的な情報提供をしたような事実もなく、告訴団の弁護団が原子力市民委員会規制部会の活動内容をどう認識しているかを、藤原さんが書かれたようなかたちで断定することはできません。
藤原節男説明2.
原子力市民委員会は「原子力推進側原子力規制委員会に対抗する脱原発側原子力市民委員会の位置づけ」として発足しています。そのため、部会を設けて、知識が豊富な陣容となっています。脱原発弁護団(弁護士団)には、技術的専門知識が少ないため、技術的専門知識が豊富な原子力規制部会に頼る他ないのです。原子力規制部会が「東電のウソ:福島3号水素爆発」を、そのまま採用すれば、脱原発側弁護団(弁護士団)も、「東電のウソ:福島3号水素爆発」を、そのまま採用します。これが、現実です。
規制部会説明3.
藤原さんは、福島第一原発3号機の爆発を核爆発だと断定していますが、藤原さんによる3号機使用済み燃料プールでの核爆発についての主張とそれに関する議論は、原子力市民委員会の規制部会で、これまで数年間にわたり、何度も行われてきました。藤原さんの主張に関して、規制部会では、「使用済み燃料プールで核爆発が生じたことについての科学的・技術的な説明とその裏付けがされていない」との指摘があり、藤原さんからは、それに対する説得力のある応答がなされておらず、藤原さんの主張は、他の部会メンバーの理解と賛同を得るには至っていません。藤原さんには論文形式のレポートを作成していただき、それに基づいて規制部会での議論を進めることで、以前、合意しましたが、その合意が実行されていません。
藤原節男説明3.
上記、規制部会説明3が、まさに、現在の規制部会の立場を説明しています。規制部会では「水素爆発」が、既成事実であり、「核爆発」は、単なる「藤原さんの主張(思い込み)」なのです。私(藤原節男)以外の規制部会員は「東電のウソ:福島3号水素爆発」をそのまま信じているのです。したがって、私(藤原節男)が、規制部会員に説明するため「藤原さんには論文形式のレポートを作成していただき、それに基づいて規制部会での議論を進める」という手順を強いられました。「核爆発」は「藤原さんの主張(思い込み)」ではなく、真実であり、私(藤原節男)以外にも、たくさんの賛同者がいて、室田武さんの論文や、他の論文も揃っています。証拠も十分に揃っているのです。「東電のウソ:福島3号水素爆発」に対する「福島3号核爆発」は、天動説に対する地動説とおなじです。規制部会は、孤立無援なのです。しかし、孤立無援になった現状においても、いまだ、規制部会の立場は「水素爆発が、既成事実であり、核爆発は、藤原さんの主張(思い込み)」なのです。
規制部会説明4.
3号機の爆発が具体的にどのように発生したのかは、福島原発事故に関する未解明問題の一つですが、これを現時点で核爆発だと断定することはできないというのが、原子力市民委員会の規制部会としての基本的な認識です。
藤原節男説明4.
井野博満前規制部会長の言葉を借りれば、「福島3号水素爆発が、もっともprobableな推測であり、核爆発もpossibleな推測であろうと考えます」ということになります。規制部会は「『東電のウソ:福島3号水素爆発』が、もっともprobableな (可能性が高い)推測であり、『証拠が揃っている真実:福島3号核爆発』も、possibleな(考えられる)推測であろうと考えます」と言っているのです。こういう規制部会説明4は、ごまかしです。規制部会は、いつまでも『東電のウソ:福島3号水素爆発』を放置したままです。
(注) 本件、【添付資料1】のE-mail(33)をご参照ください。
【添付資料1】
セシウムボール修正稿、福島3号核爆発の証拠について、メール応答集.pdf
【添付資料2】
大綱2.1.1全般(事故の未解明問題)の修正原稿、福島3号核爆発の証拠について、メール応答集.pdf
------E-mail(2)-------
From:
suge...@takagifund.org [mailto:
suge...@takagifund.org]
Sent: Friday, July 14, 2017 5:43 PM
To:
m...@ccnejapan.sakura.ne.jp;
gkk...@freeml.com
Subject: [ccne:05212] 藤原さんのメールについて>Re: [ccne:05210] 【緊急事態】福島原発事故刑事裁判冒頭陳述で「東電のウソ:福島3号水素爆発」を、そのまま採用
2017年7月14日
原子力市民委員会各位 (CC:GKK MLメンバー各位)
原子力市民委員会 原子力規制部会
部会長 筒井哲郎
コーディネータ 菅波 完
藤原節男さんから配信されたメールについて、原子力市民委員会の規制部会としての立場を説明させていただきます。
1.藤原さんがメールで書かれた内容は、藤原さん個人の独自の見解であり、東京電力経営陣に対する刑事裁判の指定代理人、福島原発告訴団の弁護団と原子力市民委員会は、言うまでもなく、それぞれ独立した存在で、それぞれが得た情報の分析にもとづいて、独自に判断をしつつ問題の究明等に取り組んでいるものです。原子力市民委員会が、福島原発告訴団の弁護団の「実質的なブレーンである」といった事実はなく、そのことは、すでに藤原さんにも具体的に指摘してあります。
2.補足するならば、藤原さんは、7月7日. 21:41に発信されたメールで、「私(藤原節男)の言っているのは、実質的に、事実上、弁護団のブレーンになっているということです。」「特に、工学的なことがら、原子力規制部会の第一活動内容「事故の実態把握、原因分析」については、弁護団は、原子力規制部会をそのまま信じています」と書かれていましたが、なぜ、そのような断定ができるのでしょうか。藤原さんは、いくつかの脱原発裁判において、原子力市民委員会の規制部会が果たしている役割について、短絡的なとらえ方をしています。原子力市民委員会の規制部会は、原子力規制のあり方や福島原発事故の原因・後始末などについて技術的検討を行い、いくつかの原発差止訴訟などに協力していますが、それは「(弁護団が)そのまま信じている」というような関係ではありません。まして、規制部会から福島原告訴団に対して、具体的な情報提供をしたような事実もなく、告訴団の弁護団が原子力市民委員会規制部会の活動内容をどう認識しているかを、藤原さんが書かれたようなかたちで断定することはできません。
3.藤原さんは、福島第一原発3号機の爆発を核爆発だと断定していますが、藤原さんによる3号機使用済み燃料プールでの核爆発についての主張とそれに関する議論は、原子力市民委員会の規制部会で、これまで数年間にわたり、何度も行われてきました。藤原さんの主張に関して、規制部会では、「使用済み燃料プールで核爆発が生じたことについての科学的・技術的な説明とその裏付けがされていない」との指摘があり、藤原さんからは、それに対する説得力のある応答がなされておらず、藤原さんの主張は、他の部会メンバーの理解と賛同を得るには至っていません。藤原さんには論文形式のレポートを作成していただき、それに基づいて規制部会での議論を進めることで、以前、合意しましたが、その合意が実行されていません。
4.3号機の爆発が具体的にどのように発生したのかは、福島原発事故に関する未解明問題の一つですが、これを現時点で核爆発だと断定することはできないというのが、原子力市民委員会の規制部会としての基本的な認識です。
以 上
------E-mail(1)-------
From: fujiwara_setsuo [mailto:
fujiwara_...@yahoo.co.jp]
Sent: Thursday, July 13, 2017 10:06 PM
To: 藤原節男
Subject: 【緊急事態】福島原発事故刑事裁判冒頭陳述で「東電のウソ:福島3号水素爆発」を、そのまま採用