福島3号核爆発、使用済燃料貯蔵ラックの未臨界性評価

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fujiwara_setsuo

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Jul 24, 2017, 9:56:26 PM7/24/17
to Murota, m...@ccnejapan.sakura.ne.jp, gkk...@freeml.com, 細川弘明さま, 菅波 完さま, 井野博満, goto....@gmail.com, 添田孝史さま, 筒井哲郎, 吉岡斉さま, 原子力市民委員会
室田武さま
写)関係各位
from 藤原節男(脱原発公益通報者原子力ドンキホーテ)
件名:福島3号核爆発、使用済燃料貯蔵ラックの未臨界性評価

お世話になっています。頭書の件、E-mail(1)を受信しました。
「もっと詳しい図(プールの縦・横・高さなどの寸法、燃料ラックの寸法などが入っ
たもの)を入手する機会があったら、そのときはまた教えてください。核爆発を推定
ではなく、実際のこととして核物理的に説明するには、そういう具体的な数値も必要
になってくるような気がします」とのこと、その使用目的に最適な資料を私(藤原節
男)が保持しています。添付のとおり連絡します。東芝作成の公開資料です。安全審
査で「ボロン添加ステンレス鋼製使用済燃料貯蔵ラックの未臨界性評価について」を
審査する時に、BWR電力が規制側に説明(実際には、東芝が説明)する際の参考資料で
す。これは国会図書館所蔵資料です。原子力発電所安全審査では公開資料で審査して
いるという建前を示すため、国会図書館所蔵資料となっています。その他、各種の東
芝資料、日立資料、三菱資料も同様に、国会図書館所蔵資料となっています。名称検
索すれば、だれでも、閲覧可能です。

追伸)
 この資料では、熱中性子での未臨界性のみを解析評価しています。高速中性子に関
しての評価は、していません。
さらに、私(藤原節男)は、プルトニウム240データ(熱中性子では核分裂しないが、高
速中性子ではプルトニウム239並の核分裂断面積を持つ。本メール添付のブルース
グッドウィン講演資料参照方)は、この解析に入っていないと推測します。
私(藤原節男)の第一推測では、福島3号核爆発は、燃料貯蔵ラック最適臨界条件(沸騰
中のウラン、プルトニウムと水との重量比率が最適臨界条件となる。満水状態では最
適臨界条件にはならない)での解析がまちがっていて、熱中性子で、まず、遅発臨界
が生じ、さらに、プール上方での水素爆発が生じたことがトリガーとなって、燃料貯
蔵ラックが最適臨界条件により近くなり、超臨界(即発臨界、核爆発)を生じたもので
す。

添付資料1(国会図書館所蔵資料):
ボロン添加ステンレス鋼製使用済燃料貯蔵ラックの未臨界性評価について.tif

添付資料2:
ブルース・グットウィンBgReactor Talk _BG_110615翻訳作業.pdf

------E-mail(1)-------
From: Murota [mailto:tmu...@kcn.jp]
Sent: Monday, July 24, 2017 10:16 PM
To: fujiwara_setsuo
Subject: お礼

藤原さん

燃料プールのイメージ図、何点もありがとうございました。将来、もっと詳しい図
(プールの縦・横・高さなどの寸法、燃料ラックの寸法などが入ったもの)を入手す
る機会があったら、そのときはまた教えてください。核爆発を推定ではなく、実際の
こととして核物理的に説明するには、そういう具体的な数値も必要になってくるよう
な気がします。

室田

ボロン添加ステンレス鋼製使用済燃料貯蔵ラックの未臨界性評価について.tif
ブルース・グットウィンBgReactor Talk _BG_110615翻訳作業.pdf
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