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ワードで文字列後ろの下矢印は何ですか

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ナナ

unread,
Oct 24, 2008, 11:54:00 PM10/24/08
to
文字列の最期にエンターキーを押すと曲がった矢印が普通はでますが、なぜか
、下向き↓が改行すると出るのはなぜですか?

ikutawasabi

unread,
Oct 25, 2008, 12:37:00 AM10/25/08
to
だいぶ長い文章ですけど、がまんして読んで下さい。
(ワードの基本中の基本のことなので。)


[行]と[段落]について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
改行(カーソルを次の行の先頭に送る)はどうされていますか?
[Enter]キーを押していますか?
[Enter]キーのEnterの下についている左向きの矢印記号(←┘)を改行だと思っていませんか?

では、[Enter]キーの働きを理解しておきましょう。
そのまま、[Enter]だけ・・・・・・・・・・日本語入力の変換内容を確定

変換内容の確定後[Enter]だけ・・・・・・・(改行を伴う段落区切り)段落の更新
[Shift]を押しながら[Enter]・・・・・・・(段落内で)任意指定の行区切り(行の更新)
[Ctrl]を押しながら[Enter]・・・・・・・ 改ページ
[Ctrl]と[Shift]を押しながら[Enter]・・段区切り
[Alt]を押しながら[Enter]・・・・・・・・繰り返し
[Ctrl]と[Alt]を押しながら[Enter]・・・スタイル区切り(同じ段落内で別のスタイル)

を、それぞれ実行します。

つまり、改行だと思っている[Enter]キーを押すことは、(改行を伴う)段落の更新のことなのです。
また、Enterの下についている左向きの矢印記号は、段落(区切り)記号のことなのです。

ちょっとした思考実験をしてみましょう。遠くにある巨大な、横長の、キャンバスに書かれている延々と続く[長い1行]の文章を思い描いてみてください。この[ながーい1行]を[論理行]といい、[段落(Paragraph:パラグラフ)]のことです。

ワードの[改行(new
paragraph:ニューパラグラフ)]とは、この[論理行]を、改行することをいいます。つまり、日本語文の行の改行ではなく、英語表現のとおり、[段落(paragraph:パラグラフ)]を更新することです。ここのところを、しっかり理解しておかないと、行と段落を混同してしまう原因となります。

[段落(paragraph:パラグラフ)]の行末には、皆さんの中には改行の記号と勘違いされていた、段落(区切り)記号がついています。ワードを立ち上げると、[テンプレート(Template:文字や行間などの設定があらかじめ標準仕様に設定されている文書)]が表示されます。細長い縦棒状態のカーソルが点滅しています。カーソルの後ろ(右側)には、段落(区切り)記号が付いています。段落(区切り)記号が表示されていない場合、[ツール]メニューから[オプション]→[表示]タブ→[編集記号の表示]→[段落記号(M)]チェックボックスにチェックを入れて、[OK]で表示されます。

文字を打っていくと、それにつれて、カーソルと段落(区切り)記号が一緒に右に移動していきます。ページの右端まで来ると、何もしなくても、自動的に行が変わります。これは、現象面では改行なのですが、実際は改行しているのではありません。このことも、理解しておきましょう。

ところで、ページが白いので、どこが右端なのか、よく分かりません。そこで、右端や左端が分かる枠線を表示させましょう。[ツール]メニューから[オプション]→[表示]タブ→[印刷レイアウト表示とWebレイアウト表示のオプション]→[文字列表示範囲枠(X)]チェックボックスにチェックを入れて、[OK]で表示されます。この四角の枠線で、右端や左端が分かると同時に、ページ全体のレイアウトが分かるでしょう。

もうお解かりのように、文章の新しい[項]、「節」、[段落]が始まる前の行末のところで、日本語入力の変換内容を確定するための[Enter]キーを押した後、もう一度[Enter]キーを押すと、[改行(new
paragraph:ニューパラグラフ)]が実行され、改行を伴って、[段落(paragraph:パラグラフ)]が更新されます。

[段落(paragraph:パラグラフ)]を、別のいい方で表現すると、“[Enter]キーを押して[改行(new
paragraph:ニューパラグラフ)]するまでの、文章が延々と続いた[論理行]”、または、“段落(区切り)記号と、段落(区切り)記号の間の文字や画像の一連のかたまり”といえます。

先に、実際には改行をしていないといいました。その理由を示しましょう。[行(line:ライン)]とは、ページ設定(文字数、行数、余白、用紙など)や、文字設定(フォント、スタイル、サイズ、倍率、間隔など)により、物理的に、制約された[論理行]が、本当は、ずーと真っ直ぐにいきたいのに、その制約、特に、余白との境界線によって、折り返すことを余儀なくされている[仮の姿]なのです。ですから、物理的に、文字が表示される位置が変わっているだけなので、改行をしているわけではないのです。この[仮の姿]の行のことを、[論理行]に対して、[物理行]といいます。

ですから、[行(line:ライン)]は、絶対的なものではなく、相対的なものなのです。ということは、[段落(paragraph:パラグラフ+)]は、どの様にでも見掛け上、変化させることが出来る(流動的なひとつのかたまり、アメーバーのようなもの)ということになります。

表示させた[文字列表示範囲枠]の点線は、[ページ余白]との境界線です。ページ余白は、[ページ設定]の[余白]タブで、用紙の上下左右と、とじしろのサイズを指定できます。また、単に上下左右の余白のサイズを変更したいときは、文書画面の上部にある水平ルーラーと左側にある垂直ルーラーの各々の端の濃い灰色の部分と白地の部分の境界にマウスを移動させ、左右方向に矢印が出た状態で、上下または、左右にドラッグすれば、余白のサイズを変えることができます。

[段落(paragraph:パラグラフ)]は、[文字列表示範囲枠]の内側、左余白と右余白の境界線の間で、物理的に、折り返されているのです。つまり、ページ余白は、[段落(paragraph:パラグラフ)]にとってみれば、[境界、壁、縁、へり]になっているわけです。

そこで、作為的に[境界、壁、縁、へり]を作ってやると、[段落(paragraph:パラグラフ)]は、それに沿って成形されることになるわけです。これを利用したのが、[配置]という段落書式なのです。

配置(左揃え・中央揃え・右揃え・両端揃え、字下げインデント・ぶら下げインデント・左インデント・右インデントなどの行頭行末揃え等)の書式は、[段落(paragraph:パラグラフ)]のこの特徴・性質を活用したものですから、当然、[行(line:ライン)]ではなく、各[段落(paragraph:パラグラフ)]ごとに、適用されるわけです。

一番初めに紹介しましたように、どうしても、レイアウト上、[段落(paragraph:パラグラフ)]内で、改行したい場合は、[Shiftキー]を押しながら[Enterキー]を押しますと、[任意指定の行区切り(new
line:ニューライン)]を実行します。この[任意指定の行区切り(new line:ニューライン)]の編集記号は[↓]です。

まとめ
[Enter]は、改行を伴う(段落区切り)段落の更新
[Shift]+[Enter]は、段落内での改行を伴う(行区切り)行の更新

"ナナ" wrote:

> 文字列の最期にエンターキーを押すと曲がった矢印が普通はでますが、なぜか
> 、下向き↓が改行すると出るのはなぜですか?

sum

unread,
Oct 25, 2008, 5:03:59 AM10/25/08
to
同様になりますが、段落と改行の違いは下記を参考にどうぞ。
ぶらさげインデントを適用している場合などで、
文頭位置に明らかな違いが見えます。
箇条書きなども段落単位で設定する書式になります。

段落内で改行する
http://www.relief.jp/itnote/archives/000803.php

改行と改段落
http://www.nbcom.co.jp/PC-Support/FAQ/doc/ht/doc082002ht002.shtml

段落,改段落,改行 -Word 2003-
http://kinokohirame.jugem.jp/?eid=102

段落の途中で行替えをするには
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20060221/230251/

--
sum (Susumu Zenba)


"ナナ" <??@discussions.microsoft.com> wrote in message
news:25282594-2C9F-48CE...@microsoft.com...
> 文字列の最期にエンターキーを押すと曲がった矢印が普通はでますが、なぜか
> 、下向き↓が改行すると出るのはなぜですか?

ikutawasabi

unread,
Oct 25, 2008, 9:37:01 AM10/25/08
to
以前から疑問を抱いていました。

メールやインターネット、ブログなどの文書をコピーして、ワードに貼り付けますと、

あいうえおかきくけこ↓ (任意指定の行区切り)
さしすせそたちつてと↓ (任意指定の行区切り)
なにぬねのはひふへほ↓ (任意指定の行区切り)
まみむめも。←┘ (最後だけ段落区切り記号)

+++
なぜそのようになるのかを調べてみました。

参考URL
Word→OEへ文章をコピーした際の変な改行
http://okwave.jp/qa989444.html

こちらによりますと、
OEが送信をするときに、つじつまを合わせるために改行コードしかない場合は、
改行コードと復帰コードを自動追加しているのが原因のようです。

とのこと。

此処で云う、改行コードとは、↓ 任意指定の行区切り(ソフト リターンのこと)
      復帰コードとは、←┘ 段落区切り記号(リターンのこと)
だと思います。

間違っていたら、どなたかご指摘下さい。

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