これまでの Office 2007 以前のバージョンは、すべて32bit版でしたが、
間もなく発売となる Office 2010 には、32bit版と64bit版があります。
Windows が 32bit版の場合は、32bit版の Office を、古いバージョンの順に
インストールを行うことで、複数バージョンの Officeを共存インストール
することが可能でした。
Windows が 64bit版の場合、Office 2010 64bit版を使用できることになりますが、
Office 2010 64bit版を、従来の Office 2007以前のバージョン(32bit版)と
併用したい場合があります。
従来と同様に、古いバージョンから順にインストールを行うと、
Office 2010 64bit版のインストール時に、以前のバージョンの削除指示が
表示され、複数のバージョンを共存することができません。
このことは、下記の情報に示されていrます。
64 ビット版の Office 2010の平行インストール
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ee681792(office.14).aspx
<内容>
Office の 64 ビット版と 32 ビット版の Office の並行インストールは、
アプリケーション単体のインストールを含めてサポートされていません。
たとえば、32 ビット版の 2007 Microsoft Office system と 64 ビット版の Office 2010 や、
64 ビット版の Microsoft SharePoint Workspace 2010 と
32 ビット版の Microsoft Excel 2010 の並行インストールはサポートされていません。
Windows Vista/7などの 64bit OSに、従来の32bit版のOfficeと、Office 2010 64bit版を
共存インストールする場合は、最初に Office 2010 64bit版をインストールしてから、
次に32bit版の古いバージョンの Office をインストールすることで、
複数のバージョンの Office を共存インストールすることができます。
既に 32bit版の Office が入っている場合は、一旦アンインストールをします。
公式にはサポートなしとなっていますが、上記方法で行うことにより、
32bit版と64bit版の複数のバージョンを共存インストールすることが可能です。
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sum (Susumu Zenba)