鯉江さん,皆さん,乃村です.
# メーラの設定ミスってたので出し直します同じ記事です
# 鯉江さん PR ありがとうございます.後で拝見します.
> 直近だけでなく2024年になってからの定例にRecurrence-Tag:をつけてまわっ
> たらリストアップされるようになりました。
はい.使い始めだとそういう手当をしないといけないですね.
鯉江さんは,コード読んで御存知だと思うのですが,あらためて
どういうロジックで動いているか,何が嬉しいのかを説明させて
ください.私自身は,この機能をとても便利に使っています.
まず,X-SC-Recurrence-Tag: は,同種のイベントを束ねるタグです.
例えば,比較的周期的に起こるけど明確な R-rule が書けないような
一連のイベントに
X-SC-Recurrence-Tag: 歯医者
みたいなタグを付けます.次回の開催がその場で決まるような
ミーティングとかも有効でしょう.
mhc は,このタグから周期や頻度を計算して,未来に予定されていない
(stuck している) イベントを探して知らせてくれます.
例えば今,私が
mhc stuck_recurrences
を実行すると,いくつかの会議の次回が設定されていない,
散髪,自動車の定期点検,有給休暇が取れていないのが分かります.
問題は,X-SC-Recurrence-Tag: をマメに付けられるかという話です.
そこで,活躍するのが,R/C と Y というわけです.予定をゼロから
作らないで,前回イベントをテンプレとしてコピーすることで,
同じ X-SC-Recurrence-Tag: を持つ記事が増えることで上記が
機能していきます.これらの周期から次回を予測するという話は,
昔,他所で発表しました (R で実装したので,mhc 上では動きませんが).
MHC のファンを少し増やしたいので,このあたりを含めたもう少し詳細な
日本語の README でも書こうと思います.
https://github.com/yoshinari-nomura
--
nom
On Fri, 12 Apr 2024 02:34:53 +0900 (JST),
KOIE Hidetaka (鯉江英隆) <
hi...@koie.org> said:
> mhc愛好者の鯉江です。
>
> Message-Id: <
20240207.133022.178...@okayama-u.ac.jp..
> Date: Wed, 07 Feb 2024 13:30:22 +0900 (JST)
> From: Yoshinari Nomura <
n...@quickhack.net>
> Subject: [mhc-talk:34] Some experimental commands to mhc and mhc...
>
> | ** mhc.el に "R" mhc-reuse-past-event コマンドを追加
> | MHC Summary バッファで "R" を押すと,今日以前のイベント一覧が出て補
> | 完しつつ選択できます.選択すると,MHC のテンプレートバッファに入る
> | ので "Y" で好きな所に複製できます.
> |
> | わりと定例にあるミーティングで次回の日程を入力するときに便利です.
> | helm や vertico などの completing-read を乗っ取る補完インタフェース
> | を使っていると非常に軽快に入力できます.
> |
> | 入力が楽なだけでなく,Subject の揺れの防止や Recurrence-Tag: を有効
> | 活用するための入力忘れ防止にも役立ちます.
> | "R" や "C" でベントを複製して入力する習慣を身に付けましょう.
>
> C,Yは便利なのでつかっていたのですが
> Recurrence-Tag:は御利益が実感できてなかったので書いてませんでした。
>
> ためしに直近の定例ミーティングにRecurrence-Tag:をつけてみて
> mhc stuck_recurrences しましたが何も表示されず、
> ソース読んでみたら判定な結構複雑な条件なんですね。
> 直近だけでなく2024年になってからの定例にRecurrence-Tag:をつけてまわったら
> リストアップされるようになりました。
>
> --
> 鯉江英隆 <
hi...@koie.org>