勉強会宣言2010 - 勉強会憲章改め

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Yasunobu Kawaguchi

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Jun 20, 2010, 12:38:00 PM6/20/10
to 勉強会勉強会 MetaCon
かわぐちです。

 勉強会カンファレンス2010懇親会で、
 そこに集まったみなさんで数分でまとめた「勉強会憲章」ですが、
 アジャイルマニフェストのほうは「アジャイル宣言」と訳されて
 ましたので、こちらにあわせて、「勉強会宣言」を正式と
 させてください。(誤記の訂正と認識しています)

  勉強会宣言2010 - kawaguti の日記 (id:wayaguchi)
   http://d.hatena.ne.jp/wayaguchi/20100620/1277006649

 すでにブログった方、ベストエフォートで変更をお願いできればと。
 大変申し訳ありません。

masayoshi takahashi

unread,
Jun 21, 2010, 12:03:25 AM6/21/10
to met...@googlegroups.com
高橋征義です。こんにちは。いきなり長文でごめんなさい。

勉強会カンファレンスの日は別の勉強会(とNPO法人フリーソフトウェア
イニシアチブの総会)に出てました。参加できなくてすみません。

2010年6月21日1:38 Yasunobu Kawaguchi <kawa...@gmail.com>:


> 勉強会カンファレンス2010懇親会で、
> そこに集まったみなさんで数分でまとめた「勉強会憲章」ですが、
> アジャイルマニフェストのほうは「アジャイル宣言」と訳されて
> ましたので、こちらにあわせて、「勉強会宣言」を正式と
> させてください。(誤記の訂正と認識しています)

これですが。「憲章」を「宣言」にしたのはよいと思うんですが、
ただ、アジャイルマニフェストとは位置づけが違うような気がする
んですよ。

アジャイルマニフェストは、まだ意味が明確にされていなかった
「アジャイルソフトウェア開発」(とアジャイルアライアンス)に
実体を与えるために(そしてそれを細かく規定することが難しかった
ために)、マニフェストの形でその理念を書かれたものだと理解しています。
実際、アジャイルソフトウェア開発とは何か、という文脈でよく参照
される言葉だと思います。

ところが、勉強会はそれこそこのMLに参加している方々と、そして
それ以外の多くの方々によって、すでにいろんな形で普及していて、
趣旨も形態も多様化が進んでいるはずです。その中で、あらためて
宣言とか出しても、なにやら勉強会を狭めようとしている風に見えて
しまいます。たとえばアジャイルマニフェストよろしく、「勉強会とは
何か」とかいう文脈でこの宣言を出されると、なんでこんな風に勉強会が
定義されてしまうの?みたいな場違い感があります。

これって、言ってみれば、「アジャイル宣言」じゃなくて「ソフトウェア開発
宣言」をしたようなものだと思います。そりゃあアジャイルな人だけで
「ソフトウェア開発宣言」なんて書かれても、他のソフトウェア開発の
人から見ると違和感ありまくりですよね。
それと同じように、その場にいた方々は、「勉強会宣言」でうたわれている
ような勉強会のあり方を、よりよい勉強会になるための指針だと思っていると
思いますが、そうでない勉強会を主催して尽力されている方もいるわけで。
なんと言うか、根っこのところでずれを感じます。


で、これだけだと単に後から文句つけてるだけなので、提案を(既出かも
しれませんが)。

こんなときに思い出すのはパターンランゲージ、というかパターンカタログ
です。例えば、こんなのとか。

- リアルイベント開催のためのパターンランゲージ
http://www.hyuki.com/yukiwiki/wiki.cgi?%A5%EA%A5%A2%A5%EB%A5%A4%A5%D9%A5%F3%A5%C8%B3%AB%BA%C5%A4%CE%A4%BF%A4%E1%A4%CE%A5%D1%A5%BF%A1%BC%A5%F3%A5%E9%A5%F3%A5%B2%A1%BC%A5%B8

- 技術系メーリングリストで質問するときのパターン・ランゲージ
http://www.hyuki.com/writing/techask.html

考えてみれば、なんで違和感があるかというと、個々の宣言文の
コンテクストが見えてないからだと思います。パターンカタログで使われる
ところの「状況」「フォース」とかですね。どういう背景があって、どう
したいのか。それが共有できていない。そして、そこが異なっている勉強会が
多々あるのに、コンテクストなしにひとまとめにしようとするから、おかしな
ように見える。そんな風に感じます。

というわけで、その宣言の各文はそのままにするとしても(それはそれで
深慮熟考の元に練られた言葉だとは思うので)、「勉強会のための
パターンランゲージ」みたいな感じで、パターンカタログ風に書き直して
(書き加えて)表現してみる、というのはいかがでしょうか。
パターンの名前として見ると、「勉強より学習」「技術より情熱」
「テーマより人」などというのは、違和感があるどころか、個人的には
しっくり来る言葉だと思います(私自身は人指向よりもテーマ指向の
方が好きだし、情熱指向よりも技術指向の方が好きですが、まあそれは
求めるところとコンテクストの相違なので)。そして、そのパターンカタログ
から抽出したパターン名をあらためて「宣言」としてまとめる、というのは、
わりと納得することもあったりするかもです。

以上、宣言を見た者の一意見として、参考にしてもらえればうれしいです。

高橋征義 (takah...@gmail.com)

Yasunobu Kawaguchi

unread,
Jun 21, 2010, 1:31:30 AM6/21/10
to met...@googlegroups.com, met...@googlegroups.com
かわぐちです。

違和感の言語化、ありがとうございます。大変勉強になります。

なるほど~、今回参加してないけどずーっと勉強会している人からみて「勉
強会ってそれだけじゃないでしょ。」となる原因の一つは「アジャイル」に相当
するアイデンティティとなるワードが抜けている、ということも言えるのかもし
れないなーと思いました。
まあ単語作ればいいってものでもないでしょうけど。

パタンランゲージに必要な状況やフォースは抜け落ちてます。そのご指摘もそ
の通りと思います。ところで、アジャイル宣言って、パターンなのでしょうか?


On 2010/06/21, at 13:03, masayoshi takahashi <takah...@gmail.com>
wrote:
> --
> http://groups.google.co.jp/group/metacon?hl=ja?hl=ja
> 投稿: met...@googlegroups.com
> 退会: metacon+u...@googlegroups.com

hatsune

unread,
Jun 21, 2010, 3:55:48 AM6/21/10
to met...@googlegroups.com
こんにちは、初音です。

内容を推敲していたら、高橋さんが同様のことを書かれていたので
二番煎じですが投稿します。


---ここから
勉強会は、主催者やはじめたい人だけのものではないと思います。
例えば、勉強会に参加者として参加する人もスタッフとして協力し
ている人も含めて勉強会というものがなりたっていると思います。
言葉が独り歩きする事を考えると、勉強会主催者、勉強会始めたい
人目線での宣言を「勉強会宣言」とされると少々違和感を感じます。
また、勉強会主催するにしても、左側を主眼においていいじゃない
かと思うのです。何かを縛るものではないと思うのです。
これが、勉強会勉強会宣言とかであれば話は別ですが、勉強会宣言
というのはちょっと違うのではないでしょうか。
--ここまで

以上


--
hatsune <hat...@wankuma.com>
Microsoft MVP for Visual Basic / Oracle ACE
http://hatsune.wankuma.com/

SHIBUKAWA Yoshiki

unread,
Jun 21, 2010, 7:01:25 AM6/21/10
to met...@googlegroups.com
渋川です。その場に居たモノとして。

> それはそれで
> 深慮熟考の元に練られた言葉だとは思うので

懇親会の中で5分ぐらいでワイワイみんなで出したものですので、
まだまだ突っ込む余地はたくさんあると思います。かわぐちさんが「2010」
というのをあとから追加したのも(最初はなかったはず)、まだまだいろんな人の
意見によって変わっていくよ、という意思表示だと思いますし、
僕も「ベータ」とか付けた方がいいかな、と思っていたりします。

せっかくの機会ですし、この場でワイワイ意見を出してもらって、
よりよいものにしていくというのもいいと思います。

僕はアジャイル宣言の良いところは、パターンランゲージではなく、
アジャイルをよく表している事例に落とし込まれている点だと思っています。
パターン的にするか、事例ベースで表現するか、メタファーにするか・・・
色々な考えもあると思います。

2010年6月21日13:03 masayoshi takahashi <takah...@gmail.com>:

--
--
#! /usr/bin/python2
def shibukawa(yoshiki):
web = "http://www.shibu.jp"
mail = "yos...@shibu.jp"
twitter = "@shibukawa"
return "smile!"

masayoshi takahashi

unread,
Jun 22, 2010, 6:12:15 AM6/22/10
to met...@googlegroups.com
高橋征義です。こんにちは。

2010年6月21日14:31 Yasunobu Kawaguchi <kawa...@gmail.com>:
> なるほど~、今回参加してないけどずーっと勉強会している人からみて「勉強会ってそれだけじゃないでしょ。」となる原因の一つは「アジャイル」に相当するアイデンティティとなるワードが抜けている、ということも言えるのかもしれないなーと思いました。
> まあ単語作ればいいってものでもないでしょうけど。

そうですね、単語を作ればいいというものではないのはその通りだと思いますが、
そこに「アイデンティティ」というか、ある一定の方向性を持つべきかどうかは、
考慮するべきポイントかなと思います。

> パタンランゲージに必要な状況やフォースは抜け落ちてます。そのご指摘もその通りと思います。ところで、アジャイル宣言って、パターンなのでしょうか?

いいえ、アジャイル宣言はパターンではないでしょうし、パターンカタログの体裁で
書かれているものでもないですよね。
今更な説明気味で恐縮ですが、アジャイルマニフェストについては、その短い言葉で
表現しきれていない部分を、その背景説明と、さらに12の原則を付け加えることで
説明しています。まあ、この辺が一種の状況説明の役割も担っていますよね。
http://www.agilemanifesto.org/iso/ja/principles.html
http://www.agilemanifesto.org/history.html

この体裁については、かわぐちさんの書かれるところの「アイデンティティ」、
これを重視してるかどうかによるのかもしれません。

アジャイルソフトウェア開発の場合、既存の開発方法論に対して明確に
異を唱え、異なる開発手法を広めようという意志を明確に持つものなので、
マニフェストのようなはっきりした形でアイデンティティを確立し、また
それを簡潔に明示して伝える必要があったのでしょう。

一方で、パターンカタログ的な形になっていれば、そのアイデンティティはあまり
強いものではなく、ある種のベストプラクティス、「良い習慣」的なものを広く
集めたものになり、適宜取捨選択したり、アレンジして使ったりすることが想定
されると思います。これだと、既存の方法を否定・批判するというよりは、
それと相補的に使われることも目的となるかもしれません。それはある意味で
便利ではありますが、現状に対して批判的な人からみると、本質的ではないよう
な(極端に言えば、現状の問題点を温存しかねない)ものに見えるかも。

さらに、渋川さんが書かれたような、メタファーだったり事例ベースだったり
することもあるわけですよね。メタファーは難しそうですが、事例ベースの
場合は具体的で分かりやすいという長所の一方、背景が異なる場合には応用
しづらいところもあるかもしれません。

# ……ここまで書きながら、なんとなく勉強会もある種の普及期に入ってきた
# のかなあ、と思いました。

高橋征義 (takah...@gmail.com)

Yasunobu Kawaguchi

unread,
Jun 22, 2010, 7:31:29 AM6/22/10
to met...@googlegroups.com
かわぐちです。

 高橋さん、渋川さんの整理はとても勉強になりました。
 ありがとうございました。

 アジャイルマニフェストが書かれるまでの経緯については、アリスターコバーンの "Agile Software Development
Second Edition"
そこまでの経緯が書かれているのを知るのみですが、個人的に識者に呼びかけて集まり、アジャイルという言葉+4つの原則+12の原則
をまとめたという理解です。今回はその最初のところ(言葉の定義)ができてなかったので、一般的な言葉になり、巻き込まれちゃった形になった方々からのご批判を頂いたかなと、現時点では理解しています(間違っていたらご指摘お願いしまっす)。

 勉強会のベストプラクティスをパタンランゲージで書き起こすという試みにつきましては、Agile本読部で読んでいる "Fearless
Change" という本がまさにパタンランゲージ形式で書かれているのに感化されたのですが、私個人は知識不足とパワー不足で、着手できないできました。
 http://groups.google.com/group/metacon/web/勉強会パターン
 (勢いでこんなページを作っていました。)

 3月の AsianPLOPでの試みはすごいなと思いました。
 「リアルイベント開催のためのパターンランゲージ」
  http:/ /eto.com/2010/paper/asianplop2010.pdf

 ぜひ、この機会に「勉強会パターン」が前進できていくといいな、とおもいます。

 - - -

 で、とりあえず作ってしまった私のページですが、削除/変更するのは全く問題ないので、ぜひぜひご意見をお願いいたします。そんなに強い気合いで作ったものではない(アジャイル宣言のパロディ)ので、ちょっとネットでの拒絶反応の強さに驚いているのが正直なところです。一方で強めのクレーム以外の反応がないので、多くの人は静観されているのかなと思います。

 「影響力をよく考えて書けよ」というご指摘はごもっともです。すみません、その点は、ページを作るまでの考慮で見落としていた点です。甘かった。

 一方で、あそこまでシンプルに徹したので多くの議論も生まれたのかなと思います。これからどうしていったらみなさんがハッピーになれそうか、ご意見をお願いしまっす。

2010年6月22日19:12 masayoshi takahashi <takah...@gmail.com>:

Hiro Yoshioka

unread,
Jun 22, 2010, 8:45:10 AM6/22/10
to met...@googlegroups.com
皆さん、

よしおかです。

勉強会宣言についての、様々なご意見ありがとうございます。
いやー、反応の強さ、なかなか興味深かったです。

勉強会宣言を作るときのビデオをとっていなかったのは
かえすがえす残念です。

勉強会パターンについてはいろいろ考えてみたいですね~


--
http://d.hatena.ne.jp/hyoshiok/
http://someday-join-us.blogspot.com/
http://blog.miraclelinux.com/yume/
mailto:hyos...@gmail.com
twitter:hyoshiok
Debug Hacks--デバッグを極めるテクニック&ツール好評発売中
http://www.oreilly.co.jp/books/9784873114040/


2010/6/22 Yasunobu Kawaguchi <kawa...@gmail.com>:

Yozo SATO

unread,
Jun 22, 2010, 10:03:42 AM6/22/10
to met...@googlegroups.com
さとうようぞうです。

> 勉強会宣言を作るときのビデオをとっていなかったのは
> かえすがえす残念です。

LTが終わったあと、まさかあんな流れになるとは思っていなかったので。。
というのは言い訳ですね。すいません。
あれを皆で作ってる間の動画を公開していたら、もうすこし違った意見が
聞けたのではないかと反省することしきり。すいませんでした。

--
yoozo...@gmail.com

2010年6月22日21:45 Hiro Yoshioka <hyos...@gmail.com>:

hatsune

unread,
Jun 22, 2010, 10:50:45 AM6/22/10
to met...@googlegroups.com
こんにちは、初音です。

On Tue, 22 Jun 2010 23:03:42 +0900
Yozo SATO <yoozo...@gmail.com> wrote:
> > 勉強会宣言を作るときのビデオをとっていなかったのは
> > かえすがえす残念です。
>
> LTが終わったあと、まさかあんな流れになるとは思っていなかったので。。
> というのは言い訳ですね。すいません。
> あれを皆で作ってる間の動画を公開していたら、もうすこし違った意見が
> 聞けたのではないかと反省することしきり。すいませんでした。

動画がでたとしてもあまり変わらないとおもいます。
私としては、次の2点で「勉強会宣言」とすること自体に異論があるからです。
・開催者側の視点が強く、参加者視点が弱い
・色々な勉強会があるはずなのに優劣をつけてしまっている

自分たちはこうしていきます!こういうのを広げます!という宣言ならば
わかるのですが、そうじゃないようですし、もし、そうならば名称だって
「Metacon勉強会宣言2010~私たちの目指すもの~」
とかになるんじゃないかと思ったり。
反発している人は多かれ少なかれそういった考えなんじゃないかと。

まあこのあたりは、[metacon:1070]の発言とスタンスは一緒です。

Yasunobu Kawaguchi

unread,
Jun 22, 2010, 12:45:38 PM6/22/10
to met...@googlegroups.com
かわぐちです。

 初音さん、違和感の言語化ありがとうございます。
 なるほど~。

 > 「Metacon勉強会宣言2010~私たちの目指すもの~」

 気持ちはこれに近いと思います。いいタイトルですね。
 そこまでの発想力がなかったのが残念です。

 その場にいた人たちに、みなさんが重視している価値について
 発言してもらって書き出しました。

 そうでないことを否定するつもりは全くないです。
 ルールでもないし、否定する意図も強制力もない。

 そこにいる人たちは、こういう価値を重んじていた。
 それを「勉強会宣言2010」として公開してみた。

 名前が一般的すぎて悪い、というご指摘は、すでにいただきました。
 (この点の責任は私にあります。すみません。
  ちょっとやりすぎたみたいです。)


2010年6月22日23:50 hatsune <hat...@wankuma.com>:

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