日本語Markdownユーザー会のみなさま、石橋です。「Markdownとは何か」について、ざっくばらんに意見交換したいです。
Markdownの定義
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これまでもMarkdownを説明する言葉について考えてきました。
自分の中でも色々と変遷してきたのですが、一周して、
Markdownはウェブページ(HTML)を手軽に書く方法である。
というシンプルな説明に至りました。
これは暗黙的に「MarkdownはHTMLに変換されるためのソースフォーマットである」ということを言っています。
もっと言えば「MarkdownはHTMLのためにある」という意味です。
Markdownを普及させる文脈では、これくらいシンプルな言い切りでよいのかなと思うに至りました。
Markdown普及活動
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この定義に基づくと、Markdown普及活動の方向性として、
ウェブ・アプリケーションのテキストフォームにMarkdownを標準採用していく
という運動目標は分かりやすいかなと思いました。
この目標に従って、具体的な普及活動について考えると、例えばRuby on Railsに代表されるウェブ・アプリケーション・フレームワークのプラグインや、それに組み込まれるMarkdown変換エンジンなどの改善・普及に貢献するという方向もあるかと思いました。
なお、「政府・自治体サイトからのPDF撲滅」という目標に対しては遠回りになりますが、最終的には同じ目標に到達すると思います。それについてはまた機会を改めて論じたいと思います。
以上、考えを書いてみましたので、ご意見を頂ければ幸いです。
参考
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- Markdown は、公文書のアクセシビリティを高め、オープン・ガバメントを促進する破壊的イノベーションか?
http://zerobase.jp/blog/2013/03/_markdown.html
- Markdownとは · 日本語Markdownユーザー会』[2] のようになっています。
http://markdown.jp/what-is-markdown/
石橋秀仁 (Ishibashi Hideto)
インフォメーション・アーキテクト (Information Architect)
http://ja.ishibashihideto.net