go'i の機能は形式論理学に出てこないので、その機能を論理学と関係付ける必要はないと思います。
go'i に付く NA類の意味は、以下のように考えるといくらか整理されると思います。
go'i 「直前の文について、NA類を含めた全体が真である」という意味
na go'i 「直前の文について、否定文が真である」という意味
ja'a go'i 「直前の文について、肯定文が真である」という意味
この解釈は、現在でも LLG (Logical Language Group) や BPFK (baupla fuzykamni) に支持されています。
ponjbogri の勉強会でも、 ロシア語・ナヴァホ語・日本語の否定疑問の答え方が採用されなかったことについての不満はあるものの、1つの方法しか選べないので、決定されたものを受け入れるしかないという結論になったと記憶しています。
NA類が go'i に付く場合の意味については、 CLL日本語訳の注に補足説明をしましたが
例9.6について、追加の説明文が必要でしたら、 以下のところで comment か push していただけるとありがたいです。