各位,
日本進化学会第18回大会が8月25日〜28日,東京工業大学大岡山キャンパスで開催されますが,
その初日25日に以下のワークショップがあります.関心のある方にお知らせ下さい.
「超学際領域としての進化言語学」
企画概要:人間言語の起源・進化を対象とする進化言語学は多数の異分野の協働によってのみ
可能となる超学際領域である.我々はこのテーマでのワークショップを過去に数回開催してきたが,
今回は新たに知能ロボティクス,エピジェネティクス,進化人類学、言語発達心理学の各分野で
活躍する研究者に最新研究成果とその言語進化研究とのつながりについて話していただき,
進化言語学の一層の拡がりと深まりを確認する機会とする.各講演には指定討論者が解説を
加えるとともに,全体討論を通じて各分野を結ぶ可能性について検討する.
講演1 我妻 広明(九州工業大学,知能ロボティクス)
「身体性と言語創発の関係について—海馬エピソード記銘における分節化からの検討」
講演2 和多 和宏(北海道大学,エピジェネティクス)
「発声による脳内遺伝子発現コントロール:行動と進化を結ぶエピジェネティクス」
講演3 井原 泰雄(東京大学,進化人類学)
「言語能力進化の歴史的側面」
講演4 馬塚れい子(理化学研究所,言語発達心理学)
「乳児音声発達と言語進化」
指定討論者1 橋本 敬(北陸先端科学技術大学院大学)
指定討論者2 岡ノ谷一夫(東京大学)
指定討論者3 内田 亮子(早稲田大学)
指定討論者4 小林 春美(東京電機大学)
企画主旨説明 藤田 耕司(京都大学)
企画:藤田耕司・橋本 敬・岡ノ谷一夫
大会ウェブサイト:http://www.kuba.co.jp/sesj2016/
藤田耕司(京都大)