Linguistics-jp MLの皆様
平素よりお世話になっております。京都大学助教の宮川です。
言語資料を含む人文学資料を構造化して機械可読にするために、Text Encoding Initiativeという学術団体が制定したXML形式・TEI XMLの講習会が、3月29日・30日の二日間にわたってオンラインで開催されます。
受講費は無料です。京都大学大学院文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センターの主催のもと行われます。
TEI XMLは、コーパス言語学の世界ではBritish National Corpusで使用されていることで有名です。私がドイツで開発に携わっていたコプト語のコーパスデータおよび辞書データもTEI XMLで作られています。
最近では、TEIの日本語資料への適応が、人文情報学研究所の永崎研宣先生や北海学園大学の岡田一祐先生をはじめとするTEI-C 東アジア/日本語分科会のご尽力で進んでおり、日本でも辞書やコーパスデータなど言語資料を含む人文学資料のマークアップに広く使われていくだろうと思われます。すでに、日本古典の分野では、東京大学付属図書館の「デジタル源氏物語」プロジェクト(
https://genji.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/)がTEI XMLを用いています。
本ワークショップは、TEI-C 東アジア/日本語分科会の中心メンバーである永崎研宣先生によるハンズオンワークショップで、夏目漱石の書簡を実際にTEI XMLでマークアップしながらTEIの仕組みを集中的に学びます。
ご興味がおありの方はどなたでも、ぜひご登録ください。忙しくて見逃した方のために、見逃し配信も行います。また、この情報をぜひ他の方やメーリングリストにご転送いただけたら幸いです。
それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
宮川 創 拝
------------------------------------So Miyagawa / 宮川 創