KOZOS on MONIXというものを作ってみました。

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Toki Sasaki

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Oct 7, 2015, 8:40:17 AM10/7/15
to KOZOS友の会
はじめまして。
佐々木と申します。
よろしくお願いします。


KOZOS on MONIXというものを'作ってみました。
MONIXはH8用の汎用的なブートローダです。
下記のアドレスより詳細が確認できます。
http://kuwa.s256.xrea.com/monix/index.html

このブートローダ、MONIXを利用しようと思った理由は、KOZOSと、それ以外のRTOSとを
比較する場合に、同じボードでできたら良いなということで、利用させて頂いております。

実際に、MONIXでHOS v4とTOPPERS/JSP1.4.2をロードすることも確認できました。

とりあえず実機(aki-h8/3069f USBホストボード)で動作するに至ったソースコードを、
githubに登録させて頂いたので、報告しておきます。
よろしければ、みなさんにも一度確認していただけたら幸いです。
https://github.com/TokiSasaki/KOZOS_with_MONIX.git

開発環境は以下です。
[開発ボード]
■実機: aki-h8/3069f USBホストボード
(Ethernetボードを買って利用していたのですが、DRAMがハズレだったようで、
DRAMが確実に使えるUSBボードに変更しました…
ちなみに、シリアルポートは半田付けしました。)
■ブートローダ: MONIX
[開発PC環境]
■OS: Windows7
■コンパイラ: KPIT GNU Tools
  GNUH8 v12.02 Windows Tool Chain(ELF)(for Windows)
■ライタ:Open H8 writer(h8write)
■make: Make for Windows
(実行バイナリをダウンロードして使用すると、アセンブラソースの.S(大文字)を
.s(小文字)に変換してmakeするため、プリプロセス処理が正常に実行されなかったため、
ソースコードをダウンロードして、コンパイルし直したものを利用しています。)
■シリアルコンソール: Teraterm

コンパイラ、ライタ、makeはwindowsの環境変数PATHに追加して利用しています。

KOZOS起動までの手順は、簡単に書くと以下のようになっています。
1. h8writeでMONIXブートローダをROMに書き込む。
2. MONIX起動確認後、ldコマンド実行後、Teratermの[ファイル転送]機能より、kozos.mot
ファイルを転送。
3. runで起動。

正直、まだアップロードできるレベルではないし、実行環境の整備や起動までの手順など、
ドキュメント類もあまり書けていないので、また留まっていようかと思ったのですが、
せっかくホビーで楽しみながらやるのだし、もしかすると誰かの助けを借りながら、
仲間と一緒に開発していけるかも、という期待を胸に投稿させて頂きました。

今後、USBドライバや、FATファイルシステムなども勉強しながら実装していけたらなと思って
おりますので、ぜひ一緒に、という方連絡いただけたら嬉しいなと思います。
また、一緒に開発せずとも、「こうしたらどうだ?」とか、「ここは良くないな」などと
指摘やアドバイスもいただけたら幸いです。

ブログの方にも今後KOZOSの紹介や活動を掲載していきますので、訪ねていただけると嬉しいです。
ブログはこちらになります。

最後に、SAKAIさん、どうも本当に有難うございます。
12ステップ自作OSのおかげで、自分の知りたいことの根っこを知ることができました。
今後も楽しみながらホビー開発を続けていきたいと思います。





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