KLUE 6.0 リリースノート(2024.5.7)
KLUE 6.0はUbuntu 24.04(Noble Numbat)ベースです。
1.KLUE 5.0からの変更点
ディスプレイマネージャーをlightdmからsddmへ変更しました。
sddmの設定はアクセサリ→[sddm Configuration]で実行できます。
2.DLNAとOpenHome
DLNAを有効にするにはサウンド設定の[upmpdcliを起動する]をONにします。
OpenHomeを有効にするにはサウンド設定の[bubbleupnpサーバーを起動する]をONにした後、
ブラウザで
http://localihost:58050にアクセスするとBubbleupnpの設定ページが開くので、
Media Renderersのところの[Create an OpenHome renderer]にチェックをいれます。
3.高音質サウンドドライバー...について
高音質サウンドドライバー/USB Audio高音質ドライバー/USB高速ドライバーが使用できます。
ただしUbuntuの標準カーネルでは使用できません。
使用するにはシステムツール→[高音質カーネルインストーラー]を起動して、高音質カーネルをインストールします。
リアルタイムカーネル、Xenomai4カーネル、KLUEカーネルの3つがインストールできます。
これらのカーネルにはkonaパッチ(修正)がかけてあり音に広がりと奥行きがあります。
4.KLUEの音の特徴
KLUE 5.0のサウンドシステムはKona linux 7.0とまったく同じですが、
ベースとしているUbuntuとDebianの違いにより、KLUEの音は中低域の音が豊かで厚みがあり、
より癒やし系の音となっています。
5.注意事項
高音質カーネルのレベル1が有効にならない場合があります。
KLUEカーネルではUSB高速ドライバーは使用できません。
Cadenceはインストールされていません。
Audaciousの初期状態の出力先がpipewireになっていますがpulseaudioにした方がいいでしょう。
またDeadbeefの初期状態の出力先がalsaになっていますがpulseaudioにした方はいいです。
インストール先のディスク容量は20GB以上を用意してください。
2024年5月7日火曜日 14:07:53 UTC+9 kona cofee:
KLUE 6.0をリリースしました。
まずは無印から
他のエディションも順次リリースします。