雑誌情報 BRUTUS 特集 椅子と居場所
家具職人の濱田由一さんの工房の動画も併せて公開中
My Chair, My Place.
No.1047 2026年2月2日 890円
椅子は、持ち主にとって最も身近で、長くともに過ごすパーソナルな家具。単に座るだけでなく、時に考え、働き、休むための、自分だけのスペースだ。
貴重な名作ヴィンテージでも、アノニマスな普及品でも、愛用する持ち主にとって、その一脚の価値は変わらない。
そして椅子とは、住宅でも公共空間でも、人間の“居場所”を決める家具でもある。
人と椅子との関係性がしっくりくる時、その空間は快適で特別なものになる。今回はそんな視点で、新旧さまざまな「椅子と居場所」の実例を紹介します。
https://brutus.jp/magazine/issue/1047/
今回のスペシャルムービーに登場するのは、滋賀県米原に工房を構える、家具職人の濱田由一さん。
主に20世紀に生まれた世界の名作椅子を、5分の1サイズの模型で再現している。
作業は多くの場合、まず写真や資料から図面を自分で起こすところから。形はもちろん木、金属、ファブリックなどの素材感やカラーも忠実に表現された模型は、パッと見てもそれとはわからないほどの完成度だ。
かつてデンマークにハンス・ウェグナーを訪ねた際に「これは模型ではない。本物だ」と本人から称賛されたという。
その言葉を胸に、今日も一脚ずつ次の作品を作り続ける。