[wwn:02645] 接着剤情報 オーシカダインTU-255の小分け

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Oct 23, 2025, 4:50:08 PM10/23/25
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接着剤情報 オーシカダインTU-255の小分け

1年に1度、接着剤オーシカダインTU-255の小分けの情報です。
これまで頼まれたことがある方、価格は昨年と変わりなく1本2200円になりますので、メールで私宛( 谷 shinichi...@gmail.com)にご連絡ください。
数量には限りがありますので、希望される方はお早めにどうぞ。

以下の内容は昨年までとほぼ同じです。

木工家ネットで以前から紹介していました接着剤「オーシカダイン」の TU-255 について、メーカーでは小さくても4キロ缶でしか販売してくれないので、毎年1回、私の方で4キロ缶を購入して小分けして希望者にお送りしています。
今回も昨年同様330gの容器を用意しましたが、価格は1本2200円になります。
私宛にメールでご連絡いただければ、振込を確認しましたら、送料着払いでお送りします。
容器の画像も添付いたします。

「オーシカダイン」は湿気硬化型の接着剤ですので、開封後は湿気が入らない様に保管に気をつけて下さい。
保管する環境にもよりますが、メーカーとしては6ヶ月位で使い切る事を推奨しています。
容器は中蓋も付いていますが、缶の様な長期の保管は難しいようですので、それを考慮して注文して下さい。

「オーシカダイン」について、私たちは、「オーシカダイン」の可使時間や硬化時間が長いことを重宝して使用していまので、硬化を促進するのに加湿するのが当たり前ですが、精密な指物を制作していて、加湿による伸縮など変形を避けたい個所を接着する時に、「オーシカダイン」ならば特に加湿しなくても空気中や材の中の水分でも硬化するので、その性質を利用して使われる方もいる様です。

また、一方、普段、私は板ハギの場合、片面に「オーシカダイン」を塗布し、もう片面を「霧吹き」や「濡れたウエス」で加湿していますが、冬の気温が低い時に「オーシカダイン」は粘度が高くなったり、硬化時間が遅くなるので、必要量を別な器に出して、そこにお湯を加えてかき混ぜたものを塗布すると早く硬化する、という風に使う方もいらして、急いで使い切らないと無駄になるけれど、これも「裏技」だな、と思いました。

ということで、既に「オーシカダイン」をお使いの方で、板ハギや集成や積層など、従来の常識的な接着にこだわらず、何か新しいことをやっている方は、参考までにお知らせ下さい。


「オーシカダイン」について、よく知らない、詳しく知りたいという方のために、2012年12月20日の木工家ネットで私が説明していますので、参考までにコピーしておきます。

講習会でも話題になったオーシカダインですが、10年以上前に木の家具展を一緒にやっていた岩手の工藤宏太さんからこういう接着剤がある、とオーシカダイン7057(現在は代替のTU-255になります)を教えてもらいました。
使ってみると、接着力もありそうだし、クランプで圧締しておく時間は長いけれど、可使時間も長いので落ち着いて作業ができる使い易さと、主剤に硬化剤を混ぜるピーアイボンドなどに比べて1液性なので必要量だけ接着面に出して使える無駄のなさに感心しました。
それ以来、板ハギ、ラミネートの集成材や練り付け板の心材の接着などに使用してきました。

使用法としては、基本的に片面に適量を塗布して薄く広げ、もう片面はウエスで濡らすか、霧吹きで加湿して接着します。
朝,接着すれば夕方まで、夕方に接着すれば翌朝まで、クランプやプレスで圧締しておきます。

オーシカダインははみだした接着剤は水洗いはできないですが、ラッカーシンナーで拭き取っています。
それでも材の導管などに入ったものは綺麗に拭き取る事ができずに、塗装する時に影響しそうですので、極力はみださないように塗布する量を適量にする必要があります。
湿気硬化型接着剤は発泡して膨張するので、もしホゾ組などに使った場合に、接着剤の量が多いと胴付などからはみ出してしまって、拭き取りなどの始末が悪いので、使っていません。
板ハギの場合、ハギ面から多少はみ出しても、板厚などは削ってしまえるので、接着面の周りに影響する心配が少ないわけです。

板ハギで板厚が20ミリ以上ある場合には、ビスケットを使うことがありますが、ビスケットの穴に接着剤を塗ったあと、圧縮してあるビスケットを水で濡らして差し込み、接着します。
ただし、板厚が薄い場合に、オーシカに限らず他の接着剤でも接ぎ合わせ作業の時に水で膨張したビスケットが、時間の経過で乾燥し収縮して、表面にビスケットの形がわずかですが陥没して見えることがありました。
これを防ぐには、接ぎ合わせ後に、すぐに板厚を自動鉋などで削ってしまわないで、少し時間をおいて内部まですっかり乾いてから削るようにすれば、問題が少ないようです。

容器は、缶からプラスチックの「油差し」に移して使っていますが、冬場の低温で粘度が高くなっても、容器をお湯などで少し温めて粘度を下げてから使っています。
オーシカダインは低温(マイナス5度)でも硬化する優れものですが、室温を上げないと硬化時間が長くなってしまいます。
接着時に加湿する場合の水分が凍結しても困るので、いずれにしろ作業場の気温はプラスにしておきたいです。

また、エポキシ接着剤で作ったパテでは埋めきれない様な大きな節や割れなどを埋める時にも使用していますが、発泡して膨張するので、パテを入れにくい割れの奥なども入り込んで固まる様に思えます。
この場合、接着剤が少なくて発泡したところは、スカスカでしっかり固まらないところもあります。

使用上の欠点としては、湿気硬化型なので、保管する時に容器の蓋をしっかり閉めておかないと、缶の中で固まってしまうことがありまして、比較的乾燥している小諸でも、一度半分くらい残ったオーシカダインが缶の中で固まってしまったことがありました。
その後は缶の中に湿気が入るのに気をつけていれば数年保管していてもは大丈夫で、固まらずに使い切れる様になりました。

現在は、プラスティックの容器に小分けにして、出来るだけ空気に触れない様に気をつけて保管しています。
しばらく使わない時は、容器の蓋の中のキャップを閉めて保管しています。


谷進一郎
shinichi...@gmail.com

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