公開講演会のお知らせ(立教大学英語教育研究所主催・異文化コミュニケーション学部共催)

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SATOMI MORI

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Nov 8, 2025, 7:01:56 PM11/8/25
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JSLSの皆様


立教大学英語教育研究所では、成城大学の石井康毅先生をお招きし、下記の通り公開講演会を開催いたします。多数の方のご来場をお待ちしております。

立教大学イベントページも併せてご確認いただければ幸いです。)


 時: 20251213日(13301645

場 所: 立教大学池袋キャンパス マキムホール2階 M202教室

名 称: 「英文中の文法項目使用状況の調査:手法と教育・研究への利用法」

講 師: 石井 康毅(成城大学社会イノベーション学部教授)

内 容: 

1部「英文中の文法項目使用状況を調べる:CEFR-J Grammar Profileの開発とその背景」

 英語教育・英語学習の場面で、英文(インプット・アウトプット)の難易度やレベル等を

評価する際には様々な観点が存在する。単語の頻度や難易度はコンピューターで処理がしやすく、既に多くのリソースが存在しているが、同様に重要な観点である文法の使用状況は、機械的な処理が容易ではない。このような背景の下、日本の英語教育の環境や実態を踏まえつつ、文法項目の網羅的なリストを作成し、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)の観点で各文法項目のレベルを明らかにすることを目指す取り組みがCEFR-J Grammar Profileである。本講演では、CEFRとそれを日本の英語教育環境に適応させたCEFR-Jについての基本的な説明から始め、CEFR-J Grammar Profileがどのような仕組みでコーパスから文法項目を特定するのかについて解説し、各種コーパスにおける文法項目の使用状況を調べた公開データについても説明する。


2部「CEFR-J Grammar Profileによるコーパス分析と英語教育の改善の可能性」 

 CEFR-J Grammar Profileの一部として公開しているプログラムを利用することで、任意のコーパスを対象として文法項目の使用例を機械的に抽出し、分析することが可能になる。学習者にとってのインプットとなる英文の分析例としては、(語彙などの他の観点と合わせて)当該の英文の難易度が対象の学習者にとって適当であるかを評価したり、検定教科書での文法項目の扱い(繰り返しやバリエーションなど)を詳細に調査したり、検定教科書の改訂前後で文法項目使用状況にどのような変化があったかを客観的な視点で調査したりすることが可能になる。学習者の作文・発話のアウトプットの英文の分析例としては、ベンチマークとなるデータと比較することで、熟達度を評価したり、改善のための観点を提示したりすることが可能になる。本講演では、CEFR-J Grammar Profileの利用例を紹介し、コーパス分析に基づいて文法の学習・教育の改善を図る可能性について検討する。


主 催: 英語教育研究所

共 催: 異文化コミュニケーション学部 ~学部公開講演会『言語と社会や文化をつなぐ>:世界と切り結ぶ異文化コミュニケーション』の一環として~、科研EMIプロジェクト

問合せ先:鳥飼 慎一郎氏(立教大学名誉教授、英語教育研究所所員)

e-mail: to...@al.rikkyo.ac.jp


講師プロフィール:

石井 康毅(いしい やすたけ)

成城大学社会イノベーション学部教授。東京外国語大学大学院博士後期課程(単位修得退学)、東京理科大学理工学部講師、成城大学社会イノベーション学部准教授を経て現職。英語コーパス学会副会長(研究促進担当)、大学英語教育学会英語辞書研究会副代表。

主な研究テーマは、認知意味論(比喩の観点に基づく英語の前置詞・句動詞の意味記述)、コーパス言語学(コーパスからの句動詞・コロケーション等のフレーズ単位の語彙項目と文法項目の抽出と重要度・難易度特定)、辞書学・辞書執筆(前置詞記述の分析と英和辞典における前置詞記述の実践)。2012年よりCEFR-Jプロジェクトに参画し、検定教科書・EFLコースブックのコーパス構築、文法項目の自動抽出・頻度集計と各項目のCEFRレベルの特定に取り組む。

主な共著書は『道を歩けば前置詞がわかる』(くろしお出版)、『グローバル社会の英語コミュニケーション・ハンドブック発話行為・ポライトネス表現辞典付』(三省堂)など。他に英和辞典・高校英語検定教科書等の執筆に参画。


司会:

鳥飼 慎一郎(とりかい・しんいちろう)

立教大学名誉教授、元科学研究費審査委員 大学英語教育学会賞・学術出版物選考委員。科研EMIプロジェクト研究代表者。2007年ランカスター大学より博士号(Ph. D. in Linguistics)取得。専門は英語教育学、コーパス言語学、司法英語、EMI


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Satomi Mishina-Mori, Ph.D.
森(三品)聡美
Professor,
College of Intercultural Communication
Rikkyo University

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