朝食後、9時過ぎに出発。JR倉敷駅から本町商店街を抜けて、美観地
区へ。倉敷川の河畔を廻り、倉敷紡績(クラボウ)跡地の「アイビー・
スクエァ」へ。ライツ写真展が開かれていて観覧。「アイビーホテル」
で結婚式があり、花嫁・花婿が角隠しと羽織袴で戸外で記念写真の撮影
中、ザックス先生は喜び写真に収めました。
そのあと、古い町並みを見て、大原美術館の正面にある大原家の別邸
「有隣荘」で開催されていた「棟方志功展」を見学。ツァラストラの大
きな版画や群鯉の衝立てなど興味を引いたようでした。
JRで倉敷から庭瀬に移動、そこからタクシーで黒住教へ。副教主黒住
宗道様の出迎えをうけ、黒住教の教義、歴史などを聞く。山頂にある毎
朝の「ご日拝所」に案内される。この場所は当然東に開けてあり、岡山
の市街地が一望できる。ついで大教殿に赴く。折よく信者の記念祈祷が
あって、吉備楽を聞くことができた。そのあとで、祭壇正面に招かれ、
お払いを受け榊をささげ、旅の平安を祈った。黒住宗晴教主が臨席され、
学生時代にハンドボールをしていた関係で、ハンブルグへ学生チームを
引率して訪問したこと、ハンブルグ大学のチームを当地に呼んだことな
ど話がはずんだ。そのあと、黒住教の機関誌「日新」の記者からインタ
ヴューを受ける。12月号に記事となるとのことである。
黒住教を辞して、吉備津神社に向かう。遅くなった昼食を門前の食堂で、
饂飩で済ます。本殿を廻り、絵馬堂へ。ここからは、本殿を眼下に眺め
る。ついで、長廊下を巡り、「お釜殿」などを見て廻り、吉備線で岡山
駅に帰った。
長かったが、岡山の歴史と文化、宗教に触れた一日でした。