さて、肝心のフィラメントの中身ですが、cubeには、廉価版のcubeと高級版のcubeXの2種類が在りまして、
cubeのカートリッジとcubeXのカートリッジには互換性が無い等とHPには書かれています。
また、価格もcube用が1つ$48なのに対し、cubeXの方は1つ$144という結構な差が在ります。
今回はcube用のフィラメントが1.75㎜という事を知ったので、cube用を買ったのですが、購入数によって割引が在るみたいで
3つ購入で$132
5つ購入で$215
7つ購入で$299 と、それぞれ少しずつ単価が下がる様になっているみたいです。
cubeXの方は1つ$144でまとめ買いしても割引は無い様で、cubeXを買うような人は割引なんて気にしてはいけないと
諭されている様です(^^;
また、ケースはリユースしているみたいで、使い切ったケースをcubifyに送り返すと次にカートリッジを購入する時に
空ケース1つあたり$5の割引を受けられるようですが、日本からでは送料に余裕で負けて仕舞いますね(^^;
ですので、ケースの分解は簡単にできるようになっています。
で、中身ですが・・・・

・・・・・・なんだこりゃ?って感じですね(^^;
中には段ボールのスプールが在ってそれに雑然と巻かれている状態でした。
密閉されているわけでもなく、凝ったところといえば出口付近に小さい黒のゴム輪が噛ませてあり
フィラメントのゴミ対策をしている事と、あと、カートリッジの識別の為か、電極のようなチップが付いている
事だけでしたね。これも、もしかしたらカートリッジが在るのか無いのかだけを見ているだけの単なる電極で
識別情報などは入っていないのかも知れません。ちなみに、2極の接点でした。
まぁ、これならカートリッジから全部引き出して他のスプールに巻き直す手間が省けるというものですが、
何だかなぁという感じです。
また、ケース外側面についている赤いねじは使わないときにフィラメントが巻き戻って入ってしまうのを防ぐために
ねじ込んでスプールを止める役割のものですが、見てみると、段ボールの側面に突き刺す形で止めている様でした。
買う前に取説などで見ていた時にはどんな原理で止めているのかと思っていたんですが、なんて原始的なんでしょう(^^;
フィラメントの太さはやっぱり1.75㎜の様です。見た目少し細めかなと思ったのですが、ノギスで測ったところ
1.75㎜位でした。アナログノギスなので、誤差は在ると思いますが、概ねmakerbot製と同じくらいの太さでした。
今回、購入したのは、TAN(日焼け肌色)、BLACK、BLUEの3色でしたが・・・・・・・、
TAN!まさに、肌色!! これです! これこそです!This is IT!です!ハラショーです!
まさに!まさに、これが私が欲しかった色です!!!!アメリカ人には日焼け肌でも我々日本人にとっては
これこそ肌色!!!!あぁ!神様!! もう今死んでも悔い・・・・はたっぷり残ると思うので後100年ほどは
生かしておいてください!! と思うくらい良い色でした。(すみません、少し興奮してしまいました(^^*)
でも、本当に良い色です。実は、当初は「たぶん茶色っぽい色なんだろうな・・・」と余り期待していなかったのですが
きちんと肌色でした。また、黒と青もmakerbot純正PLAには無い色で、黒は沖縄の黒PLAの様なテラついた黒ではなく
青も、沖縄の透明な青でも、純正のナチュラルに少し青みがかかった物でもなく、ソリッドな青で、3色ともフィラメントの
段階でではですが、良い発色をしていると思います(^o^
ただ・・・・・量が全く少ないです。予想では1ポンド(約450g)も在れば良いと思っていたのですが、測ってみたところ
TAN 370.5g (段ボールスプール含む)
BLACK 358.5g (段ボールスプール含む)
BLUE 357.0g (段ポールスプール含む)
・・・・・・あんまりだよ!こんなのって無いよ!!
と叫び出したくなるほどの量でした(^^; これで、makerbotと同じ1本$48とは・・・・・。
それよりも、うちで出力するフィギュアは1体サポート込みで140gとかなので、2体で終わり。
もし、印刷ミスしようものなら・・・・・・(T_T
とりあえず、cubeX用のPLAフィラメントのカートリッジは1本$144という事なので、少なくとも3倍の量は入っているという事と
cubeX用のフィラメントも1.75㎜である事を祈りつつ、cube用フィラメントのレポートを一旦終わりにさせていただきます。
文章の途中、お見苦しいところが在ったかも知れませんが、忘れてください(笑)