Replicator (Fifth Generation)不具合・解決策共有

1,060 views
Skip to first unread message

S. Yokoyama

unread,
Apr 25, 2014, 1:42:09 AM4/25/14
to jmb...@googlegroups.com
MakerBot Replicator (5th generation) の情報共有用に立てました。

英語のグループ( https://groups.google.com/forum/#!forum/makerbot )を見ていると、スマートエクストルーダの詰まりが問題となっている様ですね。(問題頻出なのに何でブラックボックス化しちゃったんだろう・・・)


という私のも現在印刷が不安定です。フィラメントのロードはできる(事が多い)けど、印刷時にフィラメントが出てこない(事が多い)。


写真は分解したスマート・エクストルーダ。何も詰まっていませんでした(^^

何か解決策をみつけたら書き込んでいきます。不具合・解決策情報を交換しましょう。

takayuki kosaka

unread,
Apr 29, 2014, 12:58:54 AM4/29/14
to jmb...@googlegroups.com
はじめましてkosakaです。

そうですね。なんでブラックボックス化してしまったのか不思議ですね。
いろいろと構造的に問題はありそうです。

私なりの解決法などを以下のURLに掲載しております。

ご参考にしてください。


2014年4月25日金曜日 14時42分09秒 UTC+9 S. Yokoyama:

S. Yokoyama

unread,
Apr 30, 2014, 5:49:06 PM4/30/14
to jmb...@googlegroups.com
kosakaさん はじめまして。

実はそのページは穴が開くほど見させていただいておりました(^ー^

ここでお礼を言うのも変ですが貴重な情報をありがとうございます!

takayuki kosaka

unread,
May 1, 2014, 7:16:14 PM5/1/14
to jmb...@googlegroups.com
Yokoyama さん

 稚拙なHPを拝見していただきましてありがとうございます。

英語サイトで話題?になっているキャノーラ油を試してみました。
割とよい結果を出力しています。

http://www.thingiverse.com/thing:153807



takayuki kosaka

unread,
May 3, 2014, 4:07:00 PM5/3/14
to jmb...@googlegroups.com

5thですが、キャノーラ油のおかげで、ようやく使えるプリンタになりました。

フィラメント送りのトラブルもなくなりました。
 写真(左)が、Replicator 5th。
 写真(右)が、Replicator 2 の出力結果です。

一見すると大差がないですが2のほうが若干いい結果が出ています。
起動時間やレベル合わせの手間などを考えるとまだまだ2には及びませんね。

 

 

S. Yokoyama

unread,
May 15, 2014, 5:52:08 AM5/15/14
to jmb...@googlegroups.com
時間がかかってしまいましたが、私もサラダ油で試してみました。クオリティは良くなりました。情報ありがとうございます。

詰まらなくなったかどうかは、まだ一回しか印刷していないので、もう少し試してみないと分かりません。最近は詰まりで10回中9回はフィラメントが出てこないのですが、さすがにそこまでだと、普段使いは厳しいので、 解決するといいなぁ。




2014年5月4日日曜日 5時07分00秒 UTC+9 takayuki kosaka:

S. Yokoyama

unread,
May 19, 2014, 7:49:07 AM5/19/14
to jmb...@googlegroups.com
経過報告です。

サラダ油を塗布するようにして、少し印刷してみました。幾つか問題となりそうな事が起こったので情報共有です。

・ビルドプレートのブルーテープに油分が付かないように気を付ける。

恐らく油のケースから漏れた油がブルーテープに染み込んでしまったせいだと思いますが、ラフトの土台への吸着が悪く、反ってしまったり、ずれてしまったりします。多分スポンジに油を含ませすぎたのが原因かと思います。それでもスポンジに吸わせる程度だったのですが、それ以下で良いかも。


・『Error 57: Heater Temperature Sag』の頻発

これには泣かされました。とりあえず再起動して、またTry、またError57、また再起動の繰り返しです。フットプリントが大きいものを印刷すると、ラフトの途中でエラーが出ます。フットプリントが小さいサンプルのチェーンや腕輪は印刷できました。

原因かどうかは分かりませんが、ラフトの第一層が凸凹で、第二層を印刷している時にガタガタとヘッドが当たります。そうなると、このエラーが出ているのでは?と予想しています。上記のブルーテープに吸着しないのでガタガタになっているという事も考えられますし、またフィラメントがエクストルーダーから出て来た直後、油を塗布しない時よりも、すこし膨らんでいるようにも見えます。ラフトの第一層は特別太い線を出しますので、次はラフト無しで試してみます。


・Load&Unloadでは取れない詰まり

元々の問題はフィラメントのLoadは出来るものの『空印刷』してしまうという事だったのですが、どこで詰まるかのタイミングはなんとなく分かってきました。印刷後、キャリブレーション終盤にベッドが中央から右手前へ移動する直前、フィラメントが2cmぐらい後退し、また同じくらい前進すると思います。この時に、後退はするものの「カチっ」と音がして、その後の前進が空回りしてしまう事があります。そうすると、もう詰まって、印刷できません。これを見極めて、キャンセルし、Unload→Loadで再印刷をすれば、多少「時短」になります。

ただ、急いで抜くと(Unloadせずともレバーで抜ける状態です)、中でまだ温かいフィラメントがねじ切れてしまう事もあるようです。以下の写真のような「両端が尖った詰まり」が出来てしまうと、多分何度Unload&Loadしても詰まりは取れません。



とまぁ、色々調整して、どうにか印刷できそうな状態にもっていきました。今、15時間かかる物を印刷し出しましたが、きちんと出来上がるだろうか?

S. Yokoyama

unread,
May 19, 2014, 10:33:03 PM5/19/14
to jmb...@googlegroups.com
昨日の印刷は成功していました。

ところが、この直後の印刷は失敗。こちらのマシンはキャリブレーション中のフィラメント外れが頻発です。

もう一台のERROR57頻出のマシンは小さ目のモノを印刷していましたが、こちらも成功。

しかし、その直後の印刷は、大きいモノを印刷したというのもありますがERROR57で失敗です。こちらのマシンはキャリブレーション中のフィラメント外れは無いもののラフト印刷中にERROR57で落ちます。


2014年5月19日月曜日 20時49分07秒 UTC+9 S. Yokoyama:

S. Yokoyama

unread,
May 20, 2014, 10:31:28 PM5/20/14
to jmb...@googlegroups.com
ERROR57のその後です。フットプリントが広いものを印刷するとエラーが出るといいましたが、例えばこんなものを印刷してみます。(Arduinoホルダーです)

そうすると、ラフトの第二層から第三層の間でERROR57が発生します。

発生直前の写真がこれ。

温度が210度に下がっています。230度で印刷する設定で、210度を下回るとERROR57が発生するようです。

ラフトの第一層ではありま温度は下がりませんが、第二層になると、だんだん温度が下がっていき、ついには210度を下回ってERROR57になるようです。

同じのを別のマシンで印刷してみた時の同じ印刷地点での写真です。

先ほどのArduinoホルダーを6個印刷していますが、ラフト印刷時のヘッドの温度低下はなく、225度~230度を保っています。

ちなみに・・・先ほどのArduinoホルダをこんな↓形にして印刷してみました。


さすがに不安定すぎて印刷途中で倒れましたが、ラフトが非常に小さく、ラフト印刷時の温度低下を乗り越えて、本体の印刷も(半分強までですが)順調でした。ラフトの第二層さえ乗り越ええれば、ヘッドの温度は下がらないようだ・・・という事は分かりました。

まぁ、それが分かったところで、何ができる訳ではないのですが・・・・。エラーに表示されているとおりサポートに連絡してみようかな。。

ラフト印刷で落ちるので、ラフト無し印刷を試してみようと思っているのですが、ベースプレートにブルーテープの代わりに貼ったポリイミドテープへのフィラメントの吸着が悪く、まだ印刷成功していません。

以上、情報共有まで。


2014年5月20日火曜日 11時33分03秒 UTC+9 S. Yokoyama:

Hiko

unread,
May 29, 2014, 5:56:03 AM5/29/14
to jmb...@googlegroups.com
はじめまして、Hikoです。

私もReplicator 5thを使っていて、最近ガッガッとフィラメント送りの不良が続いていたんですが、ご紹介のあったキャノーラ油(手持ちがなかったので大豆油で試しましたが)の方法で劇的に良くなりました。情報ありがとうございます。

フットプリントの大きなもので止まる現象、私のところでも発生してます。Raftを無しにしても同様でした。(画像は載せられないのですが、底面積で言うとビルドプレートの1/4程度を覆うものを出力していて、2層目の途中で止まりました。)
一定時間/フィラメントの一定長?を絶え間なく吐き出し続けるとエラーになるのか・・・と考えているところです。



2014年5月21日水曜日 11時31分28秒 UTC+9 S. Yokoyama:

S. Yokoyama

unread,
May 29, 2014, 7:38:54 AM5/29/14
to jmb...@googlegroups.com
Hiroさん 

はじめましてYokoyamaです。
情報ありがとうございます。

止まる症状は私のとほぼ同じですね。エクストルーダの設計的な問題な感じですね。英語のグループをみていると、新しいエクストルーダーを送ってもらっているケースもちらほらありますが、根本的な改良はなされていないようで、結局詰まるとか。

私の動く方のマシンは
・キャノーラ油
・毎回フィラメントを外して付ける
・毎回ビルドプレートの調整
等を徹底して、印刷前のキャリブレーション中のフィラメント外れまでを監視して、外れたら即すべてやり直すという方法で、どうにか実用的にプリントしております。(今はビルドプレートの80%ぐらいのモノを順調に印刷しています。)

とりあえず次のファームウェアの更新を首を長くして待っているような状態です。

2014年5月29日木曜日 18時56分03秒 UTC+9 Hiko:

S. Yokoyama

unread,
Jun 2, 2014, 3:13:23 AM6/2/14
to jmb...@googlegroups.com
Error57が毎回出ていた件ですが、直りました。(正確に書くと直ったように見えます。)
ファームウェアのバージョンアップを待っていたのですが、MakerBot Desktop Betaのバージョンを3.0.1.19に上げたら、その後エラーが出ずに上手く印刷できています。(しかもソフトから直接ではなくUSBメモリ経由の印刷です。)

以前のバージョンとの違いはPrepare画面のSettingでTemperatureタグが選べなくなっています。で、Exportすると、印刷温度が230度ではなく、215度になっている様です。

以前は230度の設定で、ラフト印刷中に210度を下回ったERROR57が出ていたのですが、新しいMakerBot Desktopでファイルを作ると、215度で印刷を行い、その場合はヘッドの温度が200度前後で安定する為、設定温度より20度下回ると出るERROR57が出ないという事の様です。

無事、フットプリントが大きなモノをエラー無く印刷できました。

ただ、一点問題点もありました。


この写真の「爪」の部分ですが、スカスカです。データでは、ここは詰まっています。ただ、ERROR57対策でファームウェアをダウングレードしたり色々といじったり、印刷Settingをプリセット以外を試したりしていたので、もしかしたらそちらが原因かもしれません。現在検証中です。

もう一点、写真のようなブルーテープなら問題が無かったのですが、もう一台のマシンは、マスキングテープを使っていまして、その場合、215度設定で印刷すると、プレートの上に、ラフトが上手く吸着してくれませんでした。

「ヘアスプレー」だの「ステックのり」だのを塗ると良いという情報がどこかにあったのですが、「スプレーのり」で試して見たところ、うまく吸着してくれました。

以上、情報まで。


2014年5月29日木曜日 20時38分54秒 UTC+9 S. Yokoyama:

S. Yokoyama

unread,
Jun 12, 2014, 3:54:39 AM6/12/14
to jmb...@googlegroups.com
新ファームウェア1.0.8.84がリリースされたようですので早速インストールしてみました。
英語のGoogleクループだとここらへんで議論があるようです。

ここらへんの議論をみていると、215度固定の件がファームウェアとからめて言われているようですが、私の理解だと、215度固定はファームウェアではなく、MakerBot Desktopの新バージョンの制約だと思います。

で、早速、新バージョンのMakerBot Desktopと、新バージョンのファームウェアで印刷してみました。

結果は良好です。前のポストで乗せた写真は爪の部分がスカスカになっていましたが、今回は、同じ.makerbotファイルを新しいファームウェアで印刷しただけなのですが、きちんと出来上がっていました。

ただし、新ファームウェアの問題点もありまして、アップデータ直後にビルドプレートのキャリブレーションをすると、何度も失敗しました。高さセンサが反応せず、ガタガタものすごい音を立てながら上昇しつづけて、心臓に悪いです。何故か「プレヒート」後にもう一度やったら、高さセンサが反応するようになり、きちんとキャリブレーションできました。

元々、
・印刷中Error57で落ちる
・印刷開始直前にフィラメントが外れる
という二つの問題を抱えていましたが、前者は新しいMakerBot Desktopの215度設定で解決、後者は新しいファームウェアで解決しました。(印刷直前のフィラメント戻りの距離が少なくなったため外れなくなったみたいです)

脆さに関してですが、同じものを230度と215度で印刷して比べました。

奥が215度(MakerBot DesktopのExamplesメニューにあるもの)、手前が230度(元々サンプルで内蔵ディスクに入っているもの)です。結果は、肉眼では見分けが付きません。これで、やっと使えるプリンタになったかな?(また新たな問題が出てきそうですが。)

以上、情報共有まで。

2014年6月2日月曜日 16時13分23秒 UTC+9 S. Yokoyama:

大石佳昭

unread,
Jul 1, 2014, 12:03:18 PM7/1/14
to jmb...@googlegroups.com
久しぶりにここを見てみましたエクストルーダーの欠陥は製品なる前の写真見た時点で分かっていましたがやはりですか・・・

スリップに関してですがFDMは基本的に2つの要素で問題が起きます。
1つがトルクもう一つが熱です。

FDMの出口は高温で適温である必要があるのですが相反してそれより上の部分ノズルヒーターより1cmから2cm位上ですかね
そこからは冷えてれば冷えているほど良いです。
この部分が適切に冷えるとモータートルクが無くてもまっすぐ押し出せます
関連してですがReplicatorはほぼ全ての製品にスプールに問題が有って(類似品も)巻き上げる時にスプールの片方にフィラメントが寄るはずですがこの寄る事その物が実はトルク削りとっている大きな要素でして
スプールの中心から引き上げると最小の摩擦で引き上げられます。

実際効果は有ったのかも知れませんがサラダ油ではゴミは取れてもプラス要素としては論理的に少ないのでスプールの中心から引き上げる形を試された方がいいと思います。
ちなみにベアリングスプールにするよりこの寄りの方が摩擦高いようなのでハードの加工ナシで出来る手段としてこれがお薦めでしょうかね。

まぁこれに手を入れた所でサラダ油使いたければ使えばいいだけなので是非に。
エクストルーダーの冷却に関しては構造がクローズなら厳しい気もしますが・・・・



大石佳昭

unread,
Jul 1, 2014, 12:10:14 PM7/1/14
to jmb...@googlegroups.com
キャノーラ油使うと多分粉末化した物がどうこうで多分結果として効果あるんだと思います。


まぁ長い間自分はこの手のトラブルに悩んでたわけですがスプールのど真ん中から引き上げるようにしてから激減したので多分これが一番効果有る方法なのは間違いないです。
ただスプールとかど真ん中から引き上げれる構造作らないと駄目なので手間かも知れませんが。


2014年7月2日水曜日 1時03分18秒 UTC+9 大石佳昭:

takayuki kosaka

unread,
Jul 22, 2014, 6:16:15 PM7/22/14
to jmb...@googlegroups.com
さきほど、MakerbotのHPのパーツのところを見ると
SmartExtruderが単体で販売しているのを確認いたしました。


さっそく購入しておきましたが
「This product is not available in the requested quantity. 1 of the items will be backordered.」とのことで
入荷待ちのようです。

takayuki kosaka

unread,
Aug 18, 2014, 4:42:40 AM8/18/14
to jmb...@googlegroups.com

注文していたreplicator 5thの新型Smart Extruder が届きました。

写真の左が新型。右が旧型です。

放熱板のフィンが薄く枚数が増えた感じですね。

まだ分解してないので内部は不明です。


今のところ問題なく出力できています。


2014年7月23日水曜日 7時16分15秒 UTC+9 takayuki kosaka:
DSC01643.JPG
DSC01645.JPG
DSC01646.JPG
Reply all
Reply to author
Forward
0 new messages