「Google日本語入力をオープンソースで!」
「Google日本語入力をオープンソースで!」
「Google日本語入力をオープンソースで!」
「Google日本語入力をオープンソースで!」
「Google日本語入力をオープンソースで!」
「Google日本語入力をオープンソースで!」
「Google日本語入力をオープンソースで!」
いや、オープンソースじゃなくても、
UbuntuのApt-lineから apt-get install できればOKです。
つまり、ソースなし、バイナリのみでも、
自由に再配布可能であればOKです。
とにかく、これ、お願いします > グーグルさま。
じゃあ、なぜグーグルがこれをすべきなのか。
一番大切なことは、それがグーグルの利益になるということ。
わたしは、社会の利益のためにグーグルが犠牲になれといっているのではない。
グーグルは、グーグルの利益のための行動をしてくれ、といってるだけ。
じゃあ、なぜ、Google日本語入力の開放がグーグルの利益になるのか。
これは、なぜ、Chromeブラウザをオープンソースにしているのか、
とほぼ同じこと。
ここで一番大切なのは、グーグルのライバルは誰か、ということ。
決して、Canonicalでもなければ、Redhatでもない。
グーグルのライバルは、当然だが、MicrosoftでありYahoo。
これからは、Time Warnerのようなメディア系企業や、
KindleによってAmazonなんかも強敵になるかも。
いずれにせよ、決して、Canonicalでもなければ Redhatでもない。
2010年4月登場予定のUbuntu 10.4 Lucid Lynxでは、
ChromeブラウザがApt-lineで標準提供される。
これは、Chromeブラウザがオープンソースで開放されたからなのだが、
Google vs Canonical という次元では、
これは必ずしもグーグルの利益ではない。
むしろ、Chromeブラウザを開放せず、Canonicalの製品展開を妨害したほうが
賢明だったかも。
しかし、GoogleはChromeブラウザを開放した。なぜか。
それは、GoogleのライバルはMicrosoftであってCanonicalではないから。
Googleのライバルは、自社ブラウザをOSに抱き合わせでばら撒いている企業、
すなわちMicrosoftであって、決してCanonicalではない。
IEとの競争に勝つためには、Firefox/Mozilla Corporation に
援助をするのも一計であったし、
Chromeブラウザを開放するのも一計。
とにかく、Googleにとっての問題点が、
IEによるブラウザの独占であった以上、
独自ブラウザの開発、その無料開放、Firefoxの援助、
HTML5などのオープンな標準の開発、
ありとあらゆる努力でブラウザ独占を打破するのは当然だったし、
そして、もっとも重要なことは、そのときのライバルは
MicrosoftであってCanonicalではなかった。
そして、同じことがGoogle日本語入力にも言える。
もし、グーグルのライバルがCanonicalであれば、
Google日本語入力を開放せず、
「Google日本語入力を使いたければ、Chrome OS搭載専用Netbookを買ってね」
という方針も一案。
そのほうが、Ubuntu Netbook Remix との競争は有利に運べる。
しかし、グーグルのライバルはCanonicalではなくMicrosoft。
そして、Microsoftとの競争に勝つためにはどうするか。
それは、相手の競争力の基盤に切り込むこと。
Microsoftの競争力の源泉が、
ひとえに WindowsとWindowsとWindowsである以上、
Googleがとるべき態度は、反Windows親Linuxの方針を貫くこと。
その観点からすれば、Canonicalは同盟軍であってライバルではない。
Googleが競争すべき相手はMicorosofであってWindowsであり、
決して、Canonicalでもなければ Ubuntu Netbook Remixでもない。
すなわち、真のライバルであるMicrosoftに対抗するために、
GoogleはGoogle日本語入力をオープンソースで開放し、
Ubuntuの躍進を間接的に援助するのが正解である。
すくなくとも、たった一つのことだけは認識してほしい。
「GoogleのライバルはMSであってUbuntuではない。」
・・・と、長々と書いてきましたが、
いや、これ、Linuxの将来にとって本当に重大な問題なんで・・・。
いままで、Linuxの日本語デスクトップ環境って論外だったわけです。
それは、Ubuntuの英語圏でのシェアに明確に現れている。
Ubuntuは英語圏のIT技術者にとってみれば、もう特殊な選択肢ではなく、
Macintoshと同じような、実用的なWindows代替選択肢の一つなんだが、
日本ではそうなってない。なぜか。
答えは簡単。
フォントやFEPがダメダメだったから。
しかし、
フォントは、たとえばVL Gothicの登場などにより、
ある程度の目処がついた。
まだまだ問題点はあるが、何とか使えるレベル。
VL Gothic作者に感謝!って、VL Gothic開発チームって誰?
そうなりゃあと残る問題はFEP。
これさえ解決すれば、
Linuxの日本語デスクトップ環境はある程度なんとかなるんじゃないかな。
だからこそ、グーグルがGoogle日本語入力を開放するかどうかは、
きわめて重大な問題なんです。
有限会社デジタルインフラ 岡島 純
わたしは、Google社からdeb/rpmがでるかどうか、
はまったくどうでもいいです。
もちろん、コードがGPL/BSDあたりで出れば最高ですし、
それがdeb/rpmで出て、グーグル社がメンテまでしてくれれば
もちろん最高のさらに最高ですが、
しかし、それはどうでもいいこと。
たとえば、
「コンパイル済みのバイナリ、
しかも、Chrome OSのことしか考えてないバイナリがでるだけ・・・。」
これでもOKです。
問題は、それが自由に再配布できるかどうか。
もし、再配布さえOKなら、
だれかがそれを無理やりUbuntuで動かしてしまうでしょうし、
debにもなるでしょう。
大切なのは、
debがGoogle社から出るかどうか、ではなく、
debを第三者が自由に出せるかどうか、です。
第三者がdebを自由に出せるなら、
あとの条件はどうでもいいです。
バイナリのみでもいいですし。
以上、誤解なきよう。
有限会社デジタルインフラ 岡島 純