この季節、落雷が一番気になります。直撃を受けてもマシンを保護してくれるような
頑強なUPSはないものでしょうか。
うちの場合はオムロンのUPSのアース端子に、打ち込んだアース棒からの太めの線を
直結していたのですが、数年前に落雷の直撃にあいまして、シリアルの制御チップが
焼き切れてUPSが使えなくなりました。
今から考えると配線が悪かったのかなとも思ったりします。もっと電源の上流に設置
するべきだったのかも。
ネットなどで調べると、雷のような大きな電力の直撃に対しては、どんな対策をして
いても無駄というような内容もありましたが。
On Sat, 30 Jul 2011 21:53:00 +0900
井上かつのり <webma...@gmail.com> wrote:
> この季節、落雷が一番気になります。直撃を受けてもマシンを保護してくれるような
> 頑強なUPSはないものでしょうか。
UPSを頑強なものにしてマシンを保護するという対策以外に、UPSを保護する何か
を導入することによって、マシンに加えてUPS自体も保護するというアプローチ
を考えてみても良いのではないかと思います。
井上さんが保護したいと思われているシステムの規模が書かれていないのですが、
UPSが数台程度であれば、気休めにしかならないかもしれませんが、巷で市販さ
れている安価な雷ガードをUPSの入力側にかませておくというのはどうでしょう
か?
当方の個人自宅の環境でも直撃ではないですが以前雷の被害にあい、対策を考え
ざるを得なくなりました。
その一つとしてUPSを購入し、使用開始当時からサンワサプライのTAP-SP3
(=購入金額1000円前後)という雷ガードをUPSの入力側にかませて使っています。
(マシンはUPSによって保護されるかもしれないが、UPS自体が雷で壊れたらいや
だなと考えたため。UPSも安くはないですし。
このような接続にしておけば、もし雷をくらったとしても運がよければ雷ガード
が壊れるだけで済むかなと思いまして。)
ちなみに使っているUPSはAPCで、アースは接続していません。
UPSの使用開始からそろそろ5年経ちますが、今のところUPSもマシンも無事運用
できています。(雷ガードも無事。)
もっとも幸いにも直撃を受けたことはないので、もしそうなったらどうなってし
まうかはわかりませんが。
以上、Debianとはあまり関係なかったかもしれませんがご参考まで。
--
椎谷 幸生 <shiiya @ sky.email.ne.jp>
On Sun, 31 Jul 2011 07:44:14 +0900
Yukio Shiiya <shi...@sky.email.ne.jp> wrote:
|椎谷と申します。
|
|On Sat, 30 Jul 2011 21:53:00 +0900
|井上かつのり <webma...@gmail.com> wrote:
|
|> この季節、落雷が一番気になります。直撃を受けてもマシンを保護してくれるような
|> 頑強なUPSはないものでしょうか。
・
|当方の個人自宅の環境でも直撃ではないですが以前雷の被害にあい、対策を考え
|ざるを得なくなりました。
|その一つとしてUPSを購入し、使用開始当時からサンワサプライのTAP-SP3
|(=購入金額1000円前後)という雷ガードをUPSの入力側にかませて使っています。
|(マシンはUPSによって保護されるかもしれないが、UPS自体が雷で壊れたらいや
|だなと考えたため。UPSも安くはないですし。
|このような接続にしておけば、もし雷をくらったとしても運がよければ雷ガード
|が壊れるだけで済むかなと思いまして。)
話がそれてしまうようで申し訳ありませんが、そもそもその雷ガードの効果と耐
用年数はどの程度の物かご存じの方いらっしゃいますでしょうか?
私は雷の被害に遭ったことはないのですが、電気屋で安く売っているコンセント
の中間に付けるタイプの物を使用しています。
また、雷ガードにも耐用年数があると聞きます。
|ちなみに使っているUPSはAPCで、アースは接続していません。
個人宅でアース接続が出来る家はそうそうないですよね・・・
冷蔵庫とエアコンと洗濯機のところくらいではないでしょうか
--
Y.Hosoi
そうですね、UPSにこだわるのじゃなくて雷ガードなどもいいかもしれません。
過大電流が流れてきたら回路を遮断する電源ダップなどもあるようです。
しかし、雷に直撃されたら遮断回路をまたいで電流が流れるかもしれませんね。
自然の力は想像を絶していますから。
はやり、避雷針を立て、そちらに誘導するのが一番かもしれませんね。
ちなみに、うちのシステムはSOHOレベルです。今時SOHOなんて言葉が通用す
るのかどうか解りませんが。ルーター、ウェブサイト、メール送受信のオールイ
ンワンです。
2011年7月31日7:44 Yukio Shiiya <shi...@sky.email.ne.jp>:
あ、よく考えたら雷ガードというのが大電流時の回路遮断装置のことでした。
耐用年数があるんですかね。それは聞いたことがないですが。
うちも個人宅でしかも築30年の古い家なのでアースがなく、考えた末にホーム
センターでアース棒を購入、それを地中に打ち込み、太めの電線を壁の配線口か
ら引き出してます。
2011年7月31日10:47 Hosoi <ml...@mail.cuvie.net>:
私の知ってる限りですが書いてみます。
まず、雷は直撃を受けたらどんな対策をしていてもだめです。
火事にならないことを祈るだけですが、荒野の一軒家とかでない限り住宅へ
の直撃は想定しなくても大丈夫だと思います。
問題は近所に雷が落ちてその誘導で高電圧が発生することでサージ電流が流
れて機器(特に電源部)が焼損するという状況です。
○広域で発生する(正確には発生が予想される)場合には変電所で雷が落ち
る前に系統を切り替えます。今は優秀な雷予報機と連動して自動的に系統を
切り替えます。雷がごろごろ鳴り出したときに、照明がフッっと一瞬切れる
とき(瞬停:瞬時電圧降下)は、この系統を切り替えているときです。
この瞬停にはUPSが威力を発揮します。
○変電所から自宅間で不幸にも落雷によるサージが発生した場合には変電所
の切り替えは効果がありませんので、通信回線と電源からサージ電流が流れ
込みます(正確に書くとアースからも流れ込みます)。
基本的な考え方は機器に高電圧による電流が流れ込まないように手前で短絡
して逃がすか、絶縁するかの2つしか方法がありません。
前者を避雷器(SPD: Surge Protective Device)と呼んでいて、よくホーム
センターで売っている雷ガードとか、雷ガード内蔵電源タップとかはこのタ
イプです。たいていのものはバリスタという半導体を使っているので効果の
ほどは…(気休めかなww)
-----
■個人的には雷が多い地域で近所に直撃がありそうな場合(空が真っ黒に
なってごろごろ鳴り出した)は、とにかく電源を切って電源コードをコンセ
ントから抜く、モデムケーブルも抜く、それしか方法はないと思います。
※電源を切っても、コンセントからケーブルを抜かないとだめです。
※フレッツ等の光ファイバーでインターネットへの接続をしている場合には
ONU(Optical Network Unit:光回線終端装置)のケーブルを抜く必要はあ
りません。
■余談ですが、雷ガードやノイズフィルター内蔵のテーブルタップを電源に
つないでいるとPLC(Power Line Communication)の接続が出来ない、もし
くは出来ても速度がきわめて遅い…というような現象が出ます。
■結論がなんだかぱっとしなくてごめんなさい。何かの参考になればと思い
書いてみました。
--
Hiroshi Takahashi
Funabashi Chiba, Japan
http://ameblo.jp/it-tutor/
http://twitter.com/flash_takahashi
バリスタの寿命は主に流れる電流によって発生する熱で決まります。ですの
で、現実には使い方や遠くの雷等によるわずかなサージによる発熱とかで少
しづつ寿命が短くなります。
だいたい3~5年と言われています。
ちゃんと効果のあるものはアレスタと呼ばれる製品です。それなりに値段が
しますが私が知る限りアレスタが入っているところでサージで機器が焼損し
た例は知りません。
仕組みについては、このページが詳しいです。
http://www.fujielectric.co.jp/technica/tecnews/2005au/6.pdf
ただしアレスタを設置する場合はしっかりとした接地が条件なので、資格を
持った電気工事技術者に相談してください。
(2011/07/31 10:47), Hosoi wrote:
> 話がそれてしまうようで申し訳ありませんが、そもそもその雷ガードの効果と耐
> 用年数はどの程度の物かご存じの方いらっしゃいますでしょうか?
>
> 私は雷の被害に遭ったことはないのですが、電気屋で安く売っているコンセント
> の中間に付けるタイプの物を使用しています。
--- snip ---
自己レスです。
PDFのページのURLが間違ってました。
こちらの方が詳細に書かれています。
http://www.fujielectric.co.jp/technica/shohin/32/pdf/tebiki/06.pdf
(2011/08/03 14:07), Hiroshi Takahahsi [IT-tutor-jp] wrote:
> 仕組みについては、このページが詳しいです。
> http://www.fujielectric.co.jp/technica/tecnews/2005au/6.pdf
高橋さん、たいへん興味深い内容ありがとうございました。
たいへん参考になりました。
アレスタ、アース接地とも、一般家庭では難しいので、気休めは承知の上でバリ
スタタイプの雷ガードしか手がないのでどうしようもないのですが・・・
|■結論がなんだかぱっとしなくてごめんなさい。何かの参考になればと思い
|書いてみました。
いえいえ、「何をやっても無駄」と言う事が解っただけでも十分有意義だと思い
ます。
On Wed, 3 Aug 2011 13:32:02 +0900
"Hiroshi Takahahsi [IT-tutor-jp]" <taka...@it-tutor-jp.com> wrote:
|高橋@船橋市です。
|
|私の知ってる限りですが書いてみます。
|まず、雷は直撃を受けたらどんな対策をしていてもだめです。
|火事にならないことを祈るだけですが、荒野の一軒家とかでない限り住宅へ
|の直撃は想定しなくても大丈夫だと思います。
・
--
Y.Hosoi
アレスタのことは知りませんでした。
大変参考になりました。
当方も過去に近所の変電所に落雷があり、サーバが1台壊れてしまいました。
その時、マザーボードは、HDDを認識しなくなったのですが、(その時は、リセットと言う事を忘れていたのですが)マザーボードを入替、無事にデータの救済が出来ました。
その時安価で出来るサージ対策をいろいろ考えたのですが、外部から侵入してきたサージは、機器を通過してしまうとダメージを与えると言う結果に繋がりました。
(知識がある方には当たり前な見解で済みません。)
例を挙げると、パソコン1台を一生懸命、UPSや雷ガードでガードしても、LANで繋がっているパソコンや周辺機器をガードされていないと…。
電話線など→モデム→パソコン→LAN→無線LAN→電源→アースへ
連鎖的に機器が故障してしまいます。
サージを入り口から防御すると言う事も大切ですが、入ってしまったサージが出て行かないように阻止し、連鎖故障を防御するLAN構築も大切かもしれません。
出口の無い所にサージはやってこない。という考えでいますが、間違いなのかな?
この対策をするには、一からLAN構築や配電などをやり直す必要があり、雷ガードやUPSの徹底などお守り程度で対策をしています。
幸いな事に、当方の電力会社では、雷情報を提供してくださっていますので、ゴロゴロ言い出したら、雷がさっさと行ってくれるように、雲の動きを見ながら、お祈りしている程度です。
http://www.chuden.co.jp/kisyo/
水野でした。
雷が近くに落ちて家庭用の機器が壊れる!
これには電灯線(いわゆる100V)から直接くるもの
直接こなくてもアース側から逆流してくる場合があります
電灯線の片側は接地(アース)されていますのでそこから入ってきます
当方もこれで何回か機器が壊されています
PCなどの電子機器はもとより
換気扇なども壊れます もちろん動作していない状態でしたが壊れてしまいました
電子機器では電話回線、光ケーブルの受け口の機器も壊れやすいですね!
光ケーブルも中にワイヤーが入っているので雷が落ちれば機器の損傷に繋がります
雷ガードの寿命などのお話も出ていましたが
サージ吸収素子(バリスタ)を使用していますので一度大きな損傷があればそれまで
ということになります
バリスタの耐圧を超える電圧がかかれば意味がなくなります
PCの電源にサージ電圧がかかり電源が壊れた場合には高圧が二次側(マザーボード
や内臓機器が使用する電源)に
高圧がかかる場合もあります
この場合HDDそのものが壊れることがあります(回転もしない状況になる場合もあり
ます)
データの復旧ができなくなります
当方も一度経験しております
PCの電源の故障は劣化でも起こりますのでデータのバックアップは日頃から丁寧にし
ておくべきでしょう
最終的には雷から機器を守るためには
雷が予想されたらコンセントをすべて抜くのが一番の方法かと思います
節電の意味も含めて使用しないときは抜いた方が良いのかもしれませんね!
多くのコンセントを抜くのは大変なので
PCなら1台分をテーブルタップにまとめておいてそれを抜くのが良い方法だと思いま
す
横から失礼しました
武内
2011年8月6日6:46 Noriyoshi Miura <miu...@wind.sannet.ne.jp>:
シリアル制御のチップですが、通販で取寄せ、なんとかハンダ付けしたの
ですが、ボードの他の部分にも被害があるかもしれません。起動はできる
ようです。ボード全体の機能の良否を判定するコマンドのようなものをご
存知の方居ませんか。
2011年8月6日8:12 breed...@gmail.com <breed...@gmail.com>:
2011年8月6日10:01 jl7spa <jl7...@yacht.ocn.ne.jp>: