JGGUGニュースレター Vol.7

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Kazuchika Sekiya

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Dec 1, 2009, 8:11:48 AM12/1/09
to jg...@googlegroups.com
/**
* JGGUG (Japan Grails/Groovy User Group) ニュースレター
*
* @volume 7
* @published 2009/12/01
*/

JGGUGニュースレター<第七号>をお届けします。このメールマガジンでは、
Grails/Groovy 関連ニュースや技術的な記事、JGGUGの活動報告等を、ほぼ月刊
でJGGUGメンバ全員にお送りしています。

今回は新コーナー「G*なブロガー」に「marsのメモ」のいまいさんを迎え、
JGGUGプラグイン隊長山本さんによるプラグイン探訪、そしてGrな上原さんによ
る衝撃告白「Groovyの嫌いなところ」など、特に読み応え満点の内容となって
います。1ビット残らずお読みいただけば、その衝撃で体内のH1N1 ウィルスも
吹き飛ばせるかも!?

▼目次
* ヘッドラインニュース: Groovy 1.6.6/1.7-RC-1, Grails 1.1.2, Gaelyk 0.3.2
* イベントスケジュール
* g*ワークショップレポート: アートなGroovy & ソフトウェアテスト
* 活動レポート: JGGUG合宿
* G*なブロガー: masanobuimaiさん
* Grailsプラグイン探訪: 第七回「グラフ/チャート作成プラグイン」
* 運営スタッフから: Groovyの嫌いなところ

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■ヘッドラインニュース

* Groovy 1.6.6 & 1.7-RC-1リリース!
1.6系最新安定版の1.6.6、そして次バージョン1.7の初のRelease Candidate
がリリースされました!正式版はクリスマス前を目標にリリースとのことです。
http://docs.codehaus.org/display/GROOVY/2009/11/27/Groovy+1.6.6+and+1.7-RC-1+released

* Grails 1.1.2リリース!
1.1系のバグフィックス版、1.1.2がリリースされました。次期メジャーリリース
の1.2はGroovy 1.7と同期してリリースされることが期待されています。
http://www.grails.org/1.1.2+Release+Notes

* Gaelyk 0.3.2リリース!
0.3ではGAE/J SDK 1.2.6に対応し、email受信などがサポートされました。
また、0.3.2ではURL routingという新機能も追加されています:
▽0.3のリリース発表
http://glaforge.free.fr/weblog/index.php?itemid=285
▽0.3.2のリリース発表
http://groups.google.com/group/gaelyk/browse_thread/thread/fe09f18440e3812d
(日本語チュートリアルはまだ対応できていません。ごめんなさい)

(by 関谷)
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■イベントスケジュール

* ぐるぐるGroovy勉強会2nd
日時: 12月3日(木) 19:00~21:00
場所: TIS竹芝ビル (東京都港区)
詳細: http://atnd.org/events/2171

* DevLOVE2009 FUSION
日時: 12月12日(土) 13:00~
場所: オラクル青山センター (東京都港区)
詳細: http://www.machoup.jp/devlove2009/
「世界一言語トークス」に綿引さんがGroovyで参戦!

* NGK忘年会2009(昼の部)
日時: 12月12日(土) 15:00~18:00
場所: 名古屋市立大学 経済学部棟1F (名古屋市瑞穂区)
詳細: http://atnd.org/events/2120
名古屋周辺コミュニティの合同忘年会。G*なLTもあります。

* g*ワークショップ
日時: 12月18日(金) 19:00~21:00 (終了後、忘年会予定)
場所: NTTソフトウェア 品川本社 (東京都港区)
詳細: http://www.jggug.org/news/7th_g_workshop

* Smalltalk合同勉強会@名古屋
日時: 12月19日(土) 10:00~19:00
場所: ニューキャスト セミナールーム (名古屋市東区)
詳細: http://atnd.org/events/1593
東西Smalltalk勉強会の合同開催。Groovyなセッションも。

* 関西支部 年忘れLT大会と忘年会「2009年はなかったことにする」
日時: 12月22日(火) 19:30~20:30頃
場所: 株式会社クロノス 研修ルーム(大阪市淀川区)
詳細: http://www.jggug.org/news/kansai2009

* 名古屋SGGAE/J勉強会
日時: 12月26日(土) 14:00~18:30頃
場所: ニューキャスト セミナールーム (名古屋市東区)
詳細: http://www.jggug.org/news/jgguginnagoya4
名古屋Scala勉強会との共同主催によるGAE/Jの勉強会です。

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http://www.google.com/calendar/embed?src=amdndWcub3JnX3EyamlrYW8yZTJjaW44azlwM2lzMGllMGJzQGdyb3VwLmNhbGVuZGFyLmdvb2dsZS5jb20

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■g*ワークショップレポート

日時: 2009/11/18(水) 19:00-21:00 (その後懇親会)
場所: CIJ 横浜オフィス

今回で6回目になるg*ワークショップは、横浜CIJに約20名の参加者が集まり、
アート系Groovyとソフトウェアテストという全く毛色の違う二つのセッション
に聞き入りました。

トピックス#1: 「すこしアートなGroovy」
発表者: 渡辺大輔さん (株式会社信東社)

長野から来たDJ/VJプログラマ、渡辺さんの発表は、Processing(電子アートと
ビジュアルデザインのための言語/環境)をGroovyからライブでインタラクティ
ブに操作する、"Grocessing"のパフォーマンス!groovysh + vimというレトロ
風味なコンソールから繰り出されるメディアミックスなライブコーディングに
は(私を含め)すっかり魅了されてしまった参加者も多かったようです。

最初の作品"TweetStorm"はTwitterのつぶやきをリアルタイムに収集し、コラー
ジュ風のアニメーションとして演出するもの。そして次の作品は単一の楽器演
奏ビデオをインタラクティブに重ね合わせていき、調和した合奏を作り上げて
いく"The Groovy Video Shell"。YouTubeからの素材収集やQuickTime変換も
gantを使って行ったとか。

スライドベースのプレゼン部分もWebkit + Groovy + iPhoneを組み合わせた自
作ツールを使うなど、渡辺さんのこだわりとアート魂が感じられたセッション
でした。

▽渡辺さんのブログ
http://d.hatena.ne.jp/nbqx69/20091123
▽Processing
http://processing.org/

トピックス#2: 「G*におけるソフトウェアテスト」
発表者: 綿引さん (デライトテクノロジーズ)

セッションの前半は、ソフトウェアテストの目的や7つの原則、単体テストと
TDDの関係、といったテスト論の基本をしっかり解説。こういった話題を体系的
にまとめて聞ける機会は意外に少なく、貴重なサマリーだったと思います。

後半は「G*におけるソフトウェアテスト」ということで、Groovyのユニットテ
スト支援機能(GroovyTestCase等)や、Grailsのユニット/インテグレーション
テストの解説、Netbeansを使った簡単なデモなどが行われました。そして最後
に、ユニットテストは料理人で言えば「味見」であり、食べる人への基本的な
エチケットである、という話で発表が締めくくられました。

今回はソフトウェアテスト論がメインでG*な話は薄めでしたが、そのうち続編
として「easyB, Spock等によるG*なBDD」みたいな濃ゆい続編をやっていただけ
るのではと勝手に期待しています。;-)

▽発表資料
http://www.jggug.org/g-workshopbenkyou-kai-shiryou/file-archives/gws-006-20091118-2.pdf

次回のg*ワークショップはGrails特集(モデリング&1.2の新機能)、品川NTT
ソフトにて12/18(金)開催です(忘年会もやります)。お楽しみに!
(by 関谷)
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■活動レポート: JGGUG合宿

10/24,25の週末、JGGUG有志11名が熱海に集い、初の合宿を実施しました。
初代実行委員長を務めていただいた綿引さんがレポートをまとめてくれました
ので詳細はそちらをどうぞ:

http://www.jggug.org/eventarchive/jggugcamp2009/report

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■G*なブロガー: masanobuimaiさん

こんにちは,はてなダイアリーで「marsのメモ」を書いている いまいまさのぶ
と申します(TwitterIDはmasanobuimai )。JGGUGの関谷さんからお願いされて,
ちょっとお邪魔させてもらいました。

自己紹介とかこっ恥ずかしいですが,せっかくの機会なので好きな事書かせて
もらいます。忘れないうちに大事な事を...
『IntelliJ大好きだー!!:-)』

すっきりしたので自己紹介。いわゆるSIer勤務で仙台に住んでいます。好きな
GroovyのAPIはGSQL,好きなツールはGant,Grailsはテストまわりがイマイチ
だけど,GORMは結構好きです。最近気になっているのはSpock。

仕事でGroovyをメインに使う事はそうとうハードルが高いので,個人的なお役
立ちツールとして細々と使ってます。思う所あって,ちょこちょこScalaに浮
気中ですが,意外(?)にもGroovyの良さを再認識する結果になってます。少
なくともJava使っている人はGroovy覚えておいて損はないですね。

先ほど書いた大事な事にも関係しますが,わたしがこうもGroovyを気に入るきっ
かけになったのは「IntelliJ IDEA」というIDEの存在が欠かせません。
IntelliJというのはチェコにあるJetBrains社(http://www.jetbrains.com/)が
開発している商用IDEで,海外ではEclipse, NetBeansに並ぶくらい有名ですが,
国内では有償&英語版のみということもあって,ほどんど話題に出る事があり
ません。最近,OSS化したCommunity Edition(CE)が登場してにわかに注目され
るようになりましたが,一時的な盛り上がりなんだろなと見ています。

STS(Eclipse)やNetBeansの最近の動向をチェックしてないのでアレですが,
IntelliJのGroovyサポートはなかなか気合いが入っています(変態的とも言え
る)。「とりあえず無償のCommunity Edition(CE)を試してみては?」と言い
たい所ですが,そこはやっぱりGrails/Griffonも含めたフルサポート版の
Ultimate Edition(UE)を使って欲しいです。でもまあ私はUEを使っていたので,
CEはイマイチ感を感じるのは仕方ないので,既存のGroovy対応のIDEに満足で
きないでとりあえずテキストエディタ使っている人はチャレンジしてみる価値
があるのかも知れませんね。
#うーん,ホントかなぁ。:-(

なにはともあれ,IntelliJのG*サポートの変態っぷりに興味をもたれた方は,
JetBrains公式ブログやわたしのブログを参照してみてください。
http://blogs.jetbrains.com/idea/
http://d.hatena.ne.jp/masanobuimai/

ps.
実のところ「IntelliJユーザ増やしたいっ」というほどの熱意は持ち合わせて
いませんが,IntelliJ使おうとして困っている人を見るとおせっかい焼きます
んで,TwitterでIntelliJ についてつぶやくと,わたしのおせっかいコメント
がつくかもしれませんよ。:-)

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■Grailsプラグイン探訪: 第七回「グラフ/チャート作成プラグイン」

ふと、開発途中にグラフを書かなくてはならなくなった!なんて事よくありま
すよね。ありませんか?そんな時のために、Grailsには数種類のグラフを描写
するプラグインがあります。今回はそれぞれの簡単な解説をしたいと思います。

* Plotプラグイン
http://grails.org/plugin/flot
Plotとは、jqueryベースでグラフを作成する、ピュアJavascriptなライブラリ
です。
Plotの公式ページ: http://code.google.com/p/flot/
プラグインをインストールすると、<flot:resources/>、<flot:plot/>の2種類
のタグと、PlotのJavascriptファイルが配置されます。詳しくは、プラグイン
説明ページのサンプルを試してみましょう!

* Google Chartプラグイン
http://grails.org/plugin/google-chart
名前の通りGoogle Chart APIを使用可能にするプラグインです。
http://code.google.com/apis/chart/ (Google Chart API)
このプラグインをインストールすると、グラフを定義するのに便利なタグライ
ブラリや、サービスレイヤーなどでチャート用のURLを記述するGoogleChartビ
ルダが提供されます。

* JFreeChart Eastwoodプラグイン
http://grails.org/plugin/eastwood-chart
Eastwoodは、Google Chart APIと同様の機能を持つグラフ生成ライブラリを実
装したプラグインです。
http://www.jfree.org/eastwood/
http://www.jfree.org/eastwood/samples.html
このプラグインを使用するにはGoogle Chartsプラグインも一緒にインストー
ルが必要です。インストールすると、アプリケーション起動時web.xmlに、
ChartServletが"/chart"に定義されます。Google Charts APIの以下の表記を
http://chart.apis.google.com/chart?cht=p3&chd=s:hW&chs=250x100&chl=Hello|World
JFreeChart Eastwoodプラグインでは、
/myapp/chart?cht=p3&chd=s:hW&chs=250x100&chl=Hello|World
のように書くことでイントラネットでも、Google Charts APIと同じようなグ
ラフを使用することができます。

* Open Flash Chartプラグイン
http://grails.org/plugin/ofchart
http://teethgrinder.co.uk/open-flash-chart-2/
Open Flash Chart 2でのグラフを扱うための機能を実装してくれます。
Open Flash Chartは、名前でもわかるようにFlashでのグラフパーツが使用で
きます。グラフのデータには、JSON形式を使用します。そして、Open Flash
Chartプラグインでは、JOFC2 (Java API for Open Flash Chart 2)も一緒に提
供しているので、そのままJSONを書く代わりに以下のようにJSONを書くことも
可能です。
new Chart(new Date().toString())
.addElements(new LineChart()
.addValues(9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1))
http://code.google.com/p/jofc2/
参考URL
http://mybytes.wordpress.com/2009/03/09/grails-open-flash-chart-06-is-out/

今回は、グラフ/チャートなプラグインを4種類紹介しました。他にも帳票ツー
ルと合わせて使える物や、UI系のフレームワークに含まれる物なども存在しま
す。皆さんも探してみてはどうでしょうか?

では、Grailsのプラグインを活用してサクサク開発を楽しみましょう!
(by 山本)
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■運営スタッフから: Groovyの嫌いなところ

運営委員上原(uehaj)です。みなさんG*してますか。Groovy 1.7もRC1が出て、
正式版もきっともうすぐですね。最近は仕事でGroovyやGrailsをぼちぼち使い
始めているのですが、特に致命的な問題が発生することもなく良い感じです(そ
ういう用途でしか使っていないという話もあるけど)。

今回は奇をてらって(?)、個人的に、Groovyの嫌いなところ、というより今後の
改善を期待したいところを書いてみます。

(1) 包括的かつ最新の言語リファレンス、特にオンライン利用できるものが欲
しい。まあ他のスクリプト系言語でも、ばっちりOKなものは少ないので、
無い物ねだりかも。

(2) 起動が遅い。Groovyをスクリプト言語として使う場合、修正・再実行のター
ンアラウンドが速いことが重要です。コマンドラインから実行するものを
作る場合どうしても気になります。

(3) 細かい部分でのJavaとの互換性。Groovy 1.7で、内部クラスなどがサポー
トされるようになってだいぶ互換性が上がりましたが、for文の第一節に複
数の変数を定義できない、do-whileが使えない、など微妙なところの違い
がまだ残っています。JavaコードをもとにGroovy化することは結構あるの
で、Javaと同じでも支障がないところはJavaと同じにして欲しい。

(4) スクリプトで、バインディング変数じゃないとメソッド定義中から可視でな
いのを何とかしてほしい。型宣言した変数をメソッドからも使いたいため。

とはいえもちろん、OSSのよいところとして改造とか提案は自由なので、上記の
ような点についてもある程度は開発チームに積極的にレスポンスしたりフィー
ドバックしてできるはずです。JGGUGメンバーからも今後何らかの形で色々と貢
献していけるといいですね! ちなみに、(2)について、なんとかならないかと
今プロトタイプ的にGroovyを常駐化させるものを作っていますが、いろいろ障
害があって難しいものです。近日中にもプレαを公開できるといいなあと思っ
ておりますので、その節はよろしくお願いします。
(by 上原[JGGUG変なモノ部門])
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// JGGUG ニュースレター Vol.7
// 発行元: 日本 Grails/Groovy ユーザーグループ (http://www.jggug.org/)
// 編集担当: 関谷
// バックナンバー: http://grails.jp/wiki/display/newsletter+archive
// Copyright 2009 JGGUG - 再利用は Creative Commons ライセンスによります:
// http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.1/jp/
// お問い合わせ、ご意見等は newsletter[at]jggug.org までお願いします。

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