今回は、放送政策課が主幹なので、前回ご紹介したもの(放送コンテンツの製作・流通の促進等に関する検討委員会 最終報告書(案)、コンテンツ振興課が主幹)よりもレイヤーが少し上です。
目次は以下のような感じで、第1部がNHKについての放送政策について、第2部が周波数および衛星放送の今後についての大枠的な話が続いています:
第1部 新たな時代の公共放送
第2部(1) 放送サービスの未来像を見据えた周波数の有効活用
第3部(2) 衛星放送の未来像
この中で、ネットワーク業界が絡んでくるのは、以下のあたりです(ページでいうと38ページ~68ページ)
第2部(1)
第3章放送サービスの高度化・多様化
第5章放送を支えるネットワーク環境の構築
以下、鍋島の所感です:
海外では通信事業者によるコンテンツ事業者の買収やメディア接触時間のデジタルへのシフトが進んでいる中、本取りまとめのような「放送が通信等を利用し高度化していく」という前提自体がガラパゴスな発想に思える。