ファイルをGUIで開く方法

[makoto katsura]

ipython notebookでドラッグアンドドロップでファイルを開く事はできません。

ただ、

http://nbviewer.ipython.org/gist/mkatsura/6052067

にあるように簡単にファイル（複数も可）を選択するGUIが作れるので、実用的にはあまり問題ないと思います。

私はpython2.7ではなくpython3.4を使っているので、以下のような多少の書き換えが必要でした。

import tkinter
import tkinter.filedialog
import tkinter.messagebox
root=tkinter.Tk()
root.withdraw()

fTyp=[('テキストファイルとExcelファイル','*.txt;*.csv')]
filename=tkinter.filedialog.askopenfilename(filetypes=fTyp)
print(filename)

また、ファイルを開くダイアログが前面に出てこないので、Alt+Tabで手前にする必要があります。（Windowsユーザーです。）

以前は、messageboxを使って無理やりできたのですが、おそらくipythonのバージョンの違いの為にその技が効かなくなっています。

これは何とかしたいところです。

http://stackoverflow.com/questions/27551399/ipython-notebook-open-file-dialog-retrieve-the-full-path

やそのReferenceを見ると、javascriptを使ったもっとスマートな方法（Drag&Dropを含む）も実現可能なようですが、

自分で使うにはjavascriptを理解してからにしたいところです。

Qtを使う方法も検索すると出てきますが、上記サイトではその問題点を指摘しています。

私自身もうまくいっていません。

まだtkinterを使う方法の方がましだと思います。

ipython notebookの正式なExtensionでできると良いのですがなさそうです。

[makoto katsura]

下記のサイトを参考にすれば、ｐｙｑｔでうまくいきそうです。
%gui qt
をする必要があると思います。
ファイルダイアログ以外(QMainWindow)で、qt窓が最前面に出てくれました。
ファイルダイアログはまだ試していません。

http://cyrille.rossant.net/making-pyqt4-pyside-and-ipython-work-together/
http://stackoverflow.com/questions/1925015/pyqt-always-on-top

2015年3月17日火曜日 13時35分24秒 UTC+9 makoto katsura:

[makoto katsura]

先ほどの最初のサイトの一部は公式サイトにありました。
references
は明確な機能はなく、ギャベッジコレクションされないための技のようなので、
名前は何でもよいのでしょう。
http://ipython.org/ipython-doc/stable/interactive/qtconsole.html?highlight=user%20input#qt-and-the-qtconsole

[makoto katsura]

qtで作ってみました。

• notebookからの使用のみを想定しています。
• フォルダ操作も入れました。
  
• 自分のwindows7では動作確認しています。
  

以下のメリットがあると思っています。

• データとノートブックを別のフォルダにしても不便を感じない。
• その結果、ノートブックのフォルダが分散しないので、自作モジュールの置き場にできる。
  

from PyQt4 import QtGui, QtCore
import os
class MainDialog(QtGui.QDialog):
    def __init__(self, parent=None):
        QtGui.QDialog.__init__(self, None, QtCore.Qt.WindowStaysOnTopHint)
        self.setLayout(QtGui.QVBoxLayout())
    def open_filedialog(self):
        fname = QtGui.QFileDialog.getOpenFileName(self, 'Open file', os.getcwd())
        return fname
    def save_filedialog(self):
        fname = QtGui.QFileDialog.getSaveFileName(self, 'Save file', os.getcwd())
        return fname
    def open_directory(self):
        dname=QtGui.QFileDialog.getExistingDirectory(self, '作業フォルダ', os.getcwd())
        return dname
   

def __create_window():
    """Create a Qt window in Python, or interactively in IPython with Qt GUI
    event loop integration.
    """
    app = QtCore.QCoreApplication.instance()
    app.references = set()
    window = MainDialog()
    app.references.add(window)
    #window.show()
    return window
def 開くファイル名():
    window=__create_window()
    fname=window.open_filedialog()
    window.accept()
    return fname
def 保存するファイル名():
    window=__create_window()
    fname=window.save_filedialog()
    window.accept()
    return fname    
def 現在の作業フォルダ():
    return os.getcwd()
def 作業フォルダの変更():
    window=__create_window()
    dname=window.open_directory()
    window.accept()
    if os.path.isdir(dname):
        os.chdir(dname)
        return 現在の作業フォルダ()
    else:
        print( "作業フォルダは変更していません。")
        return  現在の作業フォルダ()
   
   

2015年3月17日火曜日 13時35分24秒 UTC+9 makoto katsura:

ipython notebookでドラッグアンドドロップでファイルを開く事はできません。

[makoto katsura]

再検討の結果、
http://ipython.org/ipython-doc/stable/interactive/qtconsole.html?highlight=user%20input#qt-and-the-qtconsole
の

make_and_return_window()
を使えばほぼOKでした。
Notebookのセルで


%gui qt

from PyQt4 import QtGui, QtCore

from PyQt4.QtGui import QMainWindow

def make_and_return_window():
    win = QtGui.QMainWindow()
    return win



window =make_and_return_window()
window.setWindowFlags(QtCore.Qt.WindowStaysOnTopHint)
window.show()

とすれば空のQt窓が最前面に現れました。

Ipythonに関する情報がNotebookで必要十分なのかはやってみないと分からない感じですね。

app.references.add(window)
をやらないと、windowsがメモリーから消えてしまう可能性があるのだろうか。
windowをcloseした後、再びshowするような使い方をする際には気をつけた方が良いのかも知れません。

Notebookのバージョンによるのかが少し心配です。
Jupyterでも大丈夫かな？

ちなみに、最近はQt窓にMatplotlibやファイルダイアログやdrag and dropを付けたモジュールを作り、Notebook入門の壁を低くする努力をしています。
周りはエクセルユーザーが多いので。。

2015年3月17日火曜日 13時35分24秒 UTC+9 makoto katsura:

ipython notebookでドラッグアンドドロップでファイルを開く事はできません。

ただ、

http://nbviewer.ipython.org/gist/mkatsura/6052067

にあるように簡単にファイル（複数も可）を選択するGUIが作れるので、実用的にはあまり問題ないと思います。

私はpython2.7ではなくpython3.4を使っているので、以下のような多少の書き換えが必要でした。

import tkinter
import tkinter.filedialog
import tkinter.messagebox
root=tkinter.Tk()
root.withdraw()

fTyp=[('テキストファイルとExcelファイル','*.txt;*.csv')]
filename=tkinter.filedialog.askopenfilename(filetypes=fTyp)
print(filename)

また、ファイルを開くダイアログが前面に出てこないので、Alt+Tabで手前にする必要があります。（Windowsユーザーです。）

以前は、messageboxを使って無理やりできたのですが、おそらくipythonのバージョンの違いの為にその技が効かなくなっています。

これは何とかしたいところです。

http://stackoverflow.com/questions/27551399/ipython-notebook-open-file-dialog-retrieve-the-full-path

やそのReferenceを見ると、javascriptを使ったもっとスマートな方法（Drag&Dropを含む）も実現可能なようですが、

自分で使うにはjavascriptを理解してからにしたいところです。

Qtを使う方法も検索すると出てきますが、上記サイトではその問題点を指摘しています。

私自身もうまくいっていません。

まだtkinterを使う方法の方がましだと思います。

ipython notebookの正式なExtensionでできると良いのですがなさそうです。

2016年3月3日木曜日 14時40分41秒 UTC+9 makoto katsura: