高遠です.
入谷さん,濱田さんがKETCindyの話が出して下さったので,
この機会に紹介します.
(何人かの方は既にKETCindyJapanのMLに入っておられるので,
重複となることをご容赦下さい)
KETCindyはKETpicとシンデレラのコラボにより,
TeX用の図等を簡単に作成するためのものです.
シンデレラをGUI的に使うことにより,作成の手間が
大幅に改善されています.
注)GeogebraでもTeX出力をサポートしていますが,
1)epsでは後から別の要素を付け加えることができない.
また,ams以外のマクロ(ユーザー定義も)の扱いができない.
2)Tikz出力もあるが,Tikz自体,それほど普及していないし,可読性も劣る
3)AsymptoteもTikz以上に普及していない
4)Geogebraは,(普通の人にとっての)使いやすいプログラミング機能がない.
など,TeX描画には不満足な点があります.
KETCindyは,現在,平面図形についてはほぼ完了し,
ごく最近は作表コマンドを追加しました.
KETcindyによる作表は,他のTeXツールでは実現できないレベルになっています.
パッケージは,
ketpic.comのダウンロードページからダウンロードできます.
また,いくつかのサンプルも入れました.(作表のサンプルもあります)
KETCindyはシンデレラとScilabを必要としますが,
いずれもフリーダウンロード可能です.
KETcindyからScilab用ファイルを書き出した後,
Scilab => TeX => PDF
を一括処理するシェル(バッチ)ファイルも用意しました.
KETCindyについては,入谷さん作成のketcindy(in cinderella japan)
https://sites.google.com/site/ketcindy/
にわかりやすく説明されています.
先日(11/14,15),明石高専でKETCindyによる教材作成ワークショップを
開催しましたが,今度は,
12月6日(土)芝浦工大豊洲キャンパス
にて,KETCindy 操作体験ワークショッフを開催します.(案内を添付します)
関心ある方はぜひご参加を検討下さい.
KETCindyのMLは,開発に協力してくださる方が,
Dropboxの共有フォルダを共有する形になっています.
チェックや意見,コメントだけでも結構です.
協力してもよい,とお考えの方は,私宛メールでお申し出下さい.
共有フォルダの招待メールをお送りします.
以上,よろしくお願いします.