みなさま、
常日頃お世話になっております。細胞工学で紹介させていただいた、輝点追跡プラグインPTAの後継バージョンを作ってみました。
(jar フォルダにPTA2_0.5.0-SNAPSHOT.jarがあります)
前バージョンとの違いとしては、
1. JNI用のライブラリ (.dllなど)が不要になった
2. 輝点のイニシャルな検出をFind Maximaを使うようにした
3. Trackの簡単なエディットができるようになった(Delete, Split, Concatenate)
4. Macroからも動かすことができるようになった(バッチ処理用)。
などです。特に1については、以前三浦さんより紹介して頂いたApache commons math3を使ってようやく実装しました。導関数を記述しているためかわかりませんが、以前のCMINPACKを使ったバージョンにくらべ、フィッティングの際のIterationの回数が1/5程度になり、速度的にもほとんど問題なくなりました。
まだSNAPSHOTバージョンということで、足りない点・不具合などもあるかと思いますが、興味のある方は試してみてください。FijiのPluginsフォルダーに放り込めばそのまま使えます。
よろしくお願いします。
新井