intrusive activity [Q]

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Masakazu Yamashita

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Oct 18, 2012, 4:33:09 AM10/18/12
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Honyaku MLの皆様

生産現場の安全対策に関する英日の翻訳で intrusive activity (intrusive work)
の意味がわからず困っています。
Intrusive activity (work)を実施する時にはLockout/Tagoutにより設備を
Isolation(隔離)しなければならない、と言った文脈ですが、パワーポイントの
概略的な文章で具体的な説明はありません。
Googleで ”intrusive activity" “intrusive work” “isolation” 等で検索す
るとたくさんヒットしますが、intrusive activityの意味がどうもはっきりわかり
ません。
日本語に対応する言葉はあるのでしょうか。

Masakazu Yamashiita

Shinya Suzuki

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Oct 18, 2012, 5:01:43 AM10/18/12
to hon...@googlegroups.com
"タグアウト""ロックアウト""侵入"で検索するといろいろ出てきますね。

例:http://www.moriyas.co.jp/eisei/products/lockout.html

Q1.ロックアウト/タグアウトが必要なものは?
A1. 動力運転設備の修理や交換、修繕などの作業を行う時に、可動範囲に全身ある
いは体の一部を入れて作業を行う動力運転装置、また複数の作業者が可動範囲内に侵入
して作業を行う動力運転装置のスイッチなどの遮断装置。
電源開閉装置、操作盤等、化学プラント、燃料プラントなどバルブ開閉の影響が遠隔に
およぶ可能性のあるバルブなど

私も門外漢ですが、intrusive activity/work は「侵入(して行う)作業」のような感
じでしょうか。

Shinya Suzuki


Toshihiro Nagasaka

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Oct 18, 2012, 6:03:49 AM10/18/12
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山下様

日本語にはintrusiveのような包括的などんぴしゃりの表現がないので、
どうしてもまわりくどく説明的な表現になってしまいます。

システムやネットワークなどに保守作業員が人為的に立ち入って、通常
では行わない作業、必要な個所に強制的に負荷をかけたり、ストレスを
かけたりして、検査や修理を行ったりすることをintrusiveな作業と言
っているのだと思います。
つまり高電圧を印加したり、通常の状態とは違ったモード(テストモー
ド、保守モード)で作業をするためでしょうか。

ロックアウトやタグアウトは、点検作業などをしている作業領域内に部
外者が近づかないようにするために柵を立てたり、注意をうながす標識
などを貼り出したりすることだと思いますが、それ自体は、別に
intrusiveな作業時に限らず、保守、点検、修理作業を行うときには必
ず行う手続き作業なので、なぜそのpptファイルにわざわざintrusiveと
いう表現を使用したのか、その用語を使用した必然性がひっかかかりま
すが。

intrusiveの反対語はnonintrusiveないしは、passiveという表現ですが、
それの代表的な作業は、モニターです。これは受け身的な作業のためで、
他のものに影響を加えることがないので、そのように表現しているよう
です。水道やガスのメーターの検針のような典型的なモニター作業には
それほど危険は伴わないが、対象物に能動的に働きかける作業にはなん
らかの危険が伴う可能性があるので、そのような表現をしたのでしょう
か。


kha01315> 生産現場の安全対策に関する英日の翻訳で intrusive
activity (intrusive work)
kha01315> の意味がわからず困っています。
kha01315> Intrusive activity (work)を実施する時にはLockout/
Tagoutにより設備を
kha01315> Isolation(隔離)しなければならない、と言った文脈です
が、パワーポイントの
kha01315> 概略的な文章で具体的な説明はありません。
kha01315> Googleで ”intrusive activity" “intrusive work” “
isolation” 等で検索す
kha01315> るとたくさんヒットしますが、intrusive activityの意味が
どうもはっきりわかり
kha01315> ません。
kha01315> 日本語に対応する言葉はあるのでしょうか。


---
Toshihiro Nagasaka
長坂俊宏

Masakazu Yamashita

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Oct 18, 2012, 6:03:52 AM10/18/12
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Shinya Suzukiさん
どうもありがとうございます。

自分も工場勤めだったので(電気や圧縮空気の)ロックアウト、タグアウトはなじ
みがあるのですが、intrusiveと言う言葉がどうも結び付きませんでした。
危険のある設備やシステム、区域にintrudeする(入り込む)作業と言うことでしょ
うか。
日本語でこれを一語で表す言葉はちょっと思いつきませんね。

Masakazu Yamashota
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Masakazu Yamashita

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Oct 18, 2012, 7:37:47 AM10/18/12
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長坂俊宏 様
どうもありがとうございます。

問題の文章は下記のようなものです。(workでなくactivityとなっている箇所もあ
りますが、意味は同じように使われています)
Testing and Monitoring Effectiveness of the Isolation: Prove the integrity
and effectiveness of isolations before intrusive work begins.

ロックアウトやタグアウトは部外者を近づけないというより、設備のスイッチやバ
ルブに施錠したりタグで表示して、電気、空圧、油圧などのエネルギーが保守、点
検、修理作業中に第三者によって誤って供給されないようにすることですね。
このように設備にエネルギーが供給されないようにすることisolation(隔離)と呼
んでいます。つまりロックアウト、タグアウトはisolationの手段です。

intrusive workは具体的に言えば保守、点検、修理作業等などがメインなのでしょ
うが、別の観点からもっと包括的な意味を含んでいると思います。
「侵入作業」では日本語では意味が通らず、ちょっと泥棒の仕事みたいですね
(笑)。
まだ少し時間があるのでもう少し考えてみたいと思います。

Masakazu Yamashita

Toshihiro Nagasaka

unread,
Oct 18, 2012, 8:18:15 AM10/18/12
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山下様

intrusive testing や nonintrusive testing で英語圏サイトを検索さ
れるとそこそこヒットするサイトがありますので、包括的な意味が得ら
れるのでは?

そのうちの1つに以下のような説明がありました(ネットワークに限定
した説明のようですが)。
Intrusive testing simply means that there is a possibility of
taking the network interface down with the testing they perform.
Non-intrusive is when they do not risk taking the connection
down.

似たような単語に disruptive - nondisruptive という英語もあります。
安全対策とは関係ないのですが、サーバーなどの製品のカタログでは、
テストを行うにあたって、他に影響を与えることがないことを謳い文句
にするようなときに tools to nondisruptively obtain application
data (システムやネットワークをオフラインにすることなく、オンライ
ン状態のまま作業を行ってデータを得る)ような表現があります。

昔は、サーバーの定期点検などを夜間に行うことが多かったのですが、
最近はオンライン状態のままでも行えるようになった、ということでし
ょうか。

今回の場合は、広い範囲に影響を及ぼす作業ゆえ、あらかじめ
isolation作業を行って影響が及ぶ範囲をごく限られた範囲に限定する
意味があるのかも知れません。



---
Toshihiro Nagasaka
長坂俊宏

Shinya Suzuki

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Oct 18, 2012, 8:52:36 AM10/18/12
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Masakazu Yamashita wrote:

> 「侵入作業」では日本語では意味が通らず、ちょっと泥棒の仕事みたいですね
> (笑)。

確かに(笑)。「立ち入り作業」とすると、やや意味が広すぎる(or弱すぎ
る)でしょうか。

Shinya Suzuki


Masako Sato

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Oct 18, 2012, 10:11:34 AM10/18/12
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http://www.idec.com/jpja/technology_solution/tech_resources/pdfs1/HIS_2006_02.pdf


専門的なことはわかりませんが、この文書の記述からして、危険区域内で作業をすることをいっているものと思われます。


Masako Sato

Herman

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Oct 18, 2012, 12:16:53 PM10/18/12
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対応する日本語は分かりませんが、意味としては、普段閉まってる、埋め込まれ
ている、密閉である、外部から遮断されているものを、開ける、掘り出す、非密
閉にする、外部と連通させるような作業で、特に隔離などの安全措置を図らない
と有害物質が流出するおそれのある作業をいう。例えば、管壁の穿孔、地面の発
掘など、「貫入」が伴う作業。

Herman Kahn



Yoshiro Shibasaki

unread,
Oct 18, 2012, 1:15:13 PM10/18/12
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工学系の専門ではありませんので、適用できるかどうかわかりませんが、医薬系
の言葉で「侵襲性」や「侵襲的」という言葉を invasive の訳語として使いま
す。皆さんの説明を読んでいると、類似の表現が使えるのではないかと思いました。

ご参考まで

芝崎芳朗
--
芝崎芳朗 Yoshiro Shibasaki, PhD Tel.&Fax: [+44]131-229-0878
Edinburgh, Scotland (UK) Mobile: 07808 925 795
Scientific & Business Consultant/Translator/Interpreter
English/German/Danish/Japanese (biomedical sciences)

Mika J.

unread,
Oct 18, 2012, 2:00:05 PM10/18/12
to hon...@googlegroups.com
intrusive という一つの言葉は、
文脈によって異なる様々な訳語に変わるので、
「何の話なのか」のトピックがわからなければ、和訳は不可能ですね。

つまりITセキュリティならITなりに、医学なら医学なりに訳語があるとしても、
山下さんの出された背景にあてはまらなければ仕方がありません。
これまで出た中で、この文脈をしっかりととらえたご投稿をされているのは、
唯一Hermanさんだけでは?

原文:

>Testing and Monitoring Effectiveness of the Isolation: Prove the integrity and effectiveness of isolations before intrusive work begins.

山下さんの説明:

>ロックアウトやタグアウトは部外者を近づけないというより、設備のスイッチやバ ルブに施錠したりタグで表示して、電気、空圧、油圧などのエネルギーが保守、点検、修理作業中に第三者によって誤って供給されないようにすることですね。 このように設備にエネルギーが供給されないようにすることisolation(隔離)と呼んでいます。つまりロックアウト、タグアウトはisolationの手段です。

例えば集合住宅におけるAさんの水道蛇口を交換するとき、まず建物全体の水道栓を閉めたけれどもBさんとCさんのシャワーは使えるように作業を行いたいので、いったん建物全体の水供給を閉鎖してから「Aさんの元栓だけを閉める・閉めた状態をタグ表示する」作業をまとめてロックアウトと呼び、その後建物全体の水供給を再開する作業をもってして「これはintrusiveな作業であるゆえにして、Aさんの蛇口に噴出のなきよう、Aさんちの閉栓をしっかり確認しておいね」という注意書きですね?

もし上が当てはまるとすれば、上記原文のbefore intrusive work begins は「(この)作業再開の前に」になるように思います。
intrusiveである旨は段落の見だしのあたりに一度ポーンと掲げてあっての話ですが。

Mika Jarmusz 清水美香
        English to Japanese Translator
        http://inJapanese.us

GOODMAN

unread,
Oct 18, 2012, 6:18:00 PM10/18/12
to hon...@googlegroups.com
intrusive activities の具体例は
下記に記載されています。
http://www.cvbpa.org/sampling.html
したがって、これらに類する作業と考えて良いでしょう。

佐藤哲雄

Masakazu Yamashita

unread,
Oct 18, 2012, 6:54:03 PM10/18/12
to hon...@googlegroups.com
アドバイスをいただいた皆様
どうもありがとう御座います。
今回の場合、少なくともIT関係ではありません。

たまたま"Testing and Monitoring Effectiveness of the Isolation"でGoogle検
索したら全く同じ文章がヒットしました。(下記pdfのFigure 3 Summary of
process isolation)
http://www.hseni.gov.uk/hsg253_the_safe_isolation_of_plant_and_equipment.pdf
原文のパワーポイントはこれが原典となっていると思われます。
上記pdfで
during intrusive activities such as maintenance and sampling operations.
と言う部分がありました。また下記のような記述もあります。
The primary concern of this guidance is with process isolations eg for
intrusive maintenance on live plant. The principles are also relevant for
non-intrusive isolations that involve breaking the containment envelope
and for controlling long-term process plant configurations.
このpdf全文を読んでいる余裕はないのですが、intrusive workを一語の日本語に
するにはやはり「危険区域内立ち入り作業」とでもするしかないかと思います。
(語の内容はHermanさん、言葉としてはMasako Satoさんのお考えに近いと思いま
す)
ただ単なる危険区域内作業でなく、周囲の設備、システムは稼働中で(少なくとも
エネルギーや有害物質が供給された状態で)、ターゲットの設備だけ隔離
(isolation)した状態で行う作業と言う意味が含まれているようです。従って工場
(システム)全体をShut downして行う作業はnon intrusiveになるように思われま
す。つまりisolationして行わなければならない作業がintrusive activity (work)
になると言うことです。(intrusive workを行う場合はisolationしなければならな
いとも言え、卵が先か鶏が先かと言う感じですが)

これを書いている最中に佐藤哲雄さんからもアドバイスをいただきました。リンク
をいただいた文章では
intrusive activities such as excavation, demolition, drilling or other
activities which are conducted which may expose workers to potentially
contaminated soils, soil vapors or groundwate
今回のトピックtではこの意味はちょっと違っているように思います。また鉱物学
関係でもintrusive activityと言う語が使われるようで、文脈により様々な意味と
なるようです。

Masakazu Yamashita

Mika J.

unread,
Oct 18, 2012, 6:54:17 PM10/18/12
to hon...@googlegroups.com
>したがって、これらに類する作業と考えて良いでしょう。

すみません、「したがって」で導かれる結論の前提がどこに示されているのか
(なぜ類すると考えて良いのか)が
そのリンクのみからでは判断できなかったのですが、
とりあえずその文脈なら、intrusive activitiesは一般に「危険(区域への立ち入り)作業」と総称されるような作業ということでしょうか?

GOODMAN

unread,
Oct 18, 2012, 8:11:58 PM10/18/12
to hon...@googlegroups.com
例示したURLの中を"intrusive activities"で検索して頂ければ、
This HASP will be implemented whenever <<intrusive activities>> such
as excavation, demolition, drilling or other activities which are
conducted <<which may expose workers to>> potentially contaminated
soils, soil vapors or groundwater are conducted due to maintenance
activities, emergency excavation, and/or....
とでてきます。
作業者を危険に曝すような上記に掲げる作業、すなわち、今まで封じ込めていたような危険が開放されるような作業を言うのだと思います。上記例は、土木工事ですが、機械設備等についても当てはめることができると思います。intrusive
からだけだと立入とかしたくなるところですが違うようです。
佐藤哲雄

Herman

unread,
Oct 18, 2012, 8:33:19 PM10/18/12
to hon...@googlegroups.com
上記の引用文ではシステム全体を停止して行う作業は「non-intrusive」とされ
ていません。'non-intrusive isolations that involve breaking the
containment envelope'とあるが、これは、プロセス機器の気密状態をやぶる
intrusiveな作業に必要なisolationのみならず、例えばその機器が封じ込められ
ているビル・格納施設の気密をやぶるnon-intrusiveな作業の時に行うisolation
にも、この文書に説明されていることを適用できる、という話です。つまり、
(石油化学工業の分野では)普段気密であり外気などと連通しないプロセス機器
(配管、容器、反応器など)をなんらかの方法で開ける、非気密状態にする作業
をintrusiveという。サンプルを取ることがその一例。また、管壁などを貫いて
取り付けられている温度計などの計測器もintrusiveといわれています。

特に測定の話ですと日本語でも侵入型/非侵入型、貫入的/非貫入的 という言葉
をintrusive/non-intrusive と同じ意味で使うことがあるので、例えば、貫入的
作業などをintrusive workの訳語としても意味が(ある程度)通じると思いま
す。「危険区域内立ち入り作業」にすると、人が危ない場所に入るような作業と
いうふうに解釈されると思いますが、これは原文のintrusiveとずいぶん違う意
味でしょう。

Herman Kahn



Masakazu Yamashita

unread,
Oct 18, 2012, 9:00:54 PM10/18/12
to hon...@googlegroups.com
佐藤哲雄さん、Herman Kahnさん

ネイティブ・スピーカーではないのでintrusiveの語感が完全に理解できている訳
ではないのですが、エネルギー系や危険物質の系にintrude(侵入)することだと
思っています。確かに「危険区域立ち入り」と言うとareaへの侵入なのでかなり違
っているとは思います。しかし「貫入的(侵入的)作業」と聞いて理解できる日本人
はほとんどいないと思います。本文等で詳細説明があればよいのですが、パワーポ
イントでのアウトラインだけなのでできればわかり易い短い言葉で表したいと思い
ます。
日本語の流れとしては「(エネルギーまたは危険物質の隔離が必要な)危険区域へ
の立ち入り作業」として自然ですし、結果的、現実的に大きな誤解は生まないよう
に思います。
もちろんもっと原語を上手に表現できる日本語があればよいのですが。

Masakazu Yamashita

Herman

unread,
Oct 18, 2012, 10:13:33 PM10/18/12
to hon...@googlegroups.com
直訳ではなく分かりやすいような言い換えにすると、原文の意味の通り、「密閉
機器等の開放を伴う作業」などにしたほうがいいかも知れません。ところで、英
語のスピーカも'intrusive activity'を言われると、専門家でないと「他人の邪
魔になる活動」というように誤解してしまうと思います。


Herman Kahn

Kenji Takamoto

unread,
Oct 18, 2012, 10:25:32 PM10/18/12
to hon...@googlegroups.com
>>intrusive activity、「(エネルギーまたは危険物質
の隔離が必要な)危険区域への立ち入り作業」

この作業には、「近接作業」や「近接型作業」という側
面もあるようです。

あるいは、作業者が実際に「侵入」するのであれば、こ
の作業は、接触作業や接触型作業であるのかもしれませ
ん。

Kenji Takamoto, Kobe, Hyogo, Japan

Masakazu Yamashita

unread,
Oct 20, 2012, 2:22:42 AM10/20/12
to hon...@googlegroups.com
Herman Kahnさん

> 上記の引用文ではシステム全体を停止して行う作業は「non-intrusive」とされ
> ていません。'non-intrusive isolations that involve breaking the
> containment envelope'とあるが、これは、プロセス機器の気密状態をやぶる
> intrusiveな作業に必要なisolationのみならず、例えばその機器が封じ込められ
> ているビル・格納施設の気密をやぶるnon-intrusiveな作業の時に行うisolation
> にも、この文書に説明されていることを適用できる、という話です。

例のpdfをもう少し見てみたら
You should minimise isolation requirements, wherever practicable, by
planning intrusive maintenance for shutdown periods.

Some intrusive maintenance or internal inspection tasks will always
require plant shutdown.
と言う記述もあり、確かにプラントのlive/shutdownとintrusiveは全く関係あり
ませんでした。

それから「危険区域への立ち入り作業」では「人が区域に侵入する」ことに主眼が
置かれることになり、"intrusive activity"は「密閉されたエネルギーや危険物質
の系が外部とつながる」ことに主眼が置かれているのでやはり確かにポイントがず
れていると思います。Hermanさんの「密閉機器等の開放を伴う作業」は原語の意味
をよく表していると思います。

ただ、今回の原稿ではisolation(隔離)とタグアウト/ロックアウトの手続きと
実施方法が話の主体で(エネルギーが中心)、約50ページの中で"intrusive
activity"は対象となる作業として、ほとんど文脈もなく3回しか出て来ません。
「密閉機器等の開放を伴う作業」とすると、やはり全体の中ではちょっと唐突で読
み手にはやや違和感が出てしまいそうです。
つまり、ロックアウト/タグアウトは電気、圧縮空気。蒸気等が、保守作業中、第
三者によって間違って設備に供給されないようにスイッチやバルブに錠を掛けたり、
タグで表示するものですが、「密閉機器等の解放を伴う作業」でなぜロックアウト
/タグアウトをしなければならないのか自分の場合、直感的に思い浮かばないので
す。「密閉機器の解放」と言うとまず圧力容器などが思い浮かびますが、電気制御
盤、ロボットや工作機械などの機器が思い浮かびません。(もちろんそれらも中に
エネルギーが封じ込まれた密閉機器なのですが)
そこでまたポイントがずれた「超訳」かも知れませんが、妥協案として「隔離を必
要とする危険エネルギー/物質取り扱い作業」にしようかと思います。

因みに原稿を見直すと、危険作業は次の二つの区分けになっていました。
1.一般危険作業(閉鎖空間での作業、火気使用作業、吊り上げ作業、電気工事、圧
力テスト、放射線作業.....)
2. ロックアウト/タグアウト(隔離)を必要とするintrusive acitivity

どうもいろいろアドバイスありがとうございました。

Masakazu Yamashita

Masakazu Yamashita

unread,
Oct 20, 2012, 2:23:39 AM10/20/12
to hon...@googlegroups.com
Kenji Takamotoさん
先日は別のMLでお世話になりましした。

やはりHermanさんや佐藤哲雄さんの言われるようにintrusiveが必ずしも「人」が
intrudeすると言うことではないようです。
ちょっと馴染みのある日本語にしにくいですが。

Masakazu Yamashita

Minoru Mochizuki

unread,
Oct 21, 2012, 5:37:02 PM10/21/12
to hon...@googlegroups.com
もし関連する設備・装置・システムが「大型機械」であるとするならば、intrusive operation は「機内作業」とすることも可能でしょう。
 
たとえば、人が内部に入り込んで作業する必要がある、大型トランスファープレス、ダイカストマシン、射出成型機、金属押出機、大型マシニングセンターなどの大型工作機械、輪転(印刷)機などでは、内部で修理・精巣などの作業中に意図しない機械の動きによって作業員が機械に挟まれて作業員が志望することは起こり得るだけでなく、実際に発生しています。(たとえばプレスの上下platenの間に挟まれる事故など)それらの機械では、作業開始前に必ず電源を切るなどにより、絶対に機械が意図しない機械の動きが起きないようにします。
 
Minoru Mochizuki

Minoru Mochizuki

unread,
Oct 21, 2012, 5:47:53 PM10/21/12
to hon...@googlegroups.com
おっと失礼!「志望」は「死亡」の誤りです。-Minoru Mochizuki


 
2012/10/22 Minoru Mochizuki <min...@gmail.com>

Jeff Sawyer

unread,
Oct 22, 2012, 2:10:58 AM10/22/12
to hon...@googlegroups.com
Hi all,
 
An acquaintance of mine at Ricoh is looking for the following in-house technical translator/writer to work at the Ricoh office near Shinyokohama Station. Please forward me a resume (to je...@jstranslations.com) if you or somebody you know is interested. Note that I am not in a position to discuss the requirements listed - please discuss these matters directly with the person in charge.
 
Required:
- Native English speaker with a business command of the Japanese language
- 9:00 to 17:30 weekdays
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Desirable:
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- Comfortable with IT and technical terminology
- Experience working in a Japanese corporate environment
- Great communication skills required for working as part of a team
- Proficient with general PC operating systems (MS-Office)
Remuneration:
- Determined based on skill level and experience
Application/recruitment process:
- Interview required
- Monthly contract renewed every 3 months
- Contract to begin on December 17 working with the current outgoing native English speaker
OR begin on January 7 working with Japanese staff
 
Jeff Sawyer

Mika J.

unread,
Oct 22, 2012, 6:34:44 PM10/22/12
to hon...@googlegroups.com
Yamashita-san wrote earlier:
>結果的、現実的に大きな誤解は生まないように思います。

I concur.  It's counter-productive and dangerous for the end-users to have it over translated.

Unless the point of the source text is to elaborate the mechanism of the "intrusive activity" in minutia,  it's best to simply render it as 危険作業 (or 機内作業 if applicable, although I doubt it in this case, as the danger seems to come from harmful chemicals) and channel your translation energy on constructing a well-formed Japanese output that delivers the actual message.


Mika Jarmusz 清水美香
        English to Japanese Translator
        http://inJapanese.us


2012/10/21 Minoru Mochizuki <min...@gmail.com>

GOODMAN

unread,
Oct 25, 2012, 8:45:02 PM10/25/12
to hon...@googlegroups.com
"Intrusive Activity/Work"とは、作業者の介入作業によって、作業者自身及び/あるいは周辺の作業者及び/あるいは設備機器等に被曝危険が及ぶ、そのような介入作業==>簡単に「危険を伴う介入作業」という風に定義できないでしょうか?
佐藤哲雄 12/10/26 09:43

Masakazu Yamashita

unread,
Oct 26, 2012, 12:27:43 AM10/26/12
to hon...@googlegroups.com
佐藤哲雄さん、Minoru Mochizukiさん、Mika Jarmuszさん
どうもありがとうございます。

>"Intrusive Activity/Work"とは、作業者の介入作業によって、作業者自身及び/あるいは周辺の作業者及び/
>あるいは設備機器等に被曝危険が及ぶ、そのような介入作業==>簡単に「危険を伴う介入作業」という風に定
>義できないでしょうか?
>佐藤哲雄 12/10/26 09:43

10月22日にコメント付きで「(隔離を必要とする)危険エネルギー/物質取り扱い
作業」の訳で納品しました。その後、 intrusive activityの件についてはちょっ
と意識が薄れていました。(のど元すぎれば熱さ忘れる、というやつです)

身についた言葉ではないので、これだ、と言う答えはまだないのですが Herman
Kahnさんからの情報

> (石油化学工業の分野では)普段気密であり外気などと連通しないプロセス機器
> (配管、容器、反応器など)をなんらかの方法で開ける、非気密状態にする作業
> をintrusiveという。サンプルを取ることがその一例。また、管壁などを貫いて
> 取り付けられている温度計などの計測器もintrusiveといわれています。

によれば、人が介入するという点よりは、何かの閉じたsystem(系)が外部に開か
れる(外部から介入を受ける)と言うことに主眼を置いた概念かと思います。具体
的にそれを行うのは人だとは思いますが。

日本語にぴったり対応する語はなさそうで、文脈によって訳を考える必要があると
思います。「危険を伴う介入作業」も良いと思います。ただ、文脈なしだと「介
入」が何に介入するのかわからない、ということはあるかもしれません。

Masakazu Yamshita

GOODMAN

unread,
Oct 27, 2012, 8:46:06 AM10/27/12
to hon...@googlegroups.com
貫通については、PENETRATION が良く使われ、何もINTRUSIVE などという必要はないわけです。
浅学非才にて、温度計/サーモカップルなどの取り付け方法をINTRUSIVEと表現している例は見たことがありません。INTRUSIVE
ACTIVITY/WORKを曝露危険を伴う介入作業と定義するのを提案するのは、INTRUSIVEが、できれば必要のない余計な作業というニュアンスがあると考えたからです。
佐藤哲雄 12/10/27
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