研究が余りにも多忙すぎて、グーグル先生を怠っていましたが
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私は、逆問題解法から連立代数方程式・非線形連立方程式の数値解法に
はまり、やはりそこでは大規模連立一次方程式のことは避けて通れないと
気づいた(ニュートン法・ホモトピー法をご存知の方はお分かりだと思います。)
ので、現在CG,BiCGSTAB,GMRES法などの研究にはまっております。
ご存知だとは思いますが、これらは現在前処理行列をどうするか(もっといえば
自動的に決定する方法)を深く研究されておりますが、決定打がない
(というか、行列の形によって前処理行列がセンシティブに変わる)のが
現状だと思います。
そこで、視点を変えて、たとえ前処理なしでも、加速できるように、
アルゴリズムをいじってしまえという研究を私はやっております。
もちろん、前処理で決定版ができれば素晴らしいことですが、
私のような考え方の人もいると面白いと思いますし、是非とも
切磋琢磨できればと思っております。
当面、私はGPGPUと大規模連立一次方程式の研究もすることになります。
もちろん、FFT・流体力学・分子動力学・量子力学第一原理などなど
いろいろな使用用途がありますが、私はこちらを使い、GPGPUと
並列処理をうまく組み合わせ、線形ソルバー部分と加速部分を分担させて、
さらに高速化と精度の良さを狙う構想です。
みなさんは、如何思われますか?
石井政行
余りにも忙しすぎて、グーグル先生の更新を
怠っていました。
今年の応用数理学会は、京都の同志社大学で行われますが、
GPGPU関連の発表もかなりやられるようです。
もしも、お時間がある方は、是非参加されてはいかがでしょうか?
以上ご案内でした。
石井政行