Masashi.Kです。
ご存じの方も多いと思いますが、4/20(太平洋時間)にGoogle Maps APIの利用規約が更新されました。
今回の主な要点は、廃止ポリシーといくつかの利用規約が明記・追加されたことです。
日本語訳と追加説明をつけたものを共有しますので、ご一読ください。
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Google Maps APIの廃止ポリシーと利用規約が変更 (2012/4/20)
http://googlegeodevelopers.blogspot.com/2012/04/update-to-google-maps-api-deprecation.html
<廃止ポリシー>
2012年4月20日~2014年4月20日に廃止予定のMaps APIは、2015年4月20日まで延長
2012年4月20日以前に廃止になったものは変更なし。
2014年4月20日以降に廃止になるAPIは、1年で廃止
<利用規約>
・技術的にはPlaces, StreetView などのMaps API Servicesは
Google Maps APIなしでも使えるけど、Google Mapsと使うことを前提に使わなければならない。
また地図と組み合わせる場合は必ずGoogle Maps。
Google Maps APIはビジネス、居住地の住所、電話帳のリストサービスの
サービスを提供しますが、それをビジネスに利用することを禁止することを明記。
スクレーピングとかは禁止ですよ。
・Google Maps APIで提供されたコンテンツを他人に提供 or 使用させることを禁止することを明記。
たとえMaps APIにさらに追加機能やコンテンツを付け加えたとしても禁止。
(Maps APIをラッピングするような使い方はNG)
・ジオロケーションデータのプライバシー保護のための規約をいくつか追加。
ユーザーのジオロケーションを取得する場合は、接続するかどうかを確認し、
どうやって取得するかという情報をユーザに示すこと。
例えば位置情報付きでツイートとかするときに、ちゃんと事前に通知すること。
再利用するとき(サーバーとか、ブラウザ内の記録するとか)にちゃんと明記すること。