大気中の二酸化炭素濃度が高まると施肥効果で樹木の生長が促進されますが、7月22日付の情報ピックアップでお知らせしましたように、炭素の行く先は地上部であって根には余り行かないということであり、しかも、森林土壌中の炭素は却って減るのだそうです(http://geoeng.brs.nihon-u.ac.jp/index.html)。
そうだとすると、「化石燃料を燃やした分、植樹でオフセットする」という考えは見直さないといけないように思います。
もちろん、単純に植林が悪いというつもりは全くありませんが、温室効果にエアロゾルが効いていることが解ってきたらそれを温暖化対策に取り込むべきであるように、化石炭素は樹木の炭素で置き換えられないことが解ってきたのですから、それを取り込んだクレジットの仕組みにすることが必要だろうということです。
この件、カーボン・オフセットを議論されている方々は、どのようにお考えでしょうか?