第四のジオエンジニアリングを何と呼ぶ? お知恵拝借

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水谷 広

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Feb 1, 2015, 5:37:28 PM2/1/15
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希望された方に定期的にお送りしていますフォーラムのアップデート連絡便(20151月末発信)に対するコメントとご質問をNobKimさんからいただきました。これを機会に、掲題しました長年の懸案に関しまして皆さまのお知恵をお借りしたくスレッドを立ち上げます。長文ご容赦。

 


アップデート連絡中の記述:

今月のハイライトは2つ。「?」が1つ。

「イスラム国」事件で、日本では影さえ消えてしまったようですが、ダボスでの世界経済フォーラムに向けたと思われる発表2件がハイライト対象です。

一つは、「宇宙船地球号の計器盤」。10年余り前に発表されて以来、愛用していたのですが、さすがに古くなってきて、人前で話すには少し気が引けていました。それが更新されました。18日付け文献欄にあります。

 もう一つは、「土地利用がティッピングポイントを越えた」です。6年前だったか、NATUREがティッピングポイントを越えた指標3つを発表したときには、まだポイントまで半分あるとされていた土地利用。これが今回、SCIENCEでポイント越えをした4番目として指摘されたのです。これも同じ18日付け文献欄です。

 これより一日前の文献欄にアントロポセンの始まりを何時にするかの提案を紹介しています。これが「?」です。アントロポセン自体の当否がどれ位議論されているのか知りませんが、どんどん「世」として公式に採用される方向ではないかと感じられます。

 

NobKimさんからのコメント(御許可を得て抜粋を掲載しています):

「土地利用がティッピングポイントを超えた」とは、来るものが来たと言う感じがいたします。

 これには殆ど影響は及ぼさないスケールのことですが、日本建築学会では、建築物を宇沢弘文先生が主張されていた「社会的共通資本」と位置付けることを社会に提言すべく準備中です。建築物は概ね私有財産として、建築主の恣意的な判断により建設されていますが、これが経済成長ととも に、郊外への市街地のスプロールを招く原因となっているものと考えられます。

 建築物を社会的共通資本と位置付けると言うことは、建築によって出来上がる床面は、新たな土地として社会的に位置づけることにもなり、自然破 壊を繰り返しながら郊外へスプロールする建設への一つの歯止めになることも、期待しております。

ところで、ジオエンジニアリングでは、宇宙発電の評価はどのようになっているのでしょうか。

 

世話人からのお返事:

お尋ねの宇宙発電ですが、ジオエンジニアリングの世界では一般にはあつかいません。ただ、僕は「第4のジオエンジニアリング」として含めます。ギャラリーの167に日本のJAXAが取り組んでいる宇宙発電図があります。

 僕の「第4のジオエンジニアリング」では、マクロエンジニアリングとジェネティックエンジニアリングが入ります。どちらも、「気候改変を意図せずに起こしてしまうかも知れないエンジニアリング」だからです。

 悩ましいのは名称です。通りが良さそうなので、「マクロエンジニアリング」としています。でも、座りが悪いです。妙案があったら、是非、ご示唆たまわりたく。


以上が引用です。

さてそれでなのですが、意図せずに気候改変を起こしている筆頭は二酸化炭素の空中廃棄でしょう。すると、これも、(気候への影響に気づかなかった1970年代頃までは)第四のジオエンジニアリングに入ることになります。

第四のジオエンジニアリング範疇に属するものは、「宇宙発電」の他にも、「第二のパナマ運河」、「水ストレス耐性の作物」などがあります。

これらを括る名称について案がありましたら、御教示ください。

ちなみに、第一から第三までの名称は、「全球工学」、「気候制御」、「捕集貯留」としています。これらに対するコメント・感想も歓迎です。


 

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