4月26日付の情報ピックアップに、NASAのEarth Observatoryがcool roofに関する記事(http://earthobservatory.nasa.gov/IOTD/view.php?id=77717)を載せているとあります。その内容は次のようです。すなわち、「黒い屋根」、「白い屋根」、それに「緑化した屋根」の3つについて屋根の温度変化を調べた結果、温度上昇は「緑化した屋根」が一番低いという至極当然の結果を得ているのです。
そこまでは良いとして、記事には次に一捻りがあります。それは、緑化に左程引けをとらない「白い屋根」には「手間がかからない」という利点があるというのです。言われてみれば確かにそうです。白い屋根は塗ったらお終い。育てる手間はかかりません。そして、「手間がかからない方が良い」というのは常識です。
だからこそ、「手間がかかる」屋上緑化でも、緑色はしているけれど殆ど蒸散せず水やりの心配がない植物をあれこれ探し求めている位です。
でも、本当に「手間がかからない方が良い」のでしょうか? 教えてほしいのです。
と申しますのは、再生可能エネルギーを考える際、バイオマス利用が太陽光発電や地熱に較べて優れている点として「雇用を産み出す」、つまり「いつまでも手間がかかる」ことがあげられているからです。一旦設備ができてしまえば後は手間がかからない太陽光発電よりも、いつまでも手間がかかるバイオマスの方が地域に雇用を産み出し活性化させるから良いというのです。
現状、バイオマス産業は結構きつい労働になると思います。そんな産業であっても、「雇用を産み出す」から優れているのでしょうか?
経済の仕組みに疎いものとしては、若者の就職難が叫ばれる今日、「手間がかからない方が良いのか、手間がかかる方が良いのか、」皆様のお考えを伺えればと願う次第です。