8月27日付けの情報ピックアップにありますように、ハリケーンの発達を抑制するのにcloud whitening(この所、whiteningよりもbrighteningの方が良く使われているようですが意味は同じ)を活用しようという提案がAtmospheric Science Lettersに出ています(http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/asl.402/abstract;jsessionid=8207C01E57ABAFD0652A866C77BE420E.d03t02)。ハリケーンの勢力を1カテゴリーは下げられるとの事(「カテゴリー」については、本フォーラムの「用語集」参照下さい)。提案では、cloud whiteningの対象を層積雲としています。そこで素人の質問が湧きます。巻雲ではなく、それ以前の層積雲を狙うとすると、どの雲が将来ハリケーンに生長するかの検討がついていないと「下手な鉄砲」を打ちすぎてしまうのではと心配です。気象制御は、フレミングの「Fixing the Sky: The Checkered History of Weather and Climate Control」(最近、和訳がでたようです)にもあるように、昔からの「夢」ですが、同時に様々な問題も引き起こしてきました。本に書かれている以前の失敗を繰り返さず、さらには、これだけグローバル化した人類圏での新たな問題を生ずることなく制御する知恵も一緒に生まれつつあるのでしょうか? 詳しい方のお考えを伺いたいです。