座標変換後の表記について

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TJ

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Jan 18, 2016, 1:12:18 AM1/18/16
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Reprojectorを使って、以下の設定であるShapeファイルの座標系を旧日本測定系平面直角座標第6系からJGD2000平面直角座標第6系に変換を行いました。


変換後のデータ自体は問題ないと思いますが、ArcGISで表示したとき、プロパティの「投影座標系」を確認すると、「JGD_2000_Japan_Zone_6」ではなく、「WKT_JGD2000_Japan_Plane_Rectangular_CS_VI」になっています。この項目の内容を「JGD_2000_Japan_Zone_6」にしたい場合、FMEのワークスペースでどのように設定すればよろしいでしょうか。

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TJ

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Jan 18, 2016, 5:22:43 AM1/18/16
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リファレンスを探したら、目的実現できそうなCoordinateSystemDescriptionConverterがありました。それとCoordinateSystemExtractorの組み合わせで、問題なく目的を達成できました。他にもっと簡単な方法がありましたら教えてください。





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TJ

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Jan 18, 2016, 5:49:20 AM1/18/16
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上記の方法では、ライダーのスキーマがDynamic以外の場合正常に変換されますが、Dynamicの場合、変換されませんでした。
また、その二つのトランスフォーマーを追加することで、処理速度がだいぶ落ちっている気がします。

FME 32bitにて、最初のワークスペースのReprojectorの代わりに、EsriReprojectorで試したら、問題なく目的を実現しました。
但し、EsriReprojectorは32bitのFMEしか動かせないのとArcGISがインストールされていないと使用できないという欠点がありますので、他に何かいい方法があれば教えていただきたいです。

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Takashi Iijima

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Jan 18, 2016, 7:29:49 PM1/18/16
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結論から言いますと、変換先の投影座標系名として "JGD2K-06" を使うと、投影座標系名が "JGD_2000_Japan_Zone_6" になります。




同じ座標系でもさまざまな表現があって、どれが良いのか迷うことがあります。

パラメーターが同じならば実害はないはずですが、表現をあわせたいときはいくつか試してみる必要があります。


Tokyo Datum から JDG2000 に測地系変換を行う場合、パラメーターに基づく計算を行う方法と、国土地理院が公表しているグリッドシフトファイル "TKY2JGD.par" を使った補間計算を行う方法の2通りがあります。

旧測地系の三角点の測量成果には当時の測量技術の制約による誤差が含まれており、また、現在までに地殻変動もあるため、パラメーターに基づく計算では、同じ地点についての現在の測量結果と結構ずれることがあります。

"TKY2JGD.par" には、全国の陸域のすべての3次メッシュ格子点について Tokyo Datum と JGD2000 の間の緯度差、経度差が記述されており、任意の地点についてそれが含まれるメッシュ区画の4隅の緯度差、経度差に基づく補間をすることにより、比較的精度の高い変換ができます(あくまでも「比較的」であって、測地系変換、投影変換による誤差は避けられません)。


"TKY2JGD.par" はFMEにバンドルされており、CsmapReprojector を使うと、このグリッドシフトファイルを使った測地系変換ができます。

Transformation パラメーターで、"Tokyo-Grid_to_JGD2000" を選択します。


最近は、旧日本測地系(Tokyo Datum)のデータは少なくなりましたが、全くないわけではないので、これを覚えておくと便利です。

TJ

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Jan 19, 2016, 1:08:40 AM1/19/16
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JGD2K-06という座標系の選択肢がありますね。ちなみに、FMEの座標一覧を見ると、JGD2K-06-7Pという座標系もありますが、両者の違いを教えていただけますでしょうか?

Tokyo Datum から JDG2000 に測地系変換方法まで教えていただいてありがとうございました。FMEで座標変換する際、あまり深く考えていないのですが、裏側でこのような違いがあるを知っていると、大変役に立つと思います。

紹介していただいたCsmapReprojectorのヘルプをみますと、CS-MAP libraryを使用していると書いてありますが。CS-MAP libraryはどういう場合使うのでしょうか?

Takashi Iijima

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Jan 19, 2016, 2:30:25 AM1/19/16
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私も詳しくありませんが、"-7P" は 7 parameters の意味で、測地系を7つのパラメーターによって定義しているもののようです。
"-7P" のついていない方はOGCのEPSGコードが振られた標準的な座標系の定義と一致しているようなので、通常はこちら("-7P"が「ついていない」方)を使った方が良いと思います。
といっても、GISの精度で問題になるような差はでないと思いますが。

座標系変換ライブラリにはさまざまなものがありますが、どのライブラリを使うのが適当なのかはユーザーがケースバイケースで判断することなので、指針のようなものはありません。
CS-MAP ライブラリは「OSGeo 財団」が開発したもので、世界中で広く利用されています。私は、事実上の世界標準と言っても良いのではないかと思っています。
また、ヨーロッパのいくつかの国には独自の標準ライブラリがあって、特定の地域・プロジェクトではそれを使わなければならないケースはあるみたいです。
しかし、日本にはそのようなものはないので、通常は、Reprojector (FME標準) または CsmapReprojector (CS-MAPライブラリ) で良いのではないでしょうか。
ArcGISだけを考えれば良いのであれば、EsriReprojector という選択肢もあります。

TJ

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Jan 19, 2016, 5:37:47 AM1/19/16
to FMEユーザーフォーラム
座標系は一つ一つ歴史があって、似いたものもたくさんあります。本当に深いですね。
通常"-7P"が「ついていない」方を使うようにします。


>しかし、日本にはそのようなものはないので、通常は、Reprojector (FME標準) または CsmapReprojector (CS-MAPライブラリ) で良いのではないでしょうか。
使う側にとっては、ローカルのライブラリがないほうがむしろすっきりします。今回初めてCsmapReprojectorを使いました。変換のパラメータが設定できるところが精度が必要な場合結構有効ですね。EsriReprojectorはArcGISに依存してしまいますから、特別な理由がない限り個人的に避けたいと思います。

FME 2016いよいよリリースしますので、楽しみにしています。

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