オーカワです
FileMaker Server 14 のシステム条件に Windows 7 が含まれていない件についてのお話ですよね?
http://www.filemaker.com/jp/products/filemaker-server/server-14-specifications.html
同種のソフトウェアである SQL Server のシステム条件を読むことで Microsoft社の方針がわかるかもしれません。
FileMaker社としても「FileMaker Server なら クライアント版 Windows でも利用できます!」としたかったんじゃないかなーと思われますが、事情により出来なかったのではないかと思っています。
↑上は私見です。明確な根拠もなく勝手に思っているだけです。
・以下参考
SQL Server 2014 のインストールに必要なハードウェアおよびソフトウェア
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms143506(v=SQL.120).aspx
SQL Server のエディション
http://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/products/sql-server-editions/overview.aspx
クライアント版 Windows で動作するとされている SQL Server のエディションは、基本機能に制限された Standard Edition のみのようです。
拡張エディションを利用する場合は、以下の2エディションもクライアント版 Windows で動作するとされています。
1. Developer Edition - 本番環境では利用できない制限を持つ開発専用エディション
2. Express Edition - 無償で利用できるエディション (配布などに利用されていたMSDEの後継)
また Windows 7 の C:\Windows\System32\license.rtf にはこのように書かれています。
2.インストールおよび使用に関する権利
c.ユーザーの数 本ライセンス条項に別途規定されている場合を除き、本ソフトウェアはライセンスを取得したコンピューター上で一度に 1 人のユーザーに限り使用することができます。
Windows Server 2008 R2 の C:\Windows\System32\license.rtf にはこのように書かれています。
3. 追加の許諾条件および使用制限。
a. Windows Server 2008 クライアント アクセス ライセンス (CAL)。
i. お客様は、お客様のサーバー ソフトウェアのインスタンスに直接的または間接的にアクセスする各デバイスまたはユーザーに対して、適切な CAL を取得して割り当てる必要があります。ハードウェア パーティションまたはブレードは別個のデバイスと見なされます。