Google Groups no longer supports new Usenet posts or subscriptions. Historical content remains viewable.
Dismiss

憲法改正の問題点

0 views
Skip to first unread message

J_Saita3 premium

unread,
Oct 21, 2003, 12:05:33 AM10/21/03
to
9条なんていくら議論してもだめだって。

本質は、この国の軍隊運用をする人間を国民が疑心暗鬼で見ていることなんだよ

何故信じられないのか、ここにメスを入れないと100年かかっても
進展なし。何で誰もそこを議論しないのかね。
社民党も自民党アホバカスボケ。本質を議論しろ。

J_Saita3 premium

unread,
Oct 21, 2003, 12:13:31 AM10/21/03
to

"J_Saita3 premium" <J_Sa...@hotmail.com> wrote in message
news:3f94b...@news.premium-news.net...

シビリアンコントロールがおしっこするのかってんだよ。
おしっこする人間が管理するんだよ。

おいらはMac

unread,
Oct 21, 2003, 1:58:28 PM10/21/03
to

"J_Saita3 premium" <J_Sa...@hotmail.com> wrote in message
news:3f94b...@news.premium-news.net...

仰るとおりであります。まことに仰る通りではありますが、なぜ仰るような馬鹿なこ
とが日本では語られるか、にも少しは触れましょうよ。

ちょっと視点を変えたところから。日本人の「癖」が問題なのではないかと思う。日
本人は憲法第九条を「平和主義」を定めたものだとし、実質的な意味での我々の国家
生活意識がそれだとする。また、たとえば選挙制度などの「民主主義」を言うそれぞ
れの規定も、常に実質的な実体を語るものとして捉え思考しようとする。単なる<技
術性>を見るだけに留めようとする人々は極めて少ないのが実情。

しかし、「平和(主義)」にしても、もともと既に我々国民の実体としての平和意識
が存在し、ただその規定たるや、今在る実体を将来に向けてコントロールする方策と
しての考え方あるいは舵取りを示すに過ぎない、と捉えることが必要なのではあるま
いか。日本人はヘンなところにあまりにも真面目過ぎる。心までも規定の文言に同化
しようとする。ヨーロッパから伝えられた法制度に心までも同化させるだけの価値な
ど無い。日本人は憲法にしても他の全ての法規定にしても<技術的存在>としての産
物、従って主に裁判するときだけに威力を発揮する<裁判規定>に過ぎない、との認
識が足りないのではなかろうか。学者に於いても必須の理由も無く行為規範と捉えた
がる者が多い。ムードで押し捲りレアリズム思考が出来ないのである。日本人の「悪
癖」である。

従って、憲法などの規定がいかなるものであろうと、いかなる読み方をしようと我々
の<現時点での心に思う平和観>の実体をそこでは教えてはくれていないのであっ
て、我々は、<現時点での心に思う平和観>は、それとは全く別に考え確定しなけれ
ばならないのである。敢えて言うならば生の社会意識あるいは生の政治意識である。
日本の為政者達も国民もこの生の意識をどう育てるかに最も注力すべきであり、また
問題としなければならないのである。

戦後は、生の社会意識あるいは生の政治意識がどっか別なところに在るにも拘らず、
単に、従たるヒントを示すものであるに過ぎなかった「規定」に縛られて、主たる意
識を無理矢理に制約し続けてきた50数年であった。我々は良いことか悪いことかは
別としてイラク戦争における戦後統治に対するイラク人の正直な感覚こそが人間とし
てのきわめて自然な姿なのであって、GHQから日本人は羊のようにとても統治しやす
い国民であったなどと評価されるような事はポチやミケならいざ知らず、人間として
は却って極めて恥ずかしいことだったんだ、と反省すべきなのではあるまいか。

--
おいらはMac@Individual.NET

Shintaro Ishihara

unread,
Oct 22, 2003, 12:43:20 AM10/22/03
to
J_Saita3 premium wrote:

> 9条なんていくら議論しても
> 本質は、この国の軍隊運用をする人間を
> 国民が疑心暗鬼で見ていることなんだよ
(中略)
> 何故信じられないのか、ここにメスを入れ
> ないと100年かかっても進展なし。何で誰も
> そこを議論しないのかね。本質を議論しろ。

そうですね。先の戦争が日本の落ち度のみ
によって行われたとする自虐的な歴史観から
見直さなければ始まらないでしょう。軍隊が
殺人の道具だけではない事は、そうする事で
理解されると思いますが。

----== Posted via Newsfeed.Com - Unlimited-Uncensored-Secure Usenet News==----
http://www.newsfeed.com The #1 Newsgroup Service in the World! >100,000 Newsgroups
---= 19 East/West-Coast Specialized Servers - Total Privacy via Encryption =---

おいらはMac

unread,
Oct 22, 2003, 2:55:11 PM10/22/03
to

当方は、それは違うんじゃないかな、って気がします。なぜかって言うと、自衛隊の
活動は勿論内閣総理大臣の裁量的判断による出動命令等があるにせよ法律や内規で
もって規定されている。もし、この法規等での雁字搦めにさえ信用を置けないからだ
と言うのであれば、なにも自衛隊あるいは防衛活動に限定する理由は無いはずだから
であります。国の機関が国民の個々の意図と全く同じように行動しないことがあるの
は既に多方面に於いて予測がついているし、これは代表民主制の当然の帰結でありま
す。だから、これが問題となりうるのは、例えば国会の裁決を経るべきところをそれ
も経ずして暴走するのではないか、と言う事について国民は信用を置いていないので
はないかと言う問題に限って考えればよいことでありましょう。単純なシビリアンコ
ントロールであります。

しかし、国民は、今の自民党にしても、他の政党が出席していないのに強行採決する
というようなことはありうるとは思っているが、昔のように軍部からの脅迫による圧
力でもって国会の採決をすっ飛ばして事を運ぶと言うような事態は起こらないであろ
うと思っているのが一般ではないか。なぜなら、見て下さい、いまの総理大臣や国務
大臣また国会議員にしてもそれほどの「つわもの」がいますか?いつも馬鹿国民にぺ
こぺこして。やや問題なのは(軍部)官僚だけでありましょう。これは訳のわからな
いところがある。しかし、これだって族議員とか称される寄生虫的議員が不作為的に
援護するからではないか。しかし、かれらについてでさえ、国民は戦争行為に関して
まで自分の利益にしがみつき、ノホホンとはしないであろうと思っている。

当方が思うに、「戦争反対」「軍備不保持」を国民が叫ぶのは単純に、<国民の怠
慢>であります。複雑且つ難しく考えたんでは真実が見えてこなくなる。日本国民に
は自己の利益や安全は「戦う」ことによって奪い取ってはじめて可能になると言う経
験を知らない。「平和」も多くの犠牲を払って保持できるものであるとの意識が無
い。先の大戦について持つ感情は<あんな戦争はやらなければ良かったのに、やった
から不幸になった>であって、<やらなければ平和であり幸福であった>ことが当然
の前提なのであります。見解の相違はあるものの<やらなければ国民は餓死したであ
ろう>との選択肢の可能性は微塵も頭をよぎらない。アメリカによる原爆投下、焼夷
弾に焼かれた多くの都市部、これなんかは日本が戦争を仕掛けたからであって仕掛け
ないならばありえないことだったと固く信じている。日本人の不幸は、それ以外に日
本が危険にさらされた経験は鎌倉時代のちょっとしたことを除いては無かったという
ことであります。果たして、敗戦に至り単に敗戦による戦後の生活苦が意識にあるの
み。

そして現在日本国民はこう考えるのでありましょう。

(1)どんなに馬鹿にされ屈辱を受けても戦争による被害とその「敗戦」による苦し
さよりはましである、と。完全に消極的な平和を選んでいる。「敗戦」あるいは「戦
死」さえ無ければ鼻糞の程の平和は保てるし、それで十分だ、と。この<外的要因に
自己を同化させ、それで十分だと自己満足する意識>、これはもしかしたら日本人の
「アイデンテティ」なのではないか、とさえ思うことがある。自国についての抱負と
か未来のビジョンとかを持つことはない。

(2)さらに、世間知らずと言う事も重要ななポイントでありましょう。すなわち、
他人(外国)は日本がどの辺で満足するかなどとは全く別に他国自身の考えで行動す
るのであって、日本国民がどう思っているかなどとは全く無関係に戦争にしろ何にし
ろ惹き起こされるものであることをこの日本人は知らないのであります。

(3)日本国民は<相対的優位>が目標。すなわち、日本が攻撃されようとその時死
ぬのは自分だけではないから、まあいいか、この意識であります。嘗ての「みんなで
渡れば怖くない」とのパロディ標語は端的にこのことを示している。

要するに、全ては<日本人の三流性>が理由であります。革命によってもたらされた
武士時代とそのスピリッツを保持したまま近代改革を成し遂げた明治期が日本のピー
クであった。そして敗戦はそれに対する反革命であった。そして(反)革命は必ずし
もプラスに働くとは限らない。こう考えられないだろうか。

--
おいらはMac@Individual.NET

おいらはMac

unread,
Oct 23, 2003, 6:37:35 AM10/23/03
to

"Miya_S" <kmiya...@firemail.de> wrote in message
news:3f97462a$1...@127.0.0.1...

> "おいらはMac" <whiteb...@mac.com> wrote:
>
> >
> > "J_Saita3 premium" <J_Sa...@hotmail.com> wrote in message
> > news:3f94b...@news.premium-news.net...
> > >
> > > "J_Saita3 premium" <J_Sa...@hotmail.com> wrote in message
> > > news:3f94b...@news.premium-news.net...
> > > > 9条なんていくら議論してもだめだって。
> > > >
> > > > 本質は、この国の軍隊運用をする人間を国民が疑心暗鬼で見ていることなん
だよ
> > > >
> > > > 何故信じられないのか、ここにメスを入れないと100年かかっても
> > > > 進展なし。何で誰もそこを議論しないのかね。
> > > > 社民党も自民党アホバカスボケ。本質を議論しろ。

「アホバカ(カ)スボケ」は面白い言い方ですね。本質って何の本質ですか?「憲法
改正の問題点」と言う言葉と「シビリアンコントロール」と言う表現しか見られない
ので「何の」があいまいです。この曖昧さは以下の説明にも多かれ少なかれ紛らわし
さをもたらしているように思う。軍備の不保持と戦争の放棄に関し、<軍隊を持つべ
きかいなか>についての「本質を議論しろ」、って言いたいんじゃないのかな?「何
故信じられないのか」についても、軍備を持つことについて<適切な行使がなされ
る>かどうかに関し信じられないと言う意味で言っているのじゃないのですか?

> > >
> > > シビリアンコントロールがおしっこするのかってんだよ。
> > > おしっこする人間が管理するんだよ。

これは一種の「制度(=政治制度)」だから、制度がどうだこうだ言っても言葉の一
人歩きになるだけであって殆ど実効性が無いからその制度を現実に稼動させる奴の考
え方や行動を議論しろ、って言ってるんじゃないのですか?「本質」とか言って漠然
と誤魔化すから分かりにくくなる。もしそういう意味ならば当方と同じ考えです。今
や政治制度はほぼ例外なく法規でもって示されております。けれども、その法規たる
や単なる将来に向けての「指針」(あなたの言う標識)を掲げたに過ぎず、言い換え
れば価値(=結果)へ行き着くまでのプロセスを言うに過ぎない。つまり<適切な行
使がなされている>という実体=結果、さらにはあなたの言う「エトス」が存在する
ことまでをも示すものでは決して無い。にも拘らず国民一般は、規定として掲げられ
れば何かそれが<結果=適切な行使がなされること>のための強固な担保を得ている
ような錯覚に陥っているのではないか。しかし、これは誤りであるとするのが当方の
考え方であります。あなたと大差はないのではないか。ただ、こういう事が分かって
の議論であれば、項目としては単純にて明確だから「シビリアンコントロール」とし
ていいのではないかというのが第一の意見。

> はじめにエトスありきでは、法治国家の体をなしません。あなたの言う
> ションベン臭い屁理屈法律論は、カエルの面にさえ通用しないものです。

だれも「はじめにエトスありき」などとは思っていないでしょう。当方は反対のタイ
プであります。むしろあなたが最初から最後まで「エトス塗れ」ではないですか?確
かにあなたは優秀なクソ爺です。当方などには到底及びません。ですからして知識も
豊富です。しかも自ら考えている姿が目に浮かびます。素晴らしいことです。しか
し、それがあることが「エトス塗れ」であることを否定するものではありません。あ
なたのは、姿勢はやはり「エトス塗れ」なのです。まず、残念ながらあなたは法律論
は知らないと思います。知っているのは言葉だけです。何でもありの政治論を語るに
必要なだけの法律「知識」はおありのようですが、それを「法律論」としてしまうと
ころが「法律論」を知らない証拠なのです。現に、あなた自身からの法を語った部
分、勿論「論じた」部分など何処にもないじゃありませんか。何処にあるんですか?
見てみたいものですね。(^^;)また、当方が法律論を語っているとしてしまうよ
うな点も法律論に関しては無知だと言えるでしょう。なぜなら当方は法律「論」など
このsoc.politicsでは語ったことが無いからです。

> 責任は小泉首相の、改憲をすっ飛ばしての海外派兵に有ります。筋が通
> らないことをしました。もはや、この国にはいかなる憲法を作ってもど
> うにでもなるという悪しき前例です。早まったとしか言いようがありま
> せん。この先、この路線上でいくなら、国民のコンセンサスは難しい。
> それならと、有無を言わせず、強制的な思想統制を叫ぶ力もでてくるで
> しょう。しかし、歴史は、民意を代表する流れでなければ必ず行き詰ま
> ります。最大の目標は、この、民意なるもの、行動様式≪エトス≫とい
> うものを、国民が、自分はどこに立つのか、自分の立場をはっきりと決
> めて立つことです。法律は、このエトスの立場が釈然としない限りただ
> の道路標識です。どっちの道にも立替で着ます。おわかり?、

けったいな話になってますね。「憲法改正」を問題にしていながらそれと一部はかか
わるかもしれないだけの小泉首相の行為に絞ってます。小泉首相の行為を具体例とし
てそこから一般的に「憲法改正」に及ぶと言うのでもなしに何をやりたいと言うのか
?軌道修正してあなたがここで言おうとしていることに話を合わせると、単に、小泉
首相は憲法を改正してから海外派兵をすべきであるのにそれをしていない、と言いた
いだけだったのかな?なら、この話に極小化してお話しましょう。

当方はこの部分はあなたの考えにほぼ完全に同じです。小泉首相が今回やろうとした
事は憲法改正をまず為すべきであろう事(ただし、これには一つ注意すべき点があ
り、後述)、あなたの言う<エトス>の立場を釈然とさせその何処に立つかが重要で
あってそれが無かったら法律は単なる道路標識も同然、とする点、これらは殆ど当方
と同じ考えであります。むしろ当方が主張したいくらいであります。当方のどの部分
をどう読んでそれとは違うと思ったのですか?法律の背後に<エトス>を予想し、そ
の予想された<エトス>によって支持されない法律は息絶える運命にある、という点
もまた同感であります。

が、しかし、それは法規とその支持要素(例えばエトス)とが峻別されない侭存在す
るとする考えをあなたがお持ちならばそこははっきりと反対であります。法規と言う
「形式」と「実体」としての事実的支持要素とが同一平面にはありえない。ありうる
としたり、また混在できるとするようなあいまいさを疑問視しないでこれまでの日本
国憲法学論じてきたために、それが「文学」に似たものになってしまった感がある。
政治に役立つ法律学としての憲法学は法規とその支持要素との峻別である、とするの
が当方の考え方。それが何処でどれほどの実り多い帰結をもららすかはまた別の機会
にします。

で、このように法規と峻別されたその支持要素は法規を幾らほじくっても出てくるも
のではない。あなたの言う経済であったりまた教育であったり倫理であったり社会科
学の成果の全てであろう。こうなるといよいよこの「支持要素は」法律学専門家の専
権事項ではなくなってくる。むしろ狭隘な法律専門家で無い人々の方が正しくこの支
持要素と言う者を射止める力を持つものと当方は考えている。

またあなたは憲法に於いては<エトス>が先か法規が先かにチラッと触れていたよう
ですが、これまでの記述からお分かりかもしれませんが、あなたと違い、<エトス>
が先での場合もあるし法規が先の場合もあります。それは行政法規的法規の場合(特
に統治機構を示す部分)は法規が先です。分かりますか?考えてみてください。行政
法規は背後に<エトス>らしきものなど存在しません。それでも支持要素は必要で
しょうがそれだって単なる国民の<理性>位でありましょう。

最後に、小泉首相は改憲してから派兵すべきだとすることにはそれほど当方は拘りま
せん。なぜなら、当方はあなたの言う<エトス>こそが大事だと思うからです。エト
ス=支持要素が決まればそこから出て来る結論など予想がたつ。だからこのエトスを
どう見るかなのです。国民は考えるエトスに自信があるならば旧規定をエトスが望む
ように「解釈」すればいいし、新規定だってどうにかしてエトスが望む方向に「解
釈」すれば良い。ただし、どうしても解釈しきれないと言う場合があるだけ。

以上。

(尚、以下にも貴重な指摘とご意見がありますがこの問題から少々外れるのでカット
させていただきます)

--
おいらはMac@Individual.NET

おいらはMac

unread,
Oct 24, 2003, 4:25:58 PM10/24/03
to

"Miya_S" <kmiya...@firemail.de> wrote in message
news:3f97462a$1...@127.0.0.1...
> "おいらはMac" <whiteb...@mac.com> wrote:
>
> >
> > "J_Saita3 premium" <J_Sa...@hotmail.com> wrote in message
> > news:3f94b...@news.premium-news.net...
> > >
> > > "J_Saita3 premium" <J_Sa...@hotmail.com> wrote in message
> > > news:3f94b...@news.premium-news.net...
> > > > 9条なんていくら議論してもだめだって。
>
> 技術論で、エトスを制御できるものではありません。憲法を御覧なさい。
> 空洞です。小学生でも分かります。解釈、運用手続きの妙、法の運用も
> 司法もすでに、形ばかりになっているのです。恣意的行政、恣意的司法、
> 恣意的立法。

そのとおりです。技術論で<エトス>は制御できない。あくまでも<エトス>が技術
論を制御するのです。技術はその<エトス>が恣意的になるのを可能な限り防ぐとい
う機能があるだけです。勿論これはその技術に欠陥が無いとの前提ですが。

さらに技術としての法は自己と<エトス>を同時帯有はしないものとの立場にたった
ときその<法解釈>は何に向けてなされるのであろうか?それは<エトス>がもとめ
る「もの」であります。

しかし、こう言ったからといって、法は<エトス>の全てを説明するものではありま
せん。なぜなら何度も言いますが法は<エトス>のことなど知らないからでありま
す。ただし、<エトス>をなにか実体があり、またなにか決まった姿や形があるもの
というような捉え方をせず、<エトス>は単に「価値」を言うものとした場合は別で
あります。しかし今のところ<エトス>をこのように捉えるものはおりません。<エ
トス>の全てを法は帯有するものと<考える癖>が横行し、<エトス>の考え方手順
や理由まで法自体の中に含まれているとしたがる。

しかし、法は<エトス>が望む言わば「結論」だけには従わなければならないがそれ
以外には従う必要は無い。またそれで十分なのです。これは法(解釈)における「結果
の妥当性」と同じ脈絡を持つものであります。その意味では「結果の妥当性」は法解
釈には本質的のものであります。なお、<エトス>の全てを明らかにしないと法解釈
は先に進まないとする向きもありますが今言ったことからそのような事は不要。目的
が見えればそれで十分。それ以上は<エトス>自身の趣味の問題であります。

--
おいらはMac@Individual.NET

0 new messages