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根本の類似性

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Naoya Kinjo

unread,
Dec 26, 2002, 3:00:13 PM12/26/02
to
1940年代、日本では、共産主義者がたまたま
反戦を唱えていたせいで、戦後処理について
は、共産主義者と民族主義者は対立した意見
を持つようになった。一方、ロシアでは、共
産主義者達は平和主義者と一致しない。ロシ
アの共産主義者は対枢軸国開戦を是としてい
たからだ。

極端な共産主義者と極端な民族主義者は、ど
ちらも民に幸福をもたらさないという点で、
共通している。

<主義の暴走>

ドイツでも日本でも、極右政権が立っていた
時には、国家社会主義政策がとられた。これ
は共産主義政策とよく似ている。

<経済>

極右の統制経済と極左の計画経済は、名称が
異なるだけで、中身は同様である。

<政府>

極右も極左も、大きな政府が大好きだ。どち
らも公共事業を重視する。一方、中道の人た
ちは小さな政府を好む傾向がある。

地方分権ではなく一極集中を好むところも、
極右と極左の共通点だ。

<軍事>

極右の強力な皇軍と極左の強力な人民軍とい
うのも、類似している。両極端は永きに渡っ
て世論に支持されることがないので、軍事力
による裏打ちが必要なのだろう。

<基本的人権の制限>

極右体制でも極左体制でも、法によって保障
される基本的人権は、極めて乏しい。臣民に
も人民にも、言論の自由などはほとんどな
い。極右体制では反体制弾圧反が、極左体制
では反人民主義者粛清が行われる。

<愛国教育>

愛国心を無理やり刷りこもうとするところ
も、極右と極左の共通点である。教育はいか
なる体制の元でも軽いマインドコントロール
的要素を含むが、極右や極左の体制では、徹
底したマインドコントロールを志向してい
る。

<宗教>

共産主義体制かの国家でも、宗教は存在す
る。共産主義そのものが宗教なのだ。

よって、極右体制で天皇の神格化があるのと
同じように、極左体制では総書記が神格化さ
れる。

<主義拡大>

自らの主義を他国にまで押し付けようとする
ところも、極右と極左の共通点だ。八紘一宇
と世界同時革命、目指す理想の上っ面は異な
るが、手法と実体は同じである。多民族の皇
民化と多民族の共産化は、隣国にとってはと
ても迷惑な押し付けだ。

Masako

unread,
Dec 28, 2002, 3:47:40 AM12/28/02
to

"Naoya Kinjo" <mounta...@pop06.odn.ne.jp> wrote in message
news:aufn4e$15kg$2...@nwall2.odn.ne.jp...
> 極端な共産主義者と極端な民族主義者は、ど
> ちらも民に幸福をもたらさないという点で、
> 共通している。

Kinjo先生は思索的ですね。
Tanimura sakaei先生とは一味違う。
(優劣を言っているのではありません)

発展途上国の宿命とは言え、両極端は長続きしないですね。

日本は敗戦後「中道、平和国家」を祈念しましたが、
政治家の一部などは北朝鮮の「スパイ」になり、
この結果が今の拉致家族の問題です。

しかし、この拉致問題が国民の精神構造や
国家体制の問題に発展することはありません。

その点イギリスは400年間勝ち続けており、今なお健在です。

日本と何処が違うのでしょうか?


Masako

unread,
Feb 9, 2003, 5:00:30 AM2/9/03
to

"Naoya Kinjo" <mg...@hotmail.com> wrote in message
news:3e445b3b.7511%mg...@hotmail.com...
> Quoted from <aujohu$n1$1...@news.s.kyoto-inet.or.jp>
> Posted by "Masako" <tsu...@mbox.kyoto-inet.or.jp>
> ` "Naoya Kinjo" <mounta...@pop06.odn.ne.jp> wrote in message
> ` news:aufn4e$15kg$2...@nwall2.odn.ne.jp...
> > ` 日本は敗戦後「中道、平和国家」を祈念しましたが、
> ` 政治家の一部などは北朝鮮の「スパイ」になり、
> ` この結果が今の拉致家族の問題です。
> 日本の政治家が工作員の日本潜入を手引きしたということでしょう
> か? 私はそうは思いません。

例えば、自民党野中広務氏は、中共と北朝鮮にパイプを
持っているのが自慢でした。
この人は外交オンチなので、相手に多くの情報を与える結果に
なったと思われます。
中華圏では人を懐柔するのがうまい。イチコロだったと思います。

>北朝鮮に対して同情的な政治家はいま
> したが、彼らはまさか北朝鮮がそのような国家犯罪に手を染めると
> は考えもしなかったのでしょう。独り歩きするイデオロギーの恐ろ
> しさを忘れていたのです。

政治家にそんな言訳が通るのでしょうか?

> ` しかし、この拉致問題が国民の精神構造や
> ` 国家体制の問題に発展することはありません。
> ` その点イギリスは400年間勝ち続けており、今なお健在です。
> ` 日本と何処が違うのでしょうか?
> 過去2回の大戦で、イギリスの特徴を見てみると:
>
> (_1) 負ける側にはつかない。
> (_2) 条約が建前であったとしても、その条約にいち早く従って規範
> を示し――例えば、パリ講和条約に従って、独立の機運のあっ
> たエジプトやイランを速やかに独立させた――、付け入る隙を
> 見せない。

例えば、織田信長は桶狭間の戦いで、
正確な情報をもたらした者を最大の功労者としています。

イギリスは充分成熟した国なので、大人です。
情報を重視し、子供のケンカはしなかったということでしょうね。

しかし第二次大戦の頃のイギリスは国力も落ちていましたので、
アメリカが参戦しなかったら、ドイツに占領されていたでしょうね。

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