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《千葉大教授、『もう昔には還れな い。』年金改革。》

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谷村 sakaei

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Sep 16, 2003, 8:05:40 PM9/16/03
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《千葉大教授、『もう昔には還れない。』年金改革。》

数日前の朝日新聞の記事だ。
千葉大教授が年金改革を解説してた。

この教授によれば『成熟社会になると家族も子供も必要なくなる』そうだ。
もう昔には還れないと言っている。
家族や親戚、地域社会による相互助け合いは『旧式』と切って捨てている。

”成熟社会”は税を中心にしたデンマーク、スエーデン方式か、個人の自助努力のア
メリカ方式化どっちかに進むらしい。
この教授はもちろん『税金で国家が国民を丸抱えするデンマーク、スエーデン方式』
に熱を入れていることは言うまでもない。

この教授いわく。

『税を徴収し、すべての国民が老後食えるようしろ。』

これが成熟社会?

封建時代へ逆戻りじゃないのか?

封建時代は殿様(国)が家臣の生活を丸がかえしてくれた。
その結果家臣は没落し自由な国民に取って代わられたがね。

国の補償がありのんびりし、子供も育てず家族も省みず?こんな生活を長くしてると

まあ封建時代でなくとも滅びるだろうね。

成熟社会か何か知らんが、熟した柿のように成熟しちゃってやがてボトンと落ちるだ
ろう。


《アメリカ方式とデンマーク、スエーデン方式。》

この両者を比較して決定的な違いは『持続可能かどうか』ということだ。

アメリカ方式は人口も維持され、税負担は軽く、民間企業が活発になり国民生活はら
くだ。
貧富の差の調節が問題になる。
経済も発展しながら持続していく。

デンマーク、スエーデン方式は国が全部補償してくれるというんでしょ?
どっちがよいかと言えば国が補償してくれるほうが良いに決まっていますね。
比較にさえならないでしょう。
千葉大教授が言わなくとも誰にでもわかる。

ただし『維持不可能だ』と言うことでしょう。

国の補償で楽チン生活を長くやると、子育てや家族経営をまったく省みなくなると言
う根本的問題が発生する。
人口が減り、その上負担が限界まで上がり、負担増で民業が押しつぶされる。
その結果『国の役割がまた増え民業を圧迫する』と言う悪循環に陥る。

国家経営は青息吐息になる。
それもそのはず、民間企業が高負担で青息吐息だからだ。
国民が高負担で青息吐息になるからだ。

貧富の差もあったもんじゃない。
国が税金でみんな巻き上げるんだから貧富の差などできようがない。
そうやって全体が萎縮し没落する。

この両者を比較して決定的な違いは『持続可能かどうか』ということだ。

スエーデン方式は天国?
見かけ天国も最初だけ。
長くはつづきませんね。


《スエーデン”しいたけ”論》

スエーデンは発展してる?

人口が少なく、ヨーロッパ市場に輸出を40%以上もし、独自通貨で調節可能な小国
だからできることですね。
ま、いうなれば、ヨーロッパと言う『社会主義制度を推進し枯れ行く巨木』に寄生す
る『しいたけ』みたいなもんだろう。

巨木の日本にはとてもまねはできません。
国内市場が生命線の巨木、日本では無理ですね。

《持続可能かどうか?》

天国のような制度と言えども持続できなきゃ意味はないのです。
スエーデンでは、
年金一つとっても、かけた金の何倍も最初はもらえてた。
天国だった。
それがだんだん少なくなり、所得比例年金?
『かけたほどはもらえます』と言うまで下がっている。

少子化でしょ?
そのうち、かけた金の9割になります?8割です7割です?
こうして、だんだん下がっていくことは当然想像されますね。

少子化でもあるし、払う子供を一生懸命育てないんだからそうなります。

千葉大教授の説明なさることに沿って言うと両方式はこうなる。


《アメリカ式もスエーデン式もだめ。》

アメリカ式がこの教授のおっしゃるものだとすればそれじゃだめだ。

アメリカ方式でも庶民は野垂れ死にする。
ボランティアの世話になると言っても数に制限がある。
一生食えるほど資産が形成できる国民は何割ある?
庶民は野垂れ死にだ。

かといってスエーデン式?
最初だけは華々しい。
徐々に暗雲が漂い始め、やがて土砂降りで動きが取れなくなり、国全体が萎縮し食え
なくなる。
全体で沈没だ。

アメリカ方式もスエーデン方式もだめ。
成熟社会?
食えないものが成熟しているはずがない。

成熟社会であるはずがない。


《家族中心主義こそ唯一の持続可能な制度》

昔にもどれと言うのではない。
この間の先人の知恵は生かすべきだ。
国は貧乏人に小遣いなどは支給する。
一定水準の医療もボランティアを活用しながら支給する。
ここまではアメリカ方式的だが、日本ではこれをもう一段進めるべき。

国は個人を支援するのではなく家族を介しての支援に改める。
(介護ロボットなども開発する。部屋全体がロボット?)
庶民には家族が必要だ。

一億国民がみんな天皇のような召使にかしづかれた生活をしようといっても無理。
天皇も次世代からは老親の世話をし、自ら範をたれてほしいものだ。

家族中心主義こそ唯一持続可能な社会だ。
『孫子に囲まれ、肉親の世話で生活するほうが良』と思う国民はそうすべきだ。
結構多いだろう。
(税負担が軽ければ可能)
これが唯一の成熟社会だ。

日本はこれを推進し世界に正しい新モデルを示すべきだ。

谷村 sakaei

unread,
Sep 16, 2003, 10:34:59 PM9/16/03
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>
> 《スエーデン”しいたけ”論》
>
> スエーデンは発展してる?
>
> 人口が少なく、ヨーロッパ市場に輸出を40%以上もし、独自通貨で調節可能な小

> だからできることですね。
> ま、いうなれば、ヨーロッパと言う『社会主義制度を推進し枯れ行く巨木』に寄生

> る『しいたけ』みたいなもんだろう。
>
> 巨木の日本にはとてもまねはできません。
> 国内市場が生命線の巨木、日本では無理ですね。

スエーデン”しいたけ”論→谷村sakaei発明。

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