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Web検索エンジンの都合で定義される「偽ニュース」

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Yasushi Shinjo

unread,
Aug 5, 2017, 3:23:15 AM8/5/17
to
新城@筑波大学です。こんにちは。

kirah...@excite.co.jp writes:
>> 技術的には、検索エンジンの結果を個人毎に調整するのは、既に行われています。
>> 「フィルタバブル」といいます。これは普通は検索結果を個人化するということ
>> なのですが、同じ技術で、選挙で特定の候補が有利になるような結果にするのは、
>> 簡単にできるでしょう。
> 前段と後段に飛躍があります。
> 「フィルタバブル」と呼ばれる機能の効果は、せいぜい支持者を熱狂的な支持者
> に加速させるか、あるいは反対者を強烈なアンチにするくらいのもの。

「フィルタバブル」を狭い意味で解釈しても、それはかまいません。それは細か
い話です。

大きな話は、Web検索エンジンが自分たちに都合の悪い話を、「偽ニュース」とし
てフラグを立てて、それを検索でヒットしないように細工しているということで
す。今までは、密かにやっていたのが、今は「偽ニュース」という用語が定着し
てきて、あからさまにやるようになりました。

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-755b.html
グーグルの新アルゴリズム、左翼、進歩派ウェブ・サイトへのアクセスを制限
Andre Damon and Niles Niemuth 2017年7月27日
(マスコミに載らない海外記事 2017年7月29日 (土))

そういう Web検索エンジンに対抗する方法の1つは、「フィルタバブル」の所でも
出てきた、https://duckduckgo.com/

このページにもある「シリア アメリカ IS」というベンチマークは、すごいな
あと思いました。アメリカが IS を生んで育てたという話は、マスメディアの
ニュースになかなか乗らない話です。別の筋から既に仕入れている情報ではあり
ましたが、DuckDuckGo ならすぐ出てくるのはすごい。

kirah...@excite.co.jp writes:
> 検索順位の操作や、オートコンプリート機能で得票を操作されちゃう人って
> どんだけ~ (IKKO風に)

操作される人を放置してもいいという話はあるけれど、主権者か外国企業に制御
されると、自分の税金まで変な使われ方することになるので、なんとかしたいわ
けです。EU なら、こんなことはするわけです。

http://toyokeizai.net/articles/-/179145
EUがグーグルに制裁金3000億円を下した理由
枢要を牛耳る米国ネット企業に危機感を抱く
2017年07月05日
熊村 剛輔 :アドビシステムズ マーケット ディベロップメント エンジニア /ライター
東洋経済オンライン

2ページ目に、こんなことが書いてありました。

そのうえで、グーグルショッピングが、EU経済圏内で支配的な立場にあるグーグ
ルのインターネット検索結果のページ上で、目立つ形で取り扱われているという
ことを深く懸念している。それは現在の消費者にとって、検索エンジンが情報の
主要な窓口になっているからだ。言い換えれば、現在EU経済圏における消費者の
購買活動や商取引は、EU外の一企業が支配的な立場に立ち、コントロールできる
状況にあると解釈することもできる。これこそがECが最も危機感を抱いている点
だ。

これは「買い物」の話ですが、「偽ニュース」はどうするんだろう。

\\ 新城 靖 (しんじょう やすし) \\
\\ 筑波大学 情報工学        \\

kenken

unread,
Aug 11, 2017, 11:30:57 AM8/11/17
to
On 2017/08/05 16:23, Yasushi Shinjo wrote:
> 新城@筑波大学です。こんにちは。
:
> kirah...@excite.co.jp writes:
>> 検索順位の操作や、オートコンプリート機能で得票を操作されちゃう人って
>> どんだけ~ (IKKO風に)
>
> 操作される人を放置してもいいという話はあるけれど、主権者か外国企業に制御
> されると、自分の税金まで変な使われ方することになるので、なんとかしたいわ
> けです。EU なら、こんなことはするわけです。

「調査の結果、Googleにはこれこれこういう問題が発覚したため、皆さん
 web検索にはxxxを使いましょう」

とはならないところが、今のECの事情を物語っていますね。

もう、どんな提案もどこかしらの国からの反対をくらうので、ああいう
情けない提案しか通らないんじゃなかろうか(という仮説)

>
> 2ページ目に、こんなことが書いてありました。
>
> そのうえで、グーグルショッピングが、EU経済圏内で支配的な立場にあるグーグ
> ルのインターネット検索結果のページ上で、目立つ形で取り扱われているという
> ことを深く懸念している。それは現在の消費者にとって、検索エンジンが情報の
> 主要な窓口になっているからだ。言い換えれば、現在EU経済圏における消費者の
> 購買活動や商取引は、EU外の一企業が支配的な立場に立ち、コントロールできる
> 状況にあると解釈することもできる。これこそがECが最も危機感を抱いている点
> だ。

危機感を抱くのは自由だけど、そういうことにすれば多少は格好がつく
から、って話かと。

別にGoogleが別サービスを使用することを抑止したり阻害しているわけ
でもなし。

> これは「買い物」の話ですが、「偽ニュース」はどうするんだろう。

「偽ニュース」とやらの対象がEU内の国に絡んだ内容が蔓延しない
限り、言語の壁のおかげで何もしなくてもそれほど問題にならない。

--
****************************************
m(。-_-。)m
(旧)kirah...@excite.co.jp
------------(新)t.b.d

kenken

unread,
Aug 11, 2017, 11:31:07 AM8/11/17
to
On 2017/08/05 16:23, Yasushi Shinjo wrote:
> kirah...@excite.co.jp writes:
:
> 大きな話は、Web検索エンジンが自分たちに都合の悪い話を、「偽ニュース」とし
> てフラグを立てて、それを検索でヒットしないように細工しているということで
> す。

順位が変動する程度ではなく、ヒットしないように細工する所までしています?


> 今までは、密かにやっていたのが、今は「偽ニュース」という用語が定着し
> てきて、あからさまにやるようになりました。
>
> http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-755b.html

そこの原文でも
http://www.wsws.org/en/articles/2017/07/27/goog-j27.html
: On April 25, 2017, Google announced that it had implemented changes to
: its search service to make it harder for users to access

とあります。
ヒットしないようにしている訳ではないかと。

> そういう Web検索エンジンに対抗する方法の1つは、「フィルタバブル」の所でも
> 出てきた、https://duckduckgo.com/
>
> このページにもある「シリア アメリカ IS」というベンチマークは、すごいな
> あと思いました。

その検索ワードでも、検索結果の表示順位に差が出ることはあっても
ヒットしないサイトはないんじゃない?

# Google村八分になっているならともかく。

> アメリカが IS を生んで育てたという話は、マスメディアの
> ニュースになかなか乗らない話です。

え"
エネルギー事情を追っかけてる人達の間では公然の事実かと
思ってます^^;
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