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◆恥ずかしかった体験記 (*^o^*) ◆43

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スモモ

unread,
Oct 29, 2017, 3:42:56 AM10/29/17
to
40歳 男性


体験記
 何時の頃だったか記憶が曖昧ですが、おそらく20年ほど前のことだと思
います。当時、私はよく軽い疣痔になっていました。清潔にして軟膏でも塗っ
ておけば自然に消えていたのですが、その時はあまり良くならず、おまけに友
人の兄さんが痔を手術して大変だったと聞かされたので、診察を受けてみるこ
とにしたのです。近所は恥ずかしいのでバスで20分ほどの所にある診療所を
選びました。
 行ってみると70歳くらいの男性医師と50歳代の看護婦しかいない小さな
ところで、外科と肛門科を専門にしていました。患者も多くなく、町はずれな
ので好都合です。
 待合室で待っているとき気づいたのですが、そこは診察室との境が型板ガ
ラスのスクリーンで、それに面して診察台があり、ボンヤリとではあっても患
者の様子が見えるのです。当然ながら声も少し漏れてきていました。不安を抱
えながら診察室にはいると、一番奥に手術台(足置き台が装着)の置かれた小
部屋があり、下の診察はそこでするのだろうと安心しましたが、現実は一番恐
れていた診察台でした。
 ズボンと下着を膝まで下げさせられ、両膝を抱えた姿勢での診察です。なに
もかも丸出しの状態で医師の指を肛門に挿入されるのも嫌でしたが、そんな姿
を中年とはいえ、女性に見られるのは本当に情けないものでした。
 疣痔で脱肛気味(脱肛はないと思いましたが、医学的にはそうなのか)とか
で、肛門内部に薬を塗布されてから、堅く丸めた大きな脱脂綿を当てられ、長
い絆創膏で何重にも肛門を封印されました。私は不安になって、排便はどうす
るのかと質問しましたら、看護婦が平然と答えました。
「毎日通院して貰って、その時に浣腸で排便して貰います」
 翌朝、私は強い便意を感じながら診療所を訪れました。なぜなら昨日は朝の
排便(私の習慣)を済ませる前に処置を受けたので2回分の便意を抱えていた
からです。
 診察台で恥ずかしい姿勢をとると、絆創膏が次々に外されるのですが、肛門
の毛にも張り付いているので相当な痛みです。そこへ看護婦がニコニコとビー
カーをかき混ぜながらやってきて「浣腸しますから」と大きな声で言いまし
た。待合室まで筒抜けです。医師は100ccほどの液体をガラス製の浣腸器
に吸い上げると、カテーテルなしで肛門に直接挿入しました。注入が終わる
と、私はカーテンで隔てられたもう一つの診察台に移動させられ(側にはトイ
レが設置されていました)、看護婦がタイマーをセットします。すぐに次の患
者(女性)が呼ばれて、隣では診察が始まりました。
 強い便意がある上に受ける100ccのグリセリン浣腸の効き目は強烈で体
の震えが止まりません。看護婦がいれば排泄を許されたでしょうが、タイマー
ですし、恥ずかしくて隣に声を掛けることも出来ませんでした。私は今でもト
イレまで行くことができ、下着を汚さずに済んだのが奇跡だと思っています。
 一日中、肛門に違和感を覚えながら生活し、それが許されるのは浣腸される
ときだけという生活が10日間ほど続いたと記憶しています。私は病院で浣腸
された経験は何度かありますが、この医院での浣腸は毎回強烈で、おそらく看
護婦が1日1回しか排泄できない私のためにグリセリン濃度を高めていたのだ
ろうと判断していますが、毎回ニコニコしながら浣腸液を持ってきたところを
みると、濃度を決めるのが彼女の密かな楽しみだったのかもしれません。
 当初から診察結果と処置には疑問を抱いていましたが、一向に治癒する気配
もなく、結局私は他の肛門専門病院に移りました。そこでは脱肛と診断されま
せんでしたし、浣腸も無しで比較的簡単に治りましたから、あの診療所はやは
り変だったと思っています。
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