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著作物の市場が調整するもの

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Shinji KONO

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Nov 10, 2005, 7:40:34 AM11/10/05
to
河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

市場ってのは何かを調整するためにあるわけで、物品と同等の対価
を得るなんていう錯覚は持っている人はもはやいないと思うが...
そういう意味で値切らないのは、市場原理を軽視しているとも言え
るね。買わないのは値段を下げる交渉の一つなのでいいんだけど。

もちろん、調整させるべきものは、著作物の価値でしょう。良いも
のほど良い値段が付くべきだ。あれ? でも、良いものだったらたく
さん売れるわけなんだから、一つ一つには高い値段を付ける必要な
いよね。むしろ、たくさん売れると判っているんだったら一つ一つ
は安くて良いはず。

そもそも市場で高い値段を付けるのは、あまり売れなくするためだ
よね。だから需要と供給が釣合うわけでさ。でも、無限にコピー出
来る著作物では需要と供給ってのをコピーの数で計ってはいけない
わけ。当り前だよね。当り前だろ? もし、普通の市場で無限にコピ
ー出来るものを売ったら、価格は0です。これも当り前。

だから「CD一枚のコピーあたりいくら」って売り方自体が間違って
いるわけ。それは市場原理になってません。もともと、そんなシス
テムじゃなかったしね。働く必要のない貴族が作るものが音楽であ
って、その対価は0で良かった。で、それでは労働者階級が音楽と
かプログラムとか作ったときに困るので著作権なんてものを考えて
出したわけだ。でも、それを考え出したのは作曲家とかではない。
レコード会社です。だから、レコード会社の都合の良いように出来
ている。そのあたりから矛盾がでてるわけさ。

市場原理はコピーフリーの著作物には働きません。だから、そのあ
たりに市場原理を導入してもだめ。もっと著作者に直接市場原理を
働かせるべきだよね。売りに出すのは著作者そのものであるべきで
しょう。良い著作者がより良い環境で作成できる。あるいは将来性
そのものを売買できる、そんな市場であるべきだよね。それは、ま
ぁ、一種の株式市場みたいなものだな。

しかも市場が安定するためには価値逓減の仕組みが入っているべき。
つまり100万枚コピーを売ったら1万枚の100倍儲かるっていう仕組
みではだめだってこと。

これは、別に質問じゃありません > 某氏

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科

Shiino Masayoshi

unread,
Nov 10, 2005, 8:33:30 AM11/10/05
to
茶々。

In article <3992470...@rananim.ie.u-ryukyu.ac.jp> ko...@ie.u-ryukyu.ac.jp (Shinji KONO) writes:
>これは、別に質問じゃありません > 某氏

そう。質問じゃなく「を! 」ですよね :-p
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椎野正元 (しいの まさよし)

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