Tsukamoto Chiaki wrote:
>
> In article <3EFC73EC...@domain.com>
> 柳楽盛男 <em...@domain.com> writes:
> > もしかして
>
> もしかしなくてもそうです.
>
座標変換を表す群Tが作用する加群Mに(1)(3)(4)をみたすものを「物理的ベクトル」とすれば
「物理的テンソル」の定義も自然かなぁって思ったんですが。。。
> > 実数Rに対してスカラー積
>
> 普通スカラー倍といいます.
>
そうでした。
ベクトルの和をとることと座標の変換に伴ってベクトル成分が変わることに
は物理的なベクトル量を扱ううえで必要と思いますが、スカラー倍の操作は
どんなときに使うんでしょうか?数学ではないのでfj.sci.physicsの皆さんお願いします。
柳楽@生物系
In article <3F005569...@domain.com>
柳楽盛男 <em...@domain.com> writes:
> ベクトルの和をとることと座標の変換に伴ってベクトル成分が変わることに
> は物理的なベクトル量を扱ううえで必要と思いますが、スカラー倍の操作は
> どんなときに使うんでしょうか?
物理量は(共変)微分ができた方が嬉しいのでは?
--
塚本千秋@応用数学.高分子学科.繊維学部.京都工芸繊維大学
Tsukamoto, C. : chi...@ipc.kit.ac.jp
Tsukamoto Chiaki wrote:
>
> In article <3F005569...@domain.com>
> 柳楽盛男 <em...@domain.com> writes:
> > ベクトルの和をとることと座標の変換に伴ってベクトル成分が変わることに
> > は物理的なベクトル量を扱ううえで必要と思いますが、スカラー倍の操作は
> > どんなときに使うんでしょうか?
>
> 物理量は(共変)微分ができた方が嬉しいのでは?
例えばある物体の運動量ベクトルを1.3倍したりするような単純なスカラー倍にはあまり
意味がない(と思う)のでRが作用する必要性が感じられませんでしたが、微分に必要と
言われれば確かにそうですね。
なにか物理量を観測してその性質を表現できるとするときに、
座標変換と結びついた加群ではなく、微分演算できるように
座標変換と結びついた「ベクトル」で表現しようということになるわけですか。
柳楽@生物系