かねてから定評の有るハニカムCCDのダイミックレンジは、更に
広くなったそうです。ハイライトの白飛び・シャドウの黒潰れに
悩んでいるデジカメユーザには、注目の一台ではないでしょうか。
ハニカム配列を活かして、あまりローパスを掛けなくても済むので
解像度も凄まじいですしね。IEEE1394 I/Fも付いていて、デジカメ
ならではのPCと連係した高度な撮影にも対応しているのも期待
出来ます。
問題は、★屋としては、S2Proで不満だったHαバンド(656.5nm)
付近の写りが改善されているかが気になるところ。デフレスパイラル
の中、高額商品なのに、全く写らなかった!では困るので。
--
中村和志@神戸 <mailto:k...@kobe1995.net>
NAKAMURA Kazushi@KOBE <http://kobe1995.net/>
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NAKAMURA Kazushi wrote:
> Fuji FinePix S3Proが既に発表になっていたのですね。
> PC雑誌・書籍のインプレス社のWWWページで知りました。
PMEショーに合わせて、米Fujiにより発表されたようですね。
日本の方からはまだ正式発表がないようですが。
> かねてから定評の有るハニカムCCDのダイミックレンジは、更に
> 広くなったそうです。ハイライトの白飛び・シャドウの黒潰れに
> 悩んでいるデジカメユーザには、注目の一台ではないでしょうか。
ダイナミックレンジが広くなるのは有り難いのですが、問題はSとRの信号を
どのようにブレンドするかなんですよね。
F700の開発では、単純に混ぜるとコントラストに低い眠い画像になるので、シ
ーンをうまく認識して混ぜ具合を調整するアルゴリズムの開発に、かなり苦労
されたようです。
RAW現像するときに、ユーザーうまくブレンドできるように、現像ソフトの操作
がうまく作れるのかどうかが、心配です。
> ハニカム配列を活かして、あまりローパスを掛けなくても済むので
> 解像度も凄まじいですしね。IEEE1394 I/Fも付いていて、デジカメ
> ならではのPCと連係した高度な撮影にも対応しているのも期待
> 出来ます。
解像度が高い上にダイナミックレンジが広くなるから、レンズが大変ですね。
S1Proの時は、各色8bitのJPEG出力で解像度もそこそこだったので、レンズは安
いのでも十分だったんですが、S2Proに変えたら解像度もMTFも高い高性能なレン
ズでないと、RAW現像でトーンカーブ弄っているときにうまくトーンが出てくれ
ないので苦労しています。
これがS3Proになったら、満足できるだけの性能を持ったレンズがこの世にある
のかどうか....。
では。
"NAKAMURA Kazushi" <k...@kobe1995.net> wrote in message news:0402070118...@ns.kobe1995.net...
> Fuji FinePix S3Proが既に発表になっていたのですね。
> PC雑誌・書籍のインプレス社のWWWページで知りました。
とりあえずアメリカでの発表ですが、S602のハニカムSR版も出るようです
(個人的にはこちらに期待)。
> かねてから定評の有るハニカムCCDのダイミックレンジは、更に
> 広くなったそうです。ハイライトの白飛び・シャドウの黒潰れに
> 悩んでいるデジカメユーザには、注目の一台ではないでしょうか。
ですね。ハニカムCCD に限らずAPS サイズ素子採用機は現行デジカメの中でも
最もダイナミックレンジが広いですが、それでもフィルムと比べたらまだまだで
す。そのあたりかなり期待できそうです。
> ハニカム配列を活かして、あまりローパスを掛けなくても済むので
> 解像度も凄まじいですしね。IEEE1394 I/Fも付いていて、デジカメ
> ならではのPCと連係した高度な撮影にも対応しているのも期待
> 出来ます。
これなんですが、感覚的なもので結構ですから感想をお聞かせください。例え
ばハニカム 600万画素(記録画素1200万画素)の場合、ローパスフィルターは
どのくらいを基準にかけられているのでしょうか。つまり「 600万画素機」と
してか「1200万画素機」としてか、あるいはそれ以外かといった感じです。個人
的にはあの素子配列やFinePix 4500を使っての感想から2倍の画素数を基準に
していそうだなあ、と思っていたものですから。
--
成岡@DTI(yn...@jade.dti.ne.jp)
"Toshihiko Oka" <iron...@kcat.zaq.ne.jp> wrote in message news:c02915$2q00$1...@nsvn01.zaq.ne.jp...
> F700の開発では、単純に混ぜるとコントラストに低い眠い画像になるので、シ
> ーンをうまく認識して混ぜ具合を調整するアルゴリズムの開発に、かなり苦労
> されたようです。
> RAW現像するときに、ユーザーうまくブレンドできるように、現像ソフトの操作
> がうまく作れるのかどうかが、心配です。
現在でも別売のソフトを使えば、マニュアル操作で混合比率を自由に調整でき
るそうですよ。
--
成岡@DTI(yn...@jade.dti.ne.jp)
In article <c02lsu$6mj$1...@newsl.dti.ne.jp>
yn...@jade.dti.ne.jp writes:
>> ハニカム配列を活かして、あまりローパスを掛けなくても済むので
>> 解像度も凄まじいですしね。IEEE1394 I/Fも付いていて、デジカメ
>> ならではのPCと連係した高度な撮影にも対応しているのも期待
>> 出来ます。
>
> これなんですが、感覚的なもので結構ですから感想をお聞かせください。例え
>ばハニカム 600万画素(記録画素1200万画素)の場合、ローパスフィルターは
>どのくらいを基準にかけられているのでしょうか。つまり「 600万画素機」と
>してか「1200万画素機」としてか、あるいはそれ以外かといった感じです。個人
>的にはあの素子配列やFinePix 4500を使っての感想から2倍の画素数を基準に
>していそうだなあ、と思っていたものですから。
普通のベイヤ配列なら2x2画素に拡散するように、ローパスフィルタでボカし
ていると思います。ハニカム配列なら、ハニカムの隣合う三角形の3画素に
ボカすだけで済むんじゃないかな。感覚的には、解像度が√2倍細かくなった
感じでした。
今使っている*istDでも、銀塩TP6415で苦労した形外銀河の微細構造が、いとも
あっさり写るので解像度にはそれ程不満は無いです。むしろレンズのアラの
方が目に付く状態。不満なのはダイナミックレンジの狭さ。段階露光を
コンポジットして重ねることにより、疑似的に16bit階調を得ようと挑戦して
いますが…。M42オリオン星雲とか月面とか、輝度差の激しい対象を滑らかに
表現するのは難しい。
In article <0403012343...@ns.kobe1995.net>, k...@kobe1995.net (NAKAMURA Kazushi) writes
> 方が目に付く状態。不満なのはダイナミックレンジの狭さ。段階露光を
> コンポジットして重ねることにより、疑似的に16bit階調を得ようと挑戦して
> いますが…。M42オリオン星雲とか月面とか、輝度差の激しい対象を滑らかに
> 表現するのは難しい。
意図的に部分的に白飛びさせて、白飛びの部分を入れ換えるぐらい
じゃないとダイナミックレンジはあがらないんじゃないかなぁ。
でも、星は、まだ動かないからいいんだけど。
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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科
すごい勢いで動いているのでは?