超久しぶりのN響。こちらに来てから期待外れの演奏も結構たくさん
聴いたので,「おっ,N響もなかなかやるじゃん」と思えるのでは
ないかと密かに期待していたのですが…。こうも歴然と差があるとは
逆に思いもしませんでした。まず弦の音が非常に貧相,管もただ一本
調子で艶も何もあったもんじゃありません。おかしいなあ,管に比べて
少なくとも弦はもうちょっとしっかりしていた記憶だったんですが。
自信がないのか,慎重なのか,あるいはただ疲れていたのか,何故かは
わかりませんが,楽器が全然鳴ってません。ボウイングもちぐはぐで
全くアマチュアオケのようです。アシュケナージの指揮がステージの
上の反響板あたりでずっと空回りしているかのようでした。
それにしてもこの真っ向勝負を避けたような選曲は何なのでしょうか。
それならば日本人らしい几帳面なアンサンブルを聴かせてくれるのかな
と思いきや,それもなし。このプログラムで一体何をしたかったのか,
皆目わかりませんでした。今回の欧州ツアーのこれはBプロに当たるの
ですが,Aプロの方はベートーヴェンのVn協とショスタコの8番だそうで,
このABのアンバランスも大いに謎です。
最後の「ダフニスとクロエ」は,意外とと言えば失礼かもしれませんが
管楽器が最後まで破綻せずに持ちこたえてました。フルートソロも非常に
良かったです。アンコールはフォーレのパヴァーヌ,かたくなに一貫した
トーンを守り貫いていました。
しかし,とうとう風邪の季節がやってきて,あっちゃこっちゃでゴホン
ゴホンとうるさかったです。このプログラムだったから特に…。
ハンガリー人は咳をするとき口に手を当てる習慣はないのだろうか?
携帯鳴らすヤツも相変わらずいたし,もーええかげんにしなさい!
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はっしー@ぶだぺしゅと