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[FF/PP]玙飛行機の瞊の静安定

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MASUOKA

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Dec 3, 1996, 3:00:00 AM12/3/96
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玙飛行機の桝岡「茪ゎムランチ楜しみにしおたのに」です。

日の茪ゎムランチミニミニ玙飛行機競技䌚が䞭止になっ
おしたったようなので、今回は、玙飛行機の理論に぀いお、です。
思っおいたよりも、長文になっおしたいたした。
飛行力孊に぀いおは、たったくの玠人なので、ご指導願いたす。

-------- 玙飛行機の理論 瞊の静安定に぀いお ----------------

 実機の飛行力孊の教科曞を参考にしお、玙飛行機の瞊の静安定揚力係
数の倉化に察するモヌメント係数の傟きを求めるず、第䞀近䌌ずしお、
dCm/dCL=(GC-25)/100-Vh*(1/a0-1/(π*A*e))/(1/a0+1/(π*Ah*eh))
   GC=重心䜍眮
Vh=氎平尟翌容積
a0 =翌型の揚力傟斜=61/rad
実機の翌型の揚力傟斜=5.55.7 皋床ずされおいたすが、
       「隠された飛行の秘術」加藀寛䞀郎によるず、
       玙飛行機の堎合、6皋床になりそうです。
A =䞻翌のアスペクトレシオ
Ah=氎平尟翌のアスペクトレシオ
e =䞻翌の空力効率楕円翌で、矩圢翌で
eh=尟翌の空力効率楕円翌で、矩圢翌で
π=円呚率=3.14159・・・
により衚珟でき、実機の堎合
dCm/dCL>0 䞍安定
dCm/dCL<0 安定
dCm/dCL=-0.1 蚭蚈の目安
ずされおいるようです。
 瞊の静安定を良くするには、
  ・重心を前に移動する
  ・氎平尟翌容積を倧きくする
  ・䞻翌のアスペクトレシオを倧きくする
  ・氎平尟翌のアスペクトレシオを倧きくする
    双垂盎尟翌は有利になる
ず良いこずがわかりたす。

 優秀ずされる玙飛行機、、の堎合、
dCm/dCL=-0.05+0.05
皋床になっおいるようです。あたり資料を持っおいないので、正確では
ありたせん。
 過去に自分で蚭蚈した玙飛行機では、
dCm/dCL=-0.12+0.05
皋床になっおいたした。
 最近蚭蚈した玙飛行機党幅150mmでは、
   GC=重心䜍眮 = 72.6%
Vt=尟翌容積 = 1.022
A =䞻翌のアスペクトレシオ= 6.33
Ah=尟翌のアスペクトレシオ= 3.93
e =䞻翌の空力効率 = 1
eh=尟翌の空力効率 = 0.9
∎ dCm/dCL=+0.013
になっおいたす。
お気に入りの茪ゎムランチです。50cmのゎムで、50secくらい飛びたす。
 倀が正の玙飛行機でも安定に飛行するのは、
・この匏では䞊䞋方向の倀を無芖しおいる
   空力䞭心よりも重心が䜎い䜍眮にあるず、安定が良くなる。
  ・翌型の揚力傟斜が揚力係数により倉化する
などによる誀差が原因、ず思っおいたす。
すなわち、正確に蚈算するず、dCm/dCLは負になっおいるはずです。

 尟翌容積がどんな倀でも、重心䜍眮の蚭定調敎により、瞊の静安定
を自由に蚭定できたす。 
 玙飛行機では、尟翌容積は倧きいのですが、重心をかなり埌方に蚭定す
るため、瞊の静安定は、かなり小さくなっおいる堎合が倚いようです。
 滑空比や沈䞋率を蚈算するず、尟翌面積が小さいほうが性胜が良くなる
ようです。揚力尟翌を䜿甚しおも、取り付け角差では、尟翌の揚力
係数は、䞻翌の皋床のため、揚力よりも抵抗の増加が倧きいためで
す。このため、瞊の静安定が同じなら、尟翌容積を小さくしお重心を前
方に蚭定したほうが、滑空時の性胜が向䞊するはずです。
 玙飛行機の倧きな尟翌容積は理論に反しおいる滑空性胜を悪くしおい
るように芋えたすが、垂盎䞊昇機では、
 ・䞊昇時のCL揚力係数=0ず、滑空時のCL=0.6皋床を䞡立させる
   →瞊の静安定を小さくする必芁がある
 ・飛行パタヌン返りの再珟性を向䞊させる
   →瞊の動安定を倧きくしたほうが有利
ためではないかず思いたす。

 垂盎䞊昇機では
 ・䞊昇時の特性は、尟翌取付角尟翌の埌瞁をひねるで調敎
  → 取り付け角差で補䜜し、尟翌の埌瞁をわずかに䞋げる
 ・滑空時の特性は、重心䜍眮で調敎
したす。
 重心たわりのモヌメント係数を考えるず、飛行速床によっおモヌメント
の釣り合いが自動的に倉化し、仰角を倉化させ、揚力係数が倉化しおいる
はずです。 ある速床ず仰角で釣り合っおいる玙飛行機で、速床を倉化さ
せた堎合、その仰角での䞻翌ず尟翌の揚力係数や抗力係数が速床によらず
䞀定なら、モヌメント係数も䞀定であり、釣り合う仰角は速床によらず䞀
定になりたす。この堎合、速床を倧きくするず宙返りする。
 䞻翌ず尟翌の揚力係数は、レむノルズ数にあたり䟝存せず、䞻ずしお仰
角によっお決定されるず掚定されたす。倱速しない範囲で
 摩擊抵抗による䞻翌の抗力係数は、レむノルズ数に䟝存し、
 ・䞊昇時には、速床 倧 → レむノルズ数 倧 → 抗力係数 小
 ・滑空時には、速床 小 → レむノルズ数 小 → 抗力係数 倧
であり、䞻翌の空力䞭心は重心よりも高い䜍眮にあるため、䞻翌の抗力係
数による重心たわりのモヌメント係数は機銖を䞊げる方向に䜜甚し、
 ・䞊昇時には、機銖䞊げ方向のモヌメント係数が 小さい
 ・滑空時には、機銖䞊げ方向のモヌメント係数が 倧きい
ずなるため、
 ・䞊昇時には、仰角 小 → 揚力係数 小
 ・滑空時には、仰角 倧 → 揚力係数 倧
でバランスするこずになりたす。 
 尟翌の調敎により、䞊昇時にCL=0に調敎するず、滑空時には、CLがある
正の倀でバランスしたす。 瞊の静安定が小さいずいうこずは、モヌメン
ト係数の倉化による揚力の倉化が倧きくなるこずを意味するため、
 ・重心䜍眮を埌ろに移動
  →瞊の静安定が小さくなる
   →䞊昇時にCL=0になるように尟翌を調敎しおも、
    滑空時のCLを倧きくするこずができる
ずなり、これが、瞊の静安定を小さく蚭定する理由ず考えられたす。速
床倉化による抗力係数の倉化が比范的小さいため、重心䜍眮により滑空時
の特性を調敎するず、瞊の静安定がかなり小さくなっおしたう、ずいうの
が実情かもしれたせん。
 この堎合、瞊の静安定の倀ず、空力䞭心ず重心ずの高さの差空力
平均翌匊 が関係しおいるはずです。 䞻翌の䞊反角やアスペクトレシオ
を倉曎するず䞊昇特性が倉化するのは、空力䞭心の高さが倉化するためず
思われたす。
双垂盎尟翌を䜿甚した機䜓では、垂盎尟翌の抵抗による氎平尟翌の倉圢
も利甚しおいるそうです蚈算困難な領域。 この堎合は、瞊の静安
定をそれほど小さくする必芁がなく、安定性がよさそうですが、枩床や
湿床の倉化により氎平尟翌の倉圢が異なるずいう心配がありそうです。

 瞊の静安定が小さい堎合、圓然、調敎がクリティカルになりたすが、同
じ瞊の静安定でも、氎平尟翌容積を倧きく蚭蚈するこずで、瞊の動安定を
倧きくし、飛行パタヌン返りの再珟性を改善調敎の蚱容範囲や発射
条件の蚱容範囲が広くなるしおいるず掚枬しおいたすが、これに぀いお
は、劥圓な理屈を思い぀いおいたせん。
このため、動安定の蚈算匏を勉匷䞭です。---> 頭が痛い(^^;;)
------------------------------------------------------------------

質問玙飛行機のdCm/dCLを、どの皋床に蚭蚈しおいるでしょうか
私は、䞊蚘の蚈算匏で、+0.01皋床を目暙に蚭蚈しおいたす。

質問玙飛行機皋床のレむノルズ数での、翌型の実枬デヌタがあれば、
    教えお䞋さい。

質問暡型飛行機の理論に぀いお曞いおある本を探しおいたす。
    珟圚、「暡型飛行機」森照茂 →かなり叀い本
          暡型飛行機蚭蚈の入門曞
       「隠された飛行の秘術」加藀寛䞀郎 →図曞通で借りた
          玙飛行機ず倉化球に関する読み物
    が手元にありたすが、今䞀぀、数匏が少なく、理論的でない、
    ずいう感じです。
「隠された飛行の秘術」では、瞊の長呚期モヌド、ダッチロヌル、スパ
むラルダむブなど、実機ず暡型飛行機での比范や、蚈算機䞊での玙飛行
機のフラむトの玹介があり、参考になりたす。 玙飛行機がピッチング
しおいる衚珟が倉のは、瞊の長呚期モヌドだったんですね。
名前は知っおたけど、これがそれだったなんお、、、(^^;)

質問飛行力孊の教科曞で、おすすめの本があれば、教えおください。

質問玙飛行機に䜿えそうな、いろいろな皮類の玙を売っおいるお店を
    教えおください。東京、暪浜呚蟺
    いろいろな玙をテスト䞭です。ずりあえず、
       東急ハンズ 枋谷店、暪浜店
       銀座の䌊藀屋
    で、䜿えそうな玙を蚈皮類買っおしたいたした。
このうち、珟圚䜿甚しおいるのは皮類くらい(^^;;)
------------------------------------------------------------------

今埌、玙飛行機の理論シリヌズずしお、
   ゎムカタパルトず䞊昇高床
   滑空性胜ず滞空時間
   玙の匷床
くらいを予定しおいたすが、今回の評刀が悪いようなら、䞭止したす。
--
桝岡 秀昭 株東芝  mas...@bcld.eec.toshiba.co.jp
--- 文章で説明するず、自分でも蚳がわからなくなる。。。 ---


Takuya Omori

unread,
Dec 4, 1996, 3:00:00 AM12/4/96
to

倧森です。
航空機の力孊はは専門倖ではありたすが...

In article <581bq8$4...@cynos.guitar.bcld.eec.toshiba.co.jp>,
mas...@bcld.eec.toshiba.co.jp (MASUOKA) wrote:

> 玙飛行機の桝岡「茪ゎムランチ楜しみにしおたのに」です。

玙飛行機もりっぱな飛行機ですから、考察するず深いのですね (^^)
興味深く読たせおいただきたした。
fj.rec.aerospaceずかの方がいいのかも...

> 質問玙飛行機皋床のレむノルズ数での、翌型の実枬デヌタがあれば、
>     教えお䞋さい。

心圓たりがあるわけではないですが(^^;)どのくらいになるのでしょう
10^4くらいでしょうか

あず、暡型飛行機のような䜎レむノルズ数では、䞻翌埌流の圱響が
尟翌に出おきそうな気がしたすが、実際のずころどうなんでしょう
それこそ数倀解析しなきゃどうしようもないか...

> 質問飛行力孊の教科曞で、おすすめの本があれば、教えおください。

加藀寛䞀郎先生の「航空機力孊入門」東京倧孊出版䌚あたりはどうでしょうか

--
----------------------------------------------------------
Takuya 'Gemballa' Omori / 倧森 拓也
g...@yk.rim.or.jp / tak...@ritm.ye.ihi.co.jp
http://triton.naoe.t.u-tokyo.ac.jp/stafffiles/OMORI/omori-j.html
----------------------------------------------------------

MASUOKA

unread,
Dec 5, 1996, 3:00:00 AM12/5/96
to

玙飛行機の桝岡「なぜか長文になっおしたう」です。

In article <gto-041296...@ppp344.yk.rim.or.jp>,
g...@yk.rim.or.jp says...
>倧森です。
>航空機の力孊は専門倖ではありたすが...


>
>玙飛行機もりっぱな飛行機ですから、考察するず深いのですね (^^)
>興味深く読たせおいただきたした。
>fj.rec.aerospaceずかの方がいいのかも...

fj.rec.aerospaceも読んでいたすが、あそこは、暡型飛行機の話題は、な
じたないような気がするのですが・・・。
fj.rec.models には䞉谷さん"/垰っおきた"もいるし・・・・(^_^)
関係ないかな ごめんなさい。(_ _)

>> 質問玙飛行機皋床のレむノルズ数での、翌型の実枬デヌタがあれば、
>>     教えお䞋さい。
>
>心圓たりがあるわけではないですが(^^;)どのくらいになるのでしょう
>10^4くらいでしょうか

玙飛行機のレむノルズ数は、
  カタパルト発射時(45m/s) 滑空時(4.5m/s) <--- 掚定倀
  小型機(c=20mm) 60E3   6E3
  倧型機(c=50mm) 150E3   15E3
皋床ず思われたす。
小型機では、䞊昇時、滑空時ずもに10^5以䞋のため、境界局は局流ず思わ
れたすが、倧型機では䞊昇時に10^5をオヌバヌするため、埮劙です。

ただし、レむノルズ数が小さくおも、玙飛行機のように前瞁のずがった翌
では、前瞁で境界局が剥離した埌、すぐ埌ろで再付着するが、剥離した境
界局は䞍安定なので、すぐ乱流に遷移し、再付着埌も乱流を保持しおいる
、ずいう説もありたす。 このため、前瞁のずがった翌ではレむノルズ数
が10^5以䞋でも、翌䞊面の境界局は乱流になり、倧仰角でも倱速しにくい
ため、最倧揚力係数を倧きくできる完党乱流翌ずいう䞻匵もありたす。
暡型飛行機の䞭でも、10^5以䞋のレむノルズ数で飛行する機䜓では、前瞁
のずがった翌型が䜿甚されるこずが倚い、こずの説明ずされおいたす。

前瞁で剥離した境界局が再付着するずいうのは正しいようですが、再付着
埌の境界局が乱流ずいうのは、今䞀぀、玍埗できないような感じがしたす。
玍埗できない根拠はありたせん。盎感です。<---- よくハズレる(^^;)

このぞんを、玍埗できるように説明できる枬定デヌタがあるず嬉しいです。
かなり昔に、モデルゞャヌナル誌䞊でこのような議論がされおいたよう
な蚘憶があるのだが、、、結論は出たのだろうか

>あず、暡型飛行機のような䜎レむノルズ数では、䞻翌埌流の圱響が
>尟翌に出おきそうな気がしたすが、実際のずころどうなんでしょう
>それこそ数倀解析しなきゃどうしようもないか...

䞻翌埌流の圱響は実機でも暡型飛行機でも同じくらい、あるいは、䜎レむ
ノルズ数で、”必ず局流”になっおいれば、むしろ理論に乗りやすい教
科曞どおりの圱響があるような感じもしたす。 <--- これも盎感
もちろん、倱速しない範囲で、ですが、倱速盎前で飛行しおいるず、䞻翌
䞊面で郚分的に剥離が発生しお、その枊が尟翌に圓り、圱響が出おくる、
ずいうのはありそうです。 䜎レむノルズ数では剥離しやすいので。
これは、数倀解析でも求めにくいず思いたす。 <--- やっぱり盎感

>> 質問飛行力孊の教科曞で、おすすめの本があれば、教えおください。
>
>加藀寛䞀郎先生の「航空機力孊入門」東京倧孊出版䌚あたりはどうでしょうか
>

加藀寛䞀郎先生の本は、「隠された飛行の秘術」を芋おから、技術的or理
論的な本があれば、読んでみたいず思っおいたした。 探しおみたす。
以前は、玙飛行機では、実機の飛行力孊は圹に立たない、ず思っおいた
のですが、最近は、それなりに有効ず思うようになりたした。

前回、少し曞き忘れたこずがあったので、远加したす。

-------- 玙飛行機の理論 瞊の静安定に぀いお 远加--------

 玙飛行機で氎平尟翌容積を倧きく蚭蚈するもう぀の理由ずしお、
 ・氎平尟翌容積が倧きいずCL=0で飛行できる速床範囲が広くなるのでは
  ないか 
ずいう䞻芳的な経隓があげられたす。
 䞊昇時の高速でCL=0、滑空時の䜎速でCL=0.6に調敎する堎合、尟翌の取
付角ず重心䜍眮の぀で調敎するず、ポむントの速床でのCLしか調敎で
きず、䞭間の速床でのCLは蚭蚈倉曎でしか制埡できたせん。
名人or達人は調敎しおしたうかもしれない。。。。。
䞻翌䞊反角を調敎できれば可胜かも
  → でも、最近、接着剀で固定しおいるので、埌から調敎できない。
 このため、異なる蚭蚈の぀の玙飛行機を同じ手法で調敎したずき、速
床に察しお、モヌメント係数がになるCLモヌメントがバランスしお飛
行できるCLをグラフで衚瀺するず、次のようになるず掚定しおいたす。
CL | *
|+ *=垂盎䞊昇に向いおいる玙飛行機
0.6 | * +=垂盎䞊昇に向いおいない玙飛行機
| * +
| * +
| * +
| * +
| * +
| * +
0.0 +----------------------------------*--------------- 速床
| ^ ^ + *
| | | +
4.5m/s 45m/s
  滑空           発射時の初速
"CL=0たたはCLが非垞に小さい速床範囲"が広いほど、垂盎䞊昇に向いおい
るず刀断できたすが、経隓的に、
 ・氎平尟翌容積が倧きいず垂盎䞊昇時の盎線郚分を長くできる。
 ・垂盎䞊昇時の盎線郚分の長さが同じになるように調敎するず、氎平尟
  翌容積が倧きい機䜓は滑空速床を小さく滑空時のCLを倧きくで
  きる。
ずいう印象がありたす。もちろん、デヌタはありたせん。
 これらは、きちんずモデルを立おお蚈算すれば、数倀解析で確認できそ
うです。 翌型の枬定デヌタが必芁ですが・・・。
蚈算できそうだず思っおから、すでに数ヶ月、、、進展ありたせん。

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