"take" <wg3t...@asahi-net.or.jp> wrote in message
news:8cpe2r$1au$1...@green1.scn-net.ne.jp...
> 確か岩崎通信機の商標がシンクロスコープだったはずでは?
> 他社は全てオシロスコープでしたね。(日立電子、菊水電子、テクトロニクス、
> HP、、、、)
岩通がシンクロスコープを名のっていたのは事実ですが、商標自身は確か東芝の
もので、岩通は許諾を得て使用していたんではなかったでしたっけ?
#東芝だったかどうかちょっと記憶があいまい…
さきほどWebを覗いてみたところ、その岩通も、今ではシンクロスコープという
用語は使用していないみたいですね。
--
O-O asa...@kt.rim.or.jp
p [ Noriyuki 'Asa' Suzuki ]
_ Please reply to asa...@sa.uno.ne.jp
In article <8cpe2r$1au$1...@green1.scn-net.ne.jp>, "take"
<wg3t...@asahi-net.or.jp> wrote:
> オシロスコープとシンクロスコープの違いは何ですか??
> 2つとも波形観測用の測定器だと思うのですが??
オシロスコープは横軸に時間、縦軸に信号電圧を表示する測定器
ですよね。
私の記憶が確かなら、シンクロスコープは2つの入力信号を入力
することが可能で、いわゆる2現象オシロスコープとして使える
ばかりでなく、ひとつの表示点で横軸に信号電圧1、縦軸に信号
電圧2を表示することが可能な測定器を言います。
例えば、信号電圧1として、V1=Vcos(ωt)、信号電圧2としてV2
=Vsin(ωt)の関係を満たすような交流信号を入力すれば、シンク
ロスコープの表示は円を描きます。
シンクロスコープの表示図形は、両者の信号の振幅差、振動数の
差、位相差で変化します。
--
73 Masa JO2AJT/WH2O ex-JL7CLE muc...@postman.riken.go.jp
そうです。
ここにテクトロの2467BHD(アナログ)があります。OSCILLOSCOPEと書いてあります。
ここにテクトロのTDS644B(デジタルストレージ)があります。これも同じです。
> 私の記憶が確かなら、シンクロスコープは2つの入力信号を入力
> することが可能で、いわゆる2現象オシロスコープとして使える
> ばかりでなく、ひとつの表示点で横軸に信号電圧1、縦軸に信号
> 電圧2を表示することが可能な測定器を言います。
はずれ。
単現象のオシロスコープで、トリガのついていない物でもリサージュ
観測ができます。これはシンクロスコープじゃなくてもです。
#岩通でもなく、レベルトリガも付いていない機種。
シンクロスコープは岩通の商標です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
> 例えば、信号電圧1として、V1=Vcos(ωt)、信号電圧2としてV2
> =Vsin(ωt)の関係を満たすような交流信号を入力すれば、シンク
> ロスコープの表示は円を描きます。
このような測定方法を「リサージュ観測」と言います。
> シンクロスコープの表示図形は、両者の信号の振幅差、振動数の
> 差、位相差で変化します。
昔々の話をします。
オシロスコープにトリガが無かった頃、SWEEPと言うつまみで微調整をして
波形を管面に静止させていました。ドンピシャに調整するのは難しいので、
波形はゆっくりと左右に流れていました。
入力信号をレベルトリガして、表示波形を静止させることができるオシロを
岩通が出しました。SWEEPを入力信号に同期(シンクロ)させることから、
シンクロスコープという商品名になりました。
他社もこぞって同じ機能を持ったオシロを出しました。(今ではあたりまえ)
このX軸SWEEPを入力信号にシンクロさせて、管面に波形を静止させることができる
オシロをシンクロと呼ぶようになりました。
#ヘッドフォンステレオをみんなウォークマンと呼ぶのと一緒。
シンクロの方がウン倍も高価だったので、シンクロを持っていると自慢になりました。
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J.Sawada E-Mail:saw...@ba2.so-net.ne.jp
de JQ1BWT
Masayuki Uchida wrote in message <8cr5ch$8te$1...@news.riken.go.jp>...
>内田です。
>私の記憶が確かなら、シンクロスコープは2つの入力信号を入力
>することが可能で、いわゆる2現象オシロスコープとして使える
>ばかりでなく、ひとつの表示点で横軸に信号電圧1、縦軸に信号
>電圧2を表示することが可能な測定器を言います。
>シンクロスコープの表示図形は、両者の信号の振幅差、振動数の
>差、位相差で変化します。
これはX-Yオシロと呼んでいる物ですよね。リサジュー図形をみるとか
信号の位相モニターなどはこういったX-Yオシロで、表示図形が丸いか
歪んでいるか観測するんだと思います。
シンクロスコープと呼んでいる物は走引開始のトリガーレベルを任意に
設定して、表示される波形が常に一定に(止まって)見えるような
陰極線オシログラフの事を呼ぶと思います(そのように理解しています)。
安い(?)オシロスコープは走引トリガーを使わない、内部の同期信号
だけで表示するものがあり、こういう物を単にオシロと呼んで区別している
んだと思います。
#"シンクロスコープ"が商標であったとは知りませんでした。
--
JP1NOM/Sergej
caa2...@pop01.odn.ne.jp
http://member.nifty.ne.jp/jp1nom/
http://members.tripod.co.jp/jp1nom/
(Win98/SEのIE4/5は削除できます!)
In article <38F1391D...@yahoo.co.jp>, "J.Sawada"
<jun_s...@yahoo.co.jp> wrote:
>> 私の記憶が確かなら、シンクロスコープは2つの入力信号を入力
>> することが可能で、いわゆる2現象オシロスコープとして使える
>> ばかりでなく、ひとつの表示点で横軸に信号電圧1、縦軸に信号
>> 電圧2を表示することが可能な測定器を言います。
> はずれ。
すみません。間違いを書いてしまいました。_O_
> 単現象のオシロスコープで、トリガのついていない物でもリサージュ
> 観測ができます。これはシンクロスコープじゃなくてもです。
> #岩通でもなく、レベルトリガも付いていない機種。
>
> シンクロスコープは岩通の商標です。
> ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾
大学の学生実験でリサージュ観測の実験がありました。オペアンプで
微分回路を作って、入力信号の正弦波と微分回路の出力との位相がず
れていることを確認する実験でした。
で、その時使用していたオシロスコープが岩通製だったのですよ、こ
れが…という言い訳で許してください。
> 入力信号をレベルトリガして、表示波形を静止させることができるオシロを
> 岩通が出しました。SWEEPを入力信号に同期(シンクロ)させることから、
> シンクロスコープという商品名になりました。
> 他社もこぞって同じ機能を持ったオシロを出しました。(今ではあたりまえ)
テクトロニクスのギガスコープでナノ秒オーダーの単発信号を扱った
こともあるので、オシロスコープにおけるトリガの重要性は認識して
います。しかし、まさか岩通が開発したものだとは思いませんでした。
> このX軸SWEEPを入力信号にシンクロさせて、管面に波形を静止させることができる
> オシロをシンクロと呼ぶようになりました。
了解しました。
> 確か岩崎通信機の商標がシンクロスコープだったはずでは?
> 他社は全てオシロスコープでしたね。(日立電子、菊水電子、テクトロニクス、
> HP、、、、)
CRT(Cathode Ray Tube:陰極線管,ブラウン管ともいう)を使用した波形観測装置
のことを
一般的にはオシロスコープといいます。(近頃はLCD等もありそうではないですが
。)
オシロスコープの時間軸掃引には自励発振回路を垂直軸の波形で1/nに
同期して観測する方式(自励方式)と、入力波形を検出しそれから
鋸波形(掃引信号)を発生させる方式(トリガ方式)があります。
広義にはどちらもオシロスコープというのですが、岩崎通信機が
「我が社はトリガ方式だ。」ということを強調するために「シンクロスコープ」な
る
名称を使ったという風に記憶しています。
自励方式では繰り返し現象しか観測できないですが、そのため輝度が上がるため
高圧が低くてすみますし、なにより真空管で回路を作っていた時代には回路の
規模が格段に小さくて済み、コスト、消費電力等のメリットはあります。
一方トリガ方式は単発現象の観測が可能ですが、単発現象を見るためには輝度
をあげなければなりませんので高圧が必要になります。また回路規模も大きくなり
当時のシンクロで50MHzまで観測可能なものといえば重量30Kg,消費電力600W位
が普通でした。(昭和30~40年頃)
岩崎通信機の顧問だった関英夫氏の本(「シンクロスコープ」日刊工業社刊)に
このあたりのことがでていたと思います。
--
Susumu Ajioka FURUNO ELECTRIC CO., LTD.
In article <8csbp7$htv$1...@news.riken.go.jp>, "Masayuki Uchida"
<muc...@bmc.riken.go.jp> wrote:
> 内田です。
>
> In article <38F1391D...@yahoo.co.jp>, "J.Sawada"
> <jun_s...@yahoo.co.jp> wrote:
> > 入力信号をレベルトリガして、表示波形を静止させることができるオシロを
> > 岩通が出しました。SWEEPを入力信号に同期(シンクロ)させることから、
> > シンクロスコープという商品名になりました。
> > 他社もこぞって同じ機能を持ったオシロを出しました。(今ではあたりまえ)
岩通が出した(発売した)ということで、発明したではないと思いますが。
日本の他社のオシロスコープが繰り返し掃引が多かったので、
自社のはトリガー方式だということを強調するためシンクロスコープなる名称を
使ったように思います。もちろん今ではごくあたりまえの機能ですので
シンクロスコープなる名称を使用する意味は殆どありません。
> テクトロニクスのギガスコープでナノ秒オーダーの単発信号を扱った
> こともあるので、オシロスコープにおけるトリガの重要性は認識して
> います。しかし、まさか岩通が開発したものだとは思いませんでした。
当時の岩通のシンクロスコープなるものの掃引発生回路(ミラー積分回路)は
テクトロニクスと全くといっていいほど同じです。
(シュミット回路+双2極管のスイッチ+5極管のミラー積分回路+ホールドオフ回路
)
待機状態でミラー積分回路のプレート側からグリッド側に直流的なNFBがかかるた
めドリフトが
少ない特徴があります。
また垂直増幅器に使用の分布増幅器(素子のGB積の塾縛からのがれるため分布常数
回路を
グリッド側とプレート側に入れ、増幅素子のGmのみ加え合わされ、ストレー容量
は
分離される回路)もテクトロニクスと同じです。
その後、半導体方式が出てきて、トランジスタのGB積は真空管と比較にならない位
高いため
分布増幅器はその必要がなくなりました。
また掃引発生回路はトンネルダイオードを使ったものに移行していきましたが、
回路の動作原理は全く変わっていません。
> > このX軸SWEEPを入力信号にシンクロさせて、管面に波形を静止させることがで
きる
> > オシロをシンクロと呼ぶようになりました。
御意